#author("2022-03-20T21:59:17+09:00","","")
#author("2024-02-07T14:23:37+09:00","","")
*《&ruby(ごくえん){獄炎};のゼロスドラゴン ドラクマ/Zeroth Dragon of Inferno, Drachma》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[ドラゴンエンパイア]] - [[ゼロスドラゴン]] パワー25000+ / シールドなし / ☆1|
|【究極超越】&size(11){(あなたの表のGゾーン3枚以上で解放!Gゾーンに戻る際、Gゾーンを除外!)}; - ストライドステップ - [あなたのヴァンガードと同名のカードを手札から1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、相手のユニットすべてを退却させ、表でバインドし、相手は自分の手札から3枚選び、2枚を捨て、1枚を(V)に【スタンド】でライドする。&size(11){(ヴァンガードも退却し、手札がないならソウルからライドする。どれもできないなら敗北)};|

 [[究極超越]]で収録された[[ドラゴンエンパイア]]の[[Gユニット]]。

 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に、[[カウンターブラスト]](2)で、[[相手]]の[[ユニット]]すべてを[[退却]]させ、表で[[バインド]]し、[[相手]]は[[手札]]から3枚選び、2枚を[[ドロップ]]し、1枚を[[ヴァンガードサークル]]に[[スタンド]]で[[ライド]]する[[自動能力]]を持つ。

 単純な[[リアガード]]の[[退却]][[能力]]持ちとしては破格の[[コスト]]効率を誇り、加えて表で[[バインド]]するため[[退却]]に対する耐性を付加する[[能力]]も封殺できる。
 また範囲は「[[相手]]の[[ユニット]]すべて」であり、[[目標]]を選ぶ処理を介さないことで[[抵抗]]などの影響を受けず、[[ヴァンガード]]まで[[退却]]させ、表で[[バインド]]する。
 [[退却]]と[[バインド]]を行った後、[[相手]]は[[手札]]から2枚を[[ドロップ]]、1枚を[[ヴァンガードサークル]]に直接[[ライド]]することで、[[フィールド]]に置かれていた[[ユニット]]すべてに加えて[[手札]]3枚を失うことになる。
 [[相手]]の[[手札]]の内容にもよるため能動的には狙うのは難しいが、[[相手]]が[[グレード]]2以下の[[カード]]を[[ライド]]した場合には、[[ヴァンガード]]に[[パワー]]の低下による要求[[シールド]]値の増加、その[[ターン]]の[[ガードステップ>バトルフェイズ#close_step]]中に訪れる[[プレイタイミング]]における[[相手]]の[[手札]]や[[Gゾーン]]からの[[コール]]の制限といった恩恵を享受できるようになる。

 この[[能力]]によって[[相手]]にどれだけの選択肢を奪いフィニッシュに持ち込める算段を整えられるかは、その[[ゲーム]]の展開によって大きく異なる。
 総じて、[[相手]]の[[フィールド]]や[[手札]]の内容を読み、適切な使用タイミングを図ることが非常に重要な、上級者向けの[[カード]]であると言える。

-[[相手]]の[[手札]]が2枚以下の場合にこの[[能力]]を[[プレイ]]し、[[コスト]]を払った場合、[[相手]]は[[手札]]から1枚を[[ヴァンガードサークル]]に直接[[ライド]]する[[効果]]の[[解決]]に失敗するため、[[解決]]後に[[ルール処理]]『[[ヴァンガードがいなくなった時の処理]]』が発生する。
--[[ルール処理]]『[[ヴァンガードがいなくなった時の処理]]』が発生した場合、[[相手]]は[[ソウル]]から1枚を直接[[ヴァンガードサークル]]に[[ライド]]することになるが、[[相手]]の[[ソウル]]が1枚もない場合は代わりに[[ルール処理]]『[[敗北処理]]』が発生し、[[相手]]はその[[ゲーム]]に敗北することになる。

-[[効果]]からは、[[かげろう]]や[[なるかみ]]の[[退却]]、[[なるかみ]]の[[バインド]]、[[ぬばたま]]の[[ドロップ]]と[[ドラゴンエンパイア]]に属する、複数の[[クラン]]の特徴が見られる。

