#author("2023-12-30T10:36:47+09:00","","")
#author("2024-02-11T11:39:52+09:00","","")
*《&ruby(せいそう){星葬};のゼロスドラゴン スターク/Zeroth Dragon of Destroy Star, Stark》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[スターゲート]] - [[ゼロスドラゴン]] パワー25000+ / シールドなし / ☆1|
|【究極超越】&size(11){(あなたの表のGゾーン3枚以上で解放!Gゾーンに戻る際、Gゾーンを除外!)}; - ストライドステップ - [あなたのヴァンガードと同名のカードを手札から1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、そのターン中、このユニットのドライブ-2し、このユニットはアタックしても【レスト】せず、このターンに3回までアタックできる。|

 [[The GALAXY STAR GATE]]で収録された[[スターゲート]]の[[Gユニット]]。

 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](2)で、[[ドライブ]]-2を得て、自身は[[アタック]]しても[[レスト]]せず、この[[ターン]]に3回まで[[アタック]]できる[[自動能力]]を持つ。

 [[コスト]]は多少重いが、[[ドライブ]]1で3回の[[アタック]]が行える。
 合計の[[ドライブチェック]]の回数は変動しないものの、[[元々のパワー]]10000の[[カード]]を[[ハーツ化>ハーツ]]したとして単体[[パワー]]35000に達しているこの[[カード]]の手数が増えることで要求[[シールド]]値に関しては大幅に増やせる。また、[[フォース・マーカーⅡ>フォース・マーカー]]をVサークルに配置してやれば、合計クリティカル6となり、それだけで致死圏に入れることができる。

 また、「[[アタック]]しても[[レスト]]せず、3回まで[[アタック]]できる」という[[効果]]の性質上、一般的な[[ヴァンガード]]を[[スタンド]]する[[能力]]のように[[スタンド]]ないし[[レスト]]を介する[[能力]]には一切作用しないので、[[《メチャバトラー ランボール》]]や[[《コマンダーローレル》]]等とのシナジーはないが、[[相手]]の[[《ブリリアン・ブリスター》]]の[[効果]]も受け付けず、さらに単体で機能するので[[《無法怪神 オブティランドス》]]の[[コール]]封じの影響も受けにくいため、[[【メガコロニー】]]に対して有利に立ち回りやすいという特徴も有している。

 [[【ノヴァグラップラー】]]であれば、[[《メテオカイザー ガンドリード》]]や[[《メテオカイザー ユニオール》]]等の存在により他の[[ファイター]]の[[ターン]]中に[[カウンターチャージ]]が狙えるので、調整を間違えなければ[[コスト]]は捻出しやすい。
 また、原則的に[[リアガード]]を多く必要とする[[【ノヴァグラップラー】]]は、[[【かげろう】]]や[[【なるかみ】]]等が行う[[退却]]や[[【リンクジョーカー】]]の[[呪縛]]、[[【ギアクロニクル】]]の[[山札]]送りといった[[リアガード]]潰し全般を苦手としており、最悪[[ヴァンガード]]しか[[アタック]]できない状況に陥らされても[[《メテオカイザー ビクトプラズマ》]]のようにリソースさえ残っていれば単独で逆転が狙えるこの[[カード]]の存在は大きいと言える。

 [[【ディメンジョンポリス】]]では、[[ヴァンガード]]の[[パワー]]を増やす手段が豊富なので[[相手]]に要求できる[[シールド]]値を引き上げやすい。
 一例として「[[ギャロップ]]」の[[カード]]を[[ハーツ化>ハーツ]]したなら、この[[カード]]の[[パワー]]を2倍にまで増加できる[[《宇宙勇機 グランスカウト》]]を利用することで単体[[パワー]]72000以上に達し、[[リアガードサークル]]に置いた[[《駆け抜ける英機 グランギャロップ》]]を単体[[パワー]]23000/[[クリティカル]]4にするといったオーバーキル気味なコンボが狙える。
 他にも[[【次元ロボ】]]であれば「[[ダイユーシャ]]」の[[カード]]を[[ハーツ化>ハーツ]]しておけば、[[《次元ロボ ゴーキャノン》]]の[[起動能力]]でこの[[カード]]の[[クリティカル]]を増やすことで決定力を高めることができる。
 また、[[《超次元ロボ ダイザウラス》]]といったドライブを増やす能力も好相性。ハーツカードのパワーが10000あれば要件を容易に達成するので、ドライブチェックを6回行える。

