#author("2024-01-13T21:12:33+09:00","","") *《&ruby(しょく){蝕};&ruby(めつ){滅};の&ruby(りゅう){龍};&ruby(じゅ){樹}; グリフォギィラ》[#top] #author("2024-11-28T20:49:47+09:00","","") *《&ruby(しょく){蝕};&ruby(めつ){滅};の&ruby(りゅう){龍};&ruby(じゅ){樹}; グリフォギィラ/Dragontree of Ecliptic Decimation, Griphogila》[#top] |[[ノーマルユニット]] 〈10〉 ([[ツインドライブ!!]]) ([[ペルソナライド]])| |―― - [[ヒュドラグルム]] パワー13000 / シールドなし / ☆1| |&color(red){【永】};【(V)】:あなたのターン中、あなたの(R)の龍樹マーカー1つにつき、このユニットのパワー+5000。3つ以上なら、このユニットのクリティカル+1。&br;&color(green){【自】};【(V)】&color(purple){【ターン1回】};:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたのライドデッキから表の災厄カードを1枚選び、除外する。除外しなかったら、ライドデッキから【超】トリガーを1枚選び、公開し、そのトリガー効果と追加効果すべてを発動させ、除外し、龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる。| [[龍樹侵攻]]で収録された[[グレード]]10の[[ノーマルユニット]]。 [[グレード]]10であるため、通常の方法では[[ノーマルライド]]できず、運用するには[[《グリフォシィド》]]の[[自動能力]]による[[スペリオルライド]]が前提となる。 その[[《グリフォシィド》]]共々特定の国家に属さないため、各[[国家]]の戦術を取り込みながらの幅広いデッキ構築が可能。 ただし、それぞれの[[能力]]は[[龍樹マーカー]]を参照するため、その性能を引き出すには追加の[[龍樹マーカー]]を配置する[[能力]]を持つ他の「[[龍樹]]」を含む[[ユニットカード]]を擁する五大国家のいずれかの[[デッキ]]での運用が推奨される。 なお、他の[[カード]]によって[[ソウル]]を増やしていない場合、この[[カード]]が[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時点で[[ソウル]]は[[《グリフォシィド》]]1枚のみである。 そのため、追加の[[龍樹マーカー]]は主に[[グレード]]1の「[[龍樹]]」を含む[[ユニットカード]]を主に利用するようにすると、[[ソウルブラスト]]が必要な[[グレード]]2の「[[龍樹]]」を含む[[ユニットカード]]を利用するより融通が効きやすい。 1つ目の[[能力]]は、自分のターン中、[[リアガードサークル]]の[[龍樹マーカー]]1つにつき[[パワー]]+5000し、3つ以上ならばさらに[[クリティカル]]+1する[[永続能力]]。 この[[ユニットカード]]を[[ライド]]するためには[[《グリフォシィド》]]の自動能力で龍樹マーカー2つは確保されるため最低でも[[パワー]]23000、追加の龍樹マーカーを1つ配置するだけでパワー28000/クリティカル2となる。 リソース消費は大きいので容易ではないがリアガードサークルの龍樹マーカーを5つ揃えることができたなら、最大パワー38000/クリティカル2となり相手に対して大きなプレッシャーをかけることが可能。 2つ目の能力は、[[ヴァンガード]]にアタックした時に、[[ライドデッキ]]から表の[[災厄]]カードを1枚除外し、それが出来ない場合は[[オーバートリガー]]を1枚公開して除外し、そのトリガー効果と追加効果を発動させ、龍樹マーカーの置かれたリアガードサークルの[[リアガード]]を全て[[スタンド]]させる[[自動能力]]。 普通に進めた場合、[[オーバートリガー]]を使用できるのはライドしてからさらに4回のアタックが必要となるため、最速でも11~12ターン目となるが、強烈な効果を持つオーバートリガーを能動的に発動することができる数少ない方法の一つとなる。 災厄カードとオーバートリガーがなくなった場合でも[[リアガード]]を[[スタンド]]させる処理は行えるため、積極的にアタックを狙いたい。 この能力の都合上、本領発揮は従来のデッキよりもかなり遅い。 そのため[[カウンターブラスト]]を消耗させる、相手の[[リアガード]]を減らしておくなど、ファイトを長期戦に持ち込むプレイングが望ましい。 なお、追加の[[龍樹マーカー]]を配置可能な5大[[国家]]で使用できる各[[オーバートリガー]]が適用された場合は以下のようになる。 -[[《再起の竜神王 ドラグヴェーダ》]]:ヴァンガードの攻撃を含めた6連続攻撃。[[《ヴェルリーナ・エスペラルイデア》]]とは相性が良く、両列に置けば8回攻撃も可能。 -[[《怨恨の冥竜神 ゴルマギエルド》]]:自分のターン中、ヴァンガードのパワー+10000/クリティカル+1。 -[[《無窮の星竜帝 エルドブレアス》]]:前列のパワー・クリティカルを倍にした状態で再度攻撃。グリフォギィラは基本的に条件を満たしていればクリティカルが基本的に2になるため、トリガーの効果でクリティカル4の攻撃を叩き込むこともできる。 -[[《栄典の光竜神 アマルティノア》]]:グレード3を前列に配置すれば、ツインドライブ!!を三度行える。 -[[《天恵の源竜王 ブレスファボール》]]:[[ドロートリガー]]、[[クリティカルトリガー]]、[[フロントトリガー]]、[[ヒールトリガー]]の固有効果に相当する効果を使いながら、リアガード全てでもう一度攻撃。 -[[《決意の精霊王 オルバリア》]]:[[ユニット]]2枚の[[パワー]]+1億して再攻撃。 -[[《焼尽の精霊王 ヴァルナート》]]:スタンドしているリアガード1枚に自己[[スタンド]]能力を与えて再攻撃。グリフォギィラの能力に含まれるスタンド効果の適用はオーバートリガーの効果の適用処理よりも後なので《スパレーションリアクター・ドラゴン》等を利用しない限り手数は変わらないものの、パワー1億やその後のドライブチェックで発動したトリガー効果を適用した状態での2回攻撃が狙えるので使い方次第で強烈な一手になる。 -[[《水界の精霊王 イドスファロ》]]:ドロップから1枚を手札に加え、[[ユニット]]1枚の[[クリティカル]]+1。 -本ゲームにおいて、ヴァンガード史上初の[[グレード]]10という規格外のカード。 --初出時点では[[《絶界巨神 ヴァルケリオン》]](グレード5)を上回り、公式大会で使用可能な[[カード]]で最も高い[[グレード]]の値を持っていた。 ---この記録は後に追加された[[《滅尽の覇龍樹 グリフォギィラ・ヴァルテクス》]](グレード11)によって破られている。 -アニメでは「will+Dress」において向江ジンキが使用する[[ユニットカード]]。シーズン3ではギィも使用している。 --シーズン2第3話(VS廻間ミチル)では「ミチルに合わせた」として[[ダークステイツ]]のデッキに投入されている。[[《グリフォシィド》]]の能力により[[スペリオルライド]]され、[[《パンデモニウム・タクティクス》]]により[[ソウルチャージ]]を行った。返しのミチルのターンでは[[《魔宝竜 ドラジュエルド》]]の[[能力]]で[[パワー]]を1にされたが、続く攻撃は防ぎきり1ダメージに抑えた。その後[[ペルソナライド]]しつつ、[[《龍樹の落胤 デモン・シェリダー》]]の能力で[[龍樹マーカー]]を増やしながらミチルの[[リアガード]]を削りつつ、ガードに徹することで[[カウンターブラスト]]を消耗させて時間を稼ぎ、[[ライドデッキ]]の災厄カードを次々と除外していった。最終的には[[《怨恨の冥竜神 ゴルマギエルド》]]を除外しそのトリガー効果によりパワー1億61000、クリティカル3の状態で[[《魔宝竜 ドラジュエルド》]]を攻撃し、フィニッシャーとなった(ミチルはこのユニットのアタックのみ防ぎきる算段だったが[[守護者]]が手札になく、[[オーバートリガー]]によるパワー増加によりヒットが確定した)。 --続くシーズン2第6話(VS羽根山ウララ)では「トリガーを捲り合おう」として[[ストイケイア]]のデッキに投入されている。[[《寄る辺亡き魂よ、我が身に集え》]]と[[《龍樹の落胤 ビスト・アルヴァス》]]のコンボを活かし、連続トリプルドライブを軸にした戦術を披露した。最終的にはウララへの6点目のダメージをダメージチェックで[[《天恵の源竜王 ブレスファボール》]]が出たことで回避されるが、続くこの[[ユニット]]のアタックにおいて自動能力で[[ライドデッキ]]から[[《天恵の源竜王 ブレスファボール》]]を除外し効果を発動。続くドライブチェックでパワー合計が1億53000となり、[[《満開の大行進 リアノーン》]]のパワー1億48000を上回りフィニッシャーとなった。 --シーズン3第1話(ギィ(あるいはジンキがギィに洗脳)VS近導ユウユ(1回目))では[[《ヴェルリーナ・エスペラルイデア》]]との相性の良さを加味して、[[ドラゴンエンパイア]]を選択。5連続アタックでユウユを下した。 --シーズン3第7話(VS向江ジンキ)では[[ケテルサンクチュアリ]]を選択。9ターン目に[[《滅尽の覇龍樹 グリフォギィラ・ヴァルテクス》]]を繰り出した。 --シーズン3第12~13話(VS近導ユウユ(2回目))では、[[ブラントゲート]]を選択、ライド時の台詞が変更されている。 -ライド時の台詞は「種は根付き、芽吹くは災厄。来臨せよ、破滅の申し子! 《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》にライド!」(Season3第7話まで) 「種は根付き、芽吹くは災厄。星を贄にて、大樹ははびこる。来臨せよ、破滅の申し子!すべてをむしばみ、喰らい尽くせ!《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》にライド!」(Season3第12話) -ライド時にはいずれもイメージにおいて、惑星クレイに[[《グリフォシィド》]]が着弾し、巻き起こった爆発の中からこのユニットが出現する様子が描かれている。 **関連カード [#card] -「[[龍樹]]」 -「[[グリフォギィラ]]」 -[[龍樹マーカー]] -[[災厄カード>災厄]] -[[《グリフォシィド》]] -[[《終末の来臨》]] -[[《禍々しい変容》]] -[[《終わりの始まり》]] **ユニット設定 [#profile] '''惑星クレイを脅かしてきた様々な災厄の末、龍樹の種グリフォシィドがついに成体となった姿。