-アニメ『カードファイト!!ヴァンガードG Z』では[[使徒]]の操る[[ゼロスドラゴン]]として登場。本来は[[シラヌイ>シラヌイ(ディフライダー)]]が持つはずだったが、『NEXT』でディフライドを解除してクレイに帰ってしまったため、傭兵として加入した[[ダムジッド>ダムジッド(ディフライダー)]]が代わりに与えられた。
-第5話(VS[[東海林カズマ]])では[[《ドラゴニック・ブレードマスター “紅焔”》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]として[[超越]]、[[能力]]でカズマの[[ユニット]]を全て[[退却]]・[[バインド]]させた上で[[ヴァンガード]]を[[《竜刻魔道士 リア・ファル》]]に強制[[ライド]]させ[[アタック]]し、[[ドライブチェック]]で出た[[《マズルフラッシュ・ドラゴン》]]と[[《スプリットバーン・ドラゴン》]]により[[クリティカル]]+2を得て、合計3ダメージを与えフィニッシャーとなった。
-第8話(VS[[安城トコハ]])でも[[《ドラゴニック・ブレードマスター “紅焔”》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]として[[超越]]、[[能力]]によってトコハの[[ユニット]]を全て[[退却]]・[[バインド]]させ、[[ヴァンガード]]を[[《幻蒼のラナンキュラス アーシャ》]]に強制[[ライド]]させた。しかし、続く[[アタック]]を[[《絆の守護銃士 アンテロ》]]により[[ガード]]された上、[[ドライブチェック]]ではトリガーが1枚しか出ず失敗。[[エンドフェイズ]]に[[究極超越スキル]]の処理により、自身を含む[[Gゾーン]]のカード全てを表で除外した。
--第5話(VS[[東海林カズマ]])では[[《ドラゴニック・ブレードマスター “紅焔”》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]として[[超越]]、[[能力]]でカズマの[[ユニット]]を全て[[退却]]・[[バインド]]させた上で[[ヴァンガード]]を[[《竜刻魔道士 リア・ファル》]]に強制[[ライド]]させ[[アタック]]し、[[ドライブチェック]]で出た[[《マズルフラッシュ・ドラゴン》]]と[[《スプリットバーン・ドラゴン》]]により[[クリティカル]]+2を得て、合計3ダメージを与えフィニッシャーとなった。
--第8話(VS[[安城トコハ]])でも[[《ドラゴニック・ブレードマスター “紅焔”》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]として[[超越]]、[[能力]]によってトコハの[[ユニット]]を全て[[退却]]・[[バインド]]させ、[[ヴァンガード]]を[[《幻蒼のラナンキュラス アーシャ》]]に強制[[ライド]]させた。しかし、続く[[アタック]]を[[《絆の守護銃士 アンテロ》]]により[[ガード]]された上、[[ドライブチェック]]ではトリガーが1枚しか出ず失敗。[[エンドフェイズ]]に[[究極超越スキル]]の処理により、自身を含む[[Gゾーン]]のカード全てを表で除外した。

**関連カード [#card]
-[[究極超越スキル]]

-[[《炎雷の原初竜 ギルガル》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''竜神「ギーゼ」の力が込められた「破壊の竜骨」と呼ばれる楔が、打ち込まれた周囲の精霊を吸収して受肉した恐るべき兵器。ギーゼは「ドラクマ」と言う名で識別していたが、メサイア陣営からは「獄炎」という二つ名で呼ばれていたらしく、後の文献でもその通称で記されていることが多い。クレイにおいて最も力ある竜脈が眠る大陸――現代のドラゴンエンパイアにあたる大地に打ち込まれた楔であり、最も力に満ちあふれたゼロスドラゴンであったとされる。そのぶん制御も難しく、ギーゼがクレイの支配を完遂した時には、すでに大陸の半分近くがドラクマによって破壊されていたという。この際、ドラクマを討った戦士が振るっていたとされる2本の剣は「黙示録の剣」と称され、力ある猛将の手を渡り歩く数奇な運命を辿ることになる。'''