 [[相手]]の[[リアガード]]の[[呪縛]]を中心に活用する[[【リンクジョーカー】]]では、[[相手]]の[[デッキ]]が[[解呪]]等の[[呪縛カード>呪縛]]の処理を行える手段を有していて[[呪縛]]による戦術があまり有効でない場合のフィニッシャーとして活躍が期待できる。
また、戦術が有効に働いている際も、[[《両断の星輝兵 ジルコニウム》]]のスキルによってクリティカルを嵩増ししてやることで強烈なフィニッシャーに仕立て上げることもできる。
 特に[[相手]]の[[解呪]]によって戦術が瓦解しやすい[[【星輝兵】]]、とりわけ[[【Я】]]では貴重な戦力となる。
 ただし、[[リンクジョーカー]]は[[呪縛]]や[[解呪]]、[[デリート]]等の特殊なギミックを実質的に要求している[[カード]]が多く、それらとのシナジーは期待しにくい。
 [[究極超越スキル]]の[[コスト]]に関しては[[《星輝兵 ペンローズゲート》]]や[[《星輝兵 プランク・ドラコキッド》]]等を有する[[【カオス】]]、[[《デスティニー・ディーラー》]]や[[《ネオンメサイア》]]等を有する[[【メサイア】]]であれば捻出しやすい。

 総じて、[[スターゲート]]に属する[[クラン]]全ての短所を補うことのできる、極めて優秀な[[カード]]である。

-総合ルール 2.17.4.2により、この[[カード]]は[[ノヴァグラップラー]]、[[ディメンジョンポリス]]、[[エトランジェ]]、[[リンクジョーカー]]にも属している[[カード]]として扱われるため、[[プレミアムスタンダード・クランファイト>プレミアムスタンダード]]における[[【リンクジョーカー】]]では[[クレイエレメンタル]]の[[ヴァンガード]]がいる場合と同様に、[[リアガードサークル]]にいる[[《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》]]や[[《暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ》]]は、他に[[ノヴァグラップラー]]、[[ディメンジョンポリス]]、[[エトランジェ]]に属していない[[リアガード]]がいなければ、[[盟主]]が有効にならず、[[アタック]]を行える。
--[[【Я】]]であれば、十分実用的なテクニックとなるので覚えておきたい。

-アニメ「カードファイト!!ヴァンガードG Z」では[[カオスブレイカー(ディフライダー)]]が使用。
--第13話(VS[[東海林カズマ]])では[[《星輝兵 カオスブレイカー・クローズ》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]し、[[能力]]を使用して[[ドライブ]]-2を得て、[[アタック]]しても[[レスト]]せず、3回まで[[アタック]]可能となった。[[《覚醒を待つ竜 ルアード》]]に3回[[アタック]]し、ファーストアタックは[[ヒット]]し、[[《覚醒を待つ竜 ルアード》]]に1[[ダメージ]]を与え、セカンドアタックは[[《暗黒竜 プロットメイカー・ドラゴン》]]による[[シールド]]25000の[[ガード]]で[[ヒット]]を防がれ、ファイナルアタックでは[[《星輝兵 メトンアクス・ドラゴン》]]による[[ブースト]]、[[ドライブチェック]]ででた[[《星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[パワー]]+16000/[[クリティカル]]+2を得て、[[《暗黒竜 プロットメイカー・ドラゴン》]]と[[《デスフェザー・イーグル》]]による合計[[シールド]]35000の[[ガード]]を突破して[[ヒット]]し、[[《覚醒を待つ竜 ルアード》]]に2[[ダメージ]]を与え、フィニッシャーとなった。
--第19話(VS[[櫂トシキ]]&[[先導アイチ]])では、[[《星輝兵 カオスブレイカー・クライシス》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]し、[[能力]]を使用して[[ドライブ]]-2を得て、[[アタック]]しても[[レスト]]せず、3回まで[[アタック]]可能となった。[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny”》]]に3回[[アタック]]し、ファーストアタックと[[ドライブチェック]]ででた[[《星輝兵 アポロネイル・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[パワー]]+5000/[[クリティカル]]+1を得た上で[[ヒット]]し、[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny”》]]に2[[ダメージ]]を与え、セカンドアタックでは[[《プロテクトオーブ・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[ヒット]]を防がれるが、[[ドライブチェック]]ででた[[《星輝兵 アポロネイル・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[パワー]]+5000/[[クリティカル]]+1を得た。ファイナルアタックでは[[《星輝兵 ボルトライン》]]による[[ブースト]]で[[パワー]]+7000を得るが、[[《小さな大賢者 マロン》]]と[[《沈黙の勇士 ギャラティン》]]、[[《ブルーレイ・ドラコキッド》]]2枚による合計[[シールド]]50000の[[ガード]]による[[ヒット]]を防がれ、[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]の処理により自身を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。[[ゲーム]]の終了後、この[[カード]]は[[ギーゼ(ディフライダー)]]の手に渡っている。