&br; 歴史上、邪悪な存在が集まりやすく、最初に疑われるはずのギーゼ=エンド湾中心部を巧みに擬態することで、時満ちるまで(龍樹が成体となるのに充分な時間)我々の捜査を攪乱することに成功した。&br; その力は時空間にも働きかける事ができるようで、そうした外敵に備えられ長年守られてきたはずの暁紅院にさえ侵入し、天輪の巫女リノとサプライズ・エッグ、トリクスタと焔の巫女たちを危機に陥れた。&br; しかもオラクルたちの予言によれば、これでもまだ真の力は発揮していないという。&br; なんと恐るべき存在であろうか。&br;&br; この記録が誰かの目に触れることがあれば、行方知れずとなった天輪の一行に伝えて欲しい。&br; 惑星クレイの地上のほとんどは龍樹の勢力に落ちている。龍樹による支配は暴力ではなく(龍樹の落胤や信者との)同化を旨としているが、むしろこちらの方が私には恐ろしい。同化は抵抗する気力や団結を根本から、しかし確実に奪うからだ。その支配の第一歩が&ruby(マジックターミナル){水晶玉};ネットワークの壊滅だった事がその狡猾さを示している。&br; 龍樹がとった戦術「浸透」は実に巧みに、しかし燎原の火のように我々、クレイの民と土地を侵略することに成功した。だが諦めてはいけない。この&ruby(ほし){惑星};の支配として大勢は決しても、まだ希望の光はあるはずだ。&br; 天輪聖竜ニルヴァーナよ。我らが偉大なる太陽。&br; どうか龍樹の脅威に対し、対抗する力を与えたまえ。&br;&br; 元シャドウパラディン第5騎士団副団長 厳罰の騎士ゲイド 拝&br;希望あふれる世界の再来に、祈りを込めて''' **FAQ [#faq] -Q8537(2023-02-02) “龍樹マーカー”とは何ですか? 龍樹マーカーとは、サークルに置くことで効果を発揮するマーカーです。マーカーはカードと異なり、ユニットやカードとして選択できず、カードに対する指示の影響を受けません。 龍樹マーカーが置かれているサークルにいるユニットは、自分のターン中、自分のヴァンガードが「龍樹」か「マスクス」を含むなら、パワー+5000されます。 -Q8482(2023-02-02) グレード10のこのカードをライドデッキに入れることはできますか? いいえ、できません。 -Q8481(2023-02-02) グレード10のこのカードから、別のこのカードにノーマルライドすることはできますか? また、ノーマルライドできる場合、ペルソナライドは発動しますか? 「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」から、「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」にノーマルライドすることはできます。 また、その場合、ペルソナライドは発動します。 -Q8480(2023-02-02) このカードの“このユニットがアタックした時”を条件とする自動能力により、“あなたのライドデッキから表の災厄カードを1枚選び、除外する”という効果が実行される状況です。 ライドデッキに表の災厄カードが1枚以上置かれている場合でも、その災厄カードを選ばず、除外しないことはできますか? いいえ、できません。 “~まで”とない場合、それが可能な限りその数になるまで目標を選ぶ義務があります。 選ぶことのできる場合に、選ばないことを選択することはできません。 -Q8479(2023-02-02) すでにライドデッキから災厄カードや【超】トリガーを除外しているため、このカードの“このユニットがアタックした時”を条件とする自動能力により、ライドデッキから災厄カードや【超】トリガーを選べない状況です。 この場合“龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる”効果は解決できますか? はい、できます。 能力の効果は可能な限り実行されます。 そのため、“ライドデッキから【超】トリガーを1枚選び、公開し”という効果が実行できない場合でも、“龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる”効果は可能な限り実行されます。 -Q7951(2022-07-21) 【ターン1回】の能力を持っているユニットが複数枚いる場合、どれか1つしか使えないのですか? いいえ、使えます。【ターン1回】の能力は、カードごとにそれぞれ各ターンに1回使うことができます。 **収録情報 [#pack] |[[ブースターパック>カードリスト#d_bt]]|[[龍樹侵攻]]|D-BT09/016 [[RRR]] 2023 イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''大地を侵す&ruby(ね){悪意};は深く。&ruby(かがやき){運命力};を糧に、&ruby(ほろび){枝葉};が繁る。'''| |~|~|D-BT09/FFR16 FFR 2023 イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''(※なし)'''| |~|~|D-BT09/DSR02 DSR 2023 イラスト/[[CLAMP]]|~| ---- &tag(《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》,ノーマルユニット,グレード10,ヒュドラグルム,「龍樹」,「グリフォギィラ」);