'''''現在のクレイ各国の戦況&br;ドラゴンエンパイア''&br;最も広大な領土を誇る国であるため、降下した「星輝兵」の量も最大。領空を守護する二大柱軍“かげろう”と“なるかみ”、陸上の強襲部隊“たちかぜ”をはじめとする総力を結集して、侵略者の殲滅にあたっている。'''

**FAQ [#faq]
-Q3591 (2017-11-17)
Q. 「退却させ、バインドする」は「退却させた時」や「リアガードがドロップゾーンに置かれた時」の条件を満たしますか?
A. はい、満たします。リアガードがドロップゾーンに置かれた後、バインドゾーンに置かれるからです。
-Q3592 (2017-11-17)
Q. 複数のカードが同時にバインドゾーンに置かれた場合、このカードの能力は何回発動しますか?
A. バインドゾーンに置かれたカードの枚数分発動します。
-Q3594 (2017-11-17)
Q. 「ソウルからライドする」は登場時の能力は発動しますか?
A. はい、発動します。
-Q3707 (2018-02-23)
Q. 「退却させ、バインドする」は「退却させた時」や「リアガードがドロップゾーンに置かれた時」の条件を満たしますか?
A. はい、満たします。リアガードがドロップゾーンに置かれた後、バインドゾーンに置かれるからです。
-Q4193 (2018-10-05)
Q. “1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果によりライドしたユニットが、どちらのファイターのターンか指定がない、“(V)に登場した時”を条件とする自動能力を持っていました。その自動能力は発動しますか?
A. はい、発動します。有効な自動能力は、“~時”を満たすことで発動します。そのため、「獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ」の“1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果によりライドした場合でも、“(V)に登場した時”という自動能力の条件は満たされるため、発動します。
-Q4194 (2018-10-05)
Q. “1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果により、「混じり合う根絶者 ケヰヲス」がライドしました。「混じり合う根絶者 ケヰヲス」の“登場した時”を条件とする自動能力の効果により、Gユニットである「獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ」がデリートされた場合、パワー等はどのようになりますか?
A. デリートされた「獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ」は裏向きとなり、元々のパワーは0になり、表面に書かれたテキストのみを失います。ただし、デリートされた場合でも、ハーツカードから得たパワーやカード名は有効です。また、カード名やスキルアイコン等、その他のカードの情報は維持されます。また、Gユニットがデリートされた場合でも、エンドフェイズにGゾーンに表向きで置かれる処理は実行されるため、デリート状態の「獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ」はGゾーンに表向きで置かれ、「獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ」を含めGゾーンのカードは除外されます。
-Q4195 (2018-10-05)
Q. “1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果により、新たなヴァンガードがライドする際、ソウルの一番上に“《(クラン)》がこのユニットにライドした時”を条件とする自動能力の【リミットブレイク】(4)を持つカードが存在していました。指定されたクランにライドした場合、そのカードの【リミットブレイク】(4)は発動しますか?
A. いいえ、発動しません。「ソウル」は、ヴァンガードの下に重ねて置かれますが、「ヴァンガード」ではありません。そのため“《(クラン)》がこのユニットにライドした時”という条件は満たされないため、【リミットブレイク】(4)が発動しません。
-Q4196 (2018-10-05)
Q. 手札が2枚以下の場合、このカードの“相手は自分の手札から3枚選び、2枚捨て、1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果はどのように解決しますか?
A. “相手は自分の手札から3枚選び、2枚捨て”という効果が可能な限り解決された後に、ソウルからライドが行われます。3枚を選択できない場合でも、可能な限り手札を選択し、“2枚捨て”という効果を解決します。
-Q4197 (2018-10-05)
Q. “1枚を(V)に【スタンド】でライドする”という効果によりライドできるユニットのグレードに指定はありますか?
A. いいえ、ありません。グレードに関わらず、手札もしくはソウルからライドを行います。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[究極超越]]|G-BT13/001 [[ZR]] イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''獄炎&br;Inferno'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[竜神烈伝]]|G-BT14/SR02 [[SCR]] イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ》,Gユニット,グレード4,ドラゴンエンパイア,ゼロスドラゴン,【究極超越】);