--超越時の台詞は「我が未来の全てを賭けて、深淵なる虚無に挑みし勇者に甘美なる絶望を! 我が未来を食らい顕現せよ、スターゲートのゼロスドラゴン! アルティメットストライド!《星葬のゼロスドラゴン スターク》!」(第13話)
「我が未来の全てを賭けて、全ての希望へ絶望の終幕を! 我が未来を食らい顕現せよ、スターゲートのゼロスドラゴン! アルティメットストライド!《星葬のゼロスドラゴン スターク》」(第19話)

**関連カード [#card]
-[[究極超越スキル]]

-[[《天涯の原初竜 オリゴレーム》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''竜神「ギーゼ」の力が込められた「破壊の竜骨」と呼ばれる楔が、打ち込まれた周囲の精霊を吸収して受肉した恐るべき兵器。ギーゼは「スターク」と言う名で識別していたが、メサイア陣営からは「星葬」という二つ名で呼ばれていたらしく、後の文献でもその通称で記されていることが多い。現代のスターゲートにあたる大陸に打ち込まれたが、精霊の活動が乏しいこの大陸では受肉に必要な魔力が集まらなかった。そのため、ギーゼは時空干渉――今で言う「超越」に近しい力で未来の精霊を召還。スタークを受肉させるに至ったのである。凄まじい火力を有していたスタークだったが、その構造故に現代の精霊から魔力供給ができず、最終的には体内の精霊が枯渇して機能停止に追い込まれた。今際の果て、天に放たれた最後の砲撃は、クレイの衛星をひとつ消滅させたと記録されている。'''

'''''現在のクレイ各国の戦況&br;スターゲート''&br;降下した「星輝兵」に対し、各クランが協力して迎撃にあたっている。創世の神「メサイア」が滞在しているが、星の正負のバランスが負に傾いている今は、その力を十分に発揮することができないでいる。'''

-「スターク(stark)」とは英語で「堅い」や「まったくの」、「はっきりとした」などを意味する形容詞。
**FAQ [#faq]
-Q3662 (2018-01-18)
Q. なんらかの手段でレスト状態で登場したこのユニットが能力を使用した時、このユニットはアタックできますか?
A. いいえ、レストしているユニットはアタックできません。
-Q4277 (2018-10-05)
Q. このカードは、自身の効果も含め、1ターンに合計何回までアタックできますか?
A. 3回までアタックできます。4回アタックすることはできません。また、3回すべてのアタックで【レスト】しません。
-Q4278 (2018-10-05)
Q. このカードによる合計3回のアタックは、続けて行う必要がありますか?
A. いいえ、続けて行う必要はありません。“このターンに3回までアタックできる”という効果では、アタックの順番は指定されていません。そのため、「星葬のゼロスドラゴン スターク」→「リアガード」→「星葬のゼロスドラゴン スターク」等の順番にてアタックすることも可能です。
-Q4279 (2018-10-05)
Q. このカードはレスト状態でもアタックを行うことができますか?
A. いいえ、できません。「アタックしているユニット」である「指定アタックユニット」の選択は、スタンド状態のユニットである必要があります。そのため、「星葬のゼロスドラゴン スターク」の自動能力がコストを支払い解決された場合でも、その「星葬のゼロスドラゴン スターク」がレスト状態であるならば、「指定アタックユニット」として選択することはできません。
-Q4280 (2018-10-05)
Q. スタンド状態のこのカードがGゾーンに置かれる際、ハーツ状態だったカードは、スタンド状態として非ハーツ状態に変更されますか?
A. はい、スタンド状態として非ハーツ状態に変更されます。GユニットをGゾーンに置く場合、それに関連付けられていたハーツ状態のカードはすべて、Gユニットと同じ状態で、非ハーツ状態に変更し、その後GユニットがGゾーンに置かれます。そのため、「星葬のゼロスドラゴン スターク」がスタンド状態ならば、ハーツカードも「星葬のゼロスドラゴン スターク」と同じスタンド状態として非ハーツ状態に変更されます。

**収録情報 [#pack]
|[[エクストラブースター>カードリスト#g_eb]]|[[The GALAXY STAR GATE]]|G-EB03/001 [[ZR]] イラスト/[[大張正己]](STUDIO G-1NEO)|'''星葬&br;destroy star'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[竜神烈伝]]|G-BT14/SR03 [[SCR]] イラスト/[[大張正己]](STUDIO G-1NEO|'''(※なし)'''|
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