#author("2023-02-25T12:42:04+09:00","","")
#author("2023-05-30T23:18:16+09:00","","")
*クランファイト [#top]

デッキ構築条件の1つである。
-2014年3月から2018年4月まで公式・公認大会におけるレギュレーションの1つであったが、2018年5月の新レギュレーション施行により新レギュレーション内で適用された構築条件に変更された。
--現在では[[Vスタンダード]]と[[プレミアムスタンダード]]で適用されている。

**概要 [#abstract]

 構築条件として、[[クラン]]を1つ選び、その[[クラン]]を含む[[カード]]だけで[[デッキ]]を構築する必要がある。すなわち、[[単一クランデッキ>デッキ集#only_clan_deck]]のみ使用可能という事である。 

 また[[Vスタンダード]]及び[[プレミアムスタンダード]]レギュレーションでは、以下の特殊構築条件が追加される(※があるものはプレミアムスタンダードのみで適用)。

-《[[ロイヤルパラディン]]》を選んだ[[ファイター]]は[[《ブラスター・ダーク》]]の[[カード]]を[[デッキ]]に4枚まで入れることができます。※
-《[[リンクジョーカー]]》を選んだ[[ファイター]]は、[[カード名]]に『[[Я]]』の文字を含む、《リンクジョーカー》に属していない[[カード]]も[[デッキ]]に入れることができます。
--《[[リンクジョーカー]]》を選んだ[[ファイター]]の、カード名に『[[Я]]』の文字を含む異なる[[クラン]]に属する[[カード]]は、元々のテキストとアイコンを失います。([[スキルアイコン]]や[[ギフトアイコン>イマジナリーギフトアイコン]]や[[トリガーアイコン]]を失います)
-[[《ネオンギーゼ》]] を[[メインデッキ]]に入れている[[ファイター]]は、使用しているクランに関係なく〈[[ゼロスドラゴン]]〉を[[Gデッキ]]に入れることができます。※

-特殊構築条件は、旧シリーズの一部カード([[《マジェスティ・ロードブラスター》]]、[[《ネオンギーゼ》]]/[[《破壊の竜神 ギーゼ》]])と一部の[[リンクジョーカー]]のカードが、運用上他[[クラン]]か[[国家]]のカードをほぼ必須とする配慮と思われる(公式には「アニメに登場した特殊なデッキ」と呼ばれる)。
--かつての構築条件である[[Gスタンダード]]と[[Gレギュレーション]](2016年2月29日のルール以降)では、上記の特殊構築条件も適用される。
--上記3つの特殊構築条件の他、2016年1月22日から2018年1月31日まで、「[[カード名]]に「[[宝石騎士]]」を含まない[[グレード]]3の[[カード]]が[[デッキ]]に入っている場合、[[《宝石騎士 そーどみー》]]の[[カード]]を[[デッキ]]に入れることができません。」という特殊構築条件があった。他の特殊構築条件と異なり、そちらは[[《宝石騎士 そーどみー》]]は[[【宝石騎士】]]以外の[[【ロイヤルパラディン】]]において一種のパワーカードとして悪用され続けていたことを考慮しての規制といった意味合いがあると思われる。

-「[[守護者]]」や、[[《マスプロ・セイラー》]]や[[《マシニング・シカーダ》]]等が持つ[[永続能力]]は、「[[メインデッキ]]と[[Gデッキ]]の構築条件を置換する[[置換効果]]」として適用される。

-[[《ブラスター・ブレード・スピリット》]]や[[《ハーモニクス・メサイア》]]等が持つ「この[[カード]]は《(クラン名)》にも属する」という[[永続能力]]は「[[ゲーム]]中だけでなく[[ゲーム]]外でも、常に発揮され続ける[[継続効果]]」として適用される。

-《[[クレイエレメンタル]]》に属する[[カード]]や特定の[[国家]]と[[クラン]]の情報がない[[カード]]は総合ルール 2.2.5により、すべての[[国家]]と[[クラン]]に属する[[カード]]として扱われる。
--各種〈[[ゼロスドラゴン]]〉等、[[国家]]アイコンを持ちだが、単一クランデッキ構築ができる24クランか《[[エトランジェ]]》(単一クランデッキ構築が出来ないが[[スターゲート]]に属するクランである)に属さない[[カード]]は総合ルール2.17.4.2により、当該国家に属するすべてのクランに属する[[カード]]として扱われる。

-同一の条件を用いた大会は「クランファイト」と名付けられる以前から存在しており、主に大型大会・イベントのチーム戦で採用されている(同型デッキの複数採用を防止する為だと思われる)。個人戦では、一部不定期開催の公認大会(「立凪財閥プレゼンツ ニューイヤーファイト」など)以外、この条件は基本的に採用されていなかった。
--当時、この条件はプレイヤー間で「クラン単(大会)」と呼ばれることが多かった。

-[[双剣覚醒]]発売当時のルールでは、[[ロイヤルパラディン]]の特例の内容は「[[シャドウパラディン]]のカードを10枚まで採用することが可能」というものだったが、2014年9月29日の施行構築ルール改正で、[[《ブラスター・ダーク》]]以外の[[シャドウパラディン]]のカードを[[ロイヤルパラディン]]デッキに入れることができない。
--この時期の大会環境において、このルールを本来の意図とは違った形に利用したデッキ、[[《探索者 シングセイバー・ドラゴン》]]軸と[[《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》]]を混合する[[デッキ]]が流行したことを受けての変更であったと思われる。 
-この形式のレギュラー化に伴い、今までに不定期開催されていた「惑星クレイ総力戦」は、「[[エクストリームファイト]]」として、正式な構築条件となった。
--そのためか、クランファイト・エクストリームファイト構築条件の制定の翌月となる2014年4月以降初出のカード(厳密には3/31配布開始のカードファイトパックVol.13から)は、それまでの大半のカードに存在した「同一クランのカードを参照する」要素のほとんどが取り除かれている。[[《Duo いいコト日記 シェリル》]]のようにグレード違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例や[[《正道の探索者 ガンガレン》]]のようにクラン違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例もある。
--そのためか、クランファイト・エクストリームファイト構築条件の制定の翌月となる2014年4月以降初出のカード(厳密には3/31配布開始のカードファイトパックVol.13から)は、それまでの大半のカードに存在した「同一クランのカードを参照する」要素のほとんどが取り除かれていた。[[《Duo いいコト日記 シェリル》]]のようにグレード違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例や[[《正道の探索者 ガンガレン》]]のようにクラン違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例もある。
その後、本ゲームが国家体制に移行した2021年以降、[[スタンダード]]レギュレーションに限って「国家ファイト」が適用されるようになってからは、「同一クランのカードを参照する」要素の含んだ[[カード]]が再び追加されている。
//-単一クランデッキ構築が出来ないクランは使用できない。(→《[[エトランジェ]]》) 

**関連リンク [#link]
-[[スタンダード]]
-[[Vスタンダード]]
-[[プレミアムスタンダード]]
--クランファイト
--[[エクストリームファイト]]
-[[Gレギュレーション]]
-[[Gスタンダード]]