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*《シュティル・ヴァンピーア/Stil Vampir》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ダークイレギュラーズ]] - [[ヴァンパイア]] パワー10000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【(V)】:あなたのメインフェイズ開始時、【ソウルチャージ】(1)し、そのターン中、このユニットのパワー+2000。&br;&color(blue){【起】};【(V)/(R)】:[【ソウルブラスト】(8),【カウンターブラスト】(5)] 相手のリアガードを1枚選び、相手の(V)に置き、そのターンのエンドフェイズ開始時、相手は自分のソウルから1枚選び、ライドする。|

 [[魔侯襲来]]で収録された[[グレード]]3の[[ダークイレギュラーズ]]。

 「[[相手]]の[[ヴァンガード]]を強制的に変更する」という類を見ない[[能力]]を持つ。
 [[起動能力]]なのである程度の確実性もあり、[[パワー]]の低い[[リアガード]]を選べば一気に[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]しやすくなるだろう。
 また[[相手]]の[[ヴァンガード]]の[[パワー]]だけでなく、[[Gガーディアン]]による[[Gユニット]]の[[スペリオルコール]]にも影響が出る。
 基本的には低[[パワー]]である[[グレード]]1以下の[[ブースト]]要員が狙い目。

 [[エンドフェイズ]]になれば[[相手]]は[[ソウル]]から[[スペリオルライド]]を行える。
 本来の[[ヴァンガード]]として使っていた[[カード]]を[[ライド]]するだけであればまだいいが、直後の[[ターン]]での[[ブレイクライド]]を狙われてしまったり、[[ソウル]]を増やす手段に長ける[[デッキ]]の場合は[[ソウル]]にあった目当ての[[カード]]への[[ライド]]を許してしまったりすることがある。
 そのため、可能な限りその[[ターン]]でフィニッシュを狙いたいところ。 

 逆に[[相手]]がこの[[カード]]を使用している場合は、[[起動能力]]を使わさせないようにすることが第一となる。
 具体的には、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]を4枚で止めておき、[[クリティカルトリガー]]等による[[クリティカル]]増加を狙いながら一気に押し切る作戦である。
 他には、[[相手]]の攻撃に耐えられるくらいの[[手札]]を確保しておくことや、可能であれば低[[グレード]]の[[ユニット]]を[[リアガードサークル]]に残さないようにしておくことも有効である。
 [[相手]]の[[ソウル]]が8枚以上になる前に勝負を決められればなお良いが、[[【ダークイレギュラーズ】]]は[[ソウルチャージ]]に長けているので、[[相手]]の[[ソウル]]枚数をよく確認してから判断したい。

-なお、[[リアガード]]を[[ヴァンガードサークル]]に[[移動]]させる[[効果]]は[[ライド]]としては扱わない。忘れられがちだが、「ライド」とは''[[フィールド]]以外の[[領域]]から''[[ユニット]]を[[ヴァンガードサークル]]に置く事を指すからである。[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に[[誘発]]する[[自動能力]]を誤って解決してしまわないように注意しておきたい。
--一方で[[エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]は[[ライド]]であるため、[[ライド]]した[[ユニット]]が持つ[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時の[[自動能力]]が[[誘発]]したり、[[ヴァンガードサークル]]に[[移動]]した[[先駆]]持ちを再び[[リアガードサークル]]に[[スペリオルコール]]されたりする可能性がある。
-[[ヴァンガードサークル]]に置かれた[[ユニット]]は最終的に[[ソウル]]に置かれるため、副次的に[[相手]]の[[リアガード]]を1枚減らすことができる。
-かつての[[ルール]]では、[[ガーディアンサークル]]への[[ノーマルコール]]はその[[カード]]の[[グレード]]が[[ヴァンガード]]以下でなければ行えなかったため、この[[カード]]の[[能力]]により[[相手]]の[[ヴァンガード]]を[[グレード]]1以下の[[ユニット]]にすることで[[ノーマルコール]]に制限をかけることができた。
--また、[[相手]]の[[ヴァンガード]]を[[グレード]]0の[[ユニット]]に変更した場合、[[グレード]]1の[[守護者]]は[[コール]]できなくなり、その状態から[[《ドッペル・ヴァンピーア》]]等で[[アタック]]すれば、その[[バトル]]の[[ガードステップ>バトルフェイズ#guard_step]]の[[プレイタイミング]]中、[[相手]]は[[コール]]が一切できなくすることができた。
--現在のルールでは、[[ガーディアンサークル]]に[[ノーマルコール]]する際の[[グレード]]制限が撤廃されたことで大きく弱体化している。さらに[[プレミアムスタンダード]]においては元々の[[シールド]]が底上げされた[[グレード]]1以下の[[カード]]及び[[グレード]]0の[[守護者]]の追加により、仮にルール変更がなかったとしても以前のような活躍は難しくなっている。

-アニメでは第32話(VS[[先導アイチ]])にて[[新城テツ]]が使用。[[《魔界侯爵 アモン》]]から[[再ライド]]して[[能力]]を発動、アイチの[[《未来の騎士 リュー》]]を[[ヴァンガードサークル]]に[[移動]]させ勝負を決めた。第60話(VS[[葛木カムイ]])では前のファイトの件からカムイに強く警戒されていたため、[[ライド]]したものの[[《グウィン・ザ・リッパー》]]に[[コスト]]を回し、最終的に[[《双翅の王 ベルゼバブ》]]に[[再ライド]]された。
--ライド時の台詞は第32話では「邪悪な翼達よ、暗闇に羽ばたけ!《 シュティル・ヴァンピーア》!』 第60話では『邪悪の翼で、暗闇に羽ばたけ! 《シュティル・ヴァンピーア》!』とわずかに変化していた。
-アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」第2話では、カラスに盗まれた[[カード]]の1枚として登場した。

-3DS版「ライド トゥ ビクトリー」でもテツやミルキィホームズのエリーがこのカードを使用する事がある。
--エリーのライド時の台詞は「これが私のライドです…」
-韓国語版((「アカデミー科学」がかつてブシロードのライセンス元で販売していたもの(現在はヴァンガードの販売事業から手を引いている。[[海外版]]を参照)。))ではイラストが一新されている。韓国語版のイラストは[[霜月えいと]]氏が担当。

**関連カード [#card]
-[[メガブラスト]]

-[[《変貌の魔女王 シンクレア》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''全ての夜を総べる者「ヴァンパイア」の上位眷属。&br;元は東方の地より渡り来た高名な侍だったが、強大な闇の力に惹かれ、自ら魔族に転身した。&br;極限まで磨き上げられた剣の腕と、高位吸血鬼としての魔力を合わせ持つ恐るべき夜の王である。'''

-[[カード名]]の「シュティル(Stil)」はドイツ語で「静か」、「ヴァンピーア(Vampir)」は同じくドイツ語で「吸血鬼」を表わす単語である。アニメにおける演出を見れば、そのカード名にも納得が行くだろう。

-設定にある「東方の地」とは、特に挙げられていないが、[[ドラゴンエンパイア]]の事だと思われる。

**FAQ [#faq]
-Q50 (2012-01-14)
Q. 上の能力の【ソウルチャージ】や、パワー+2000は、必ず発動しますか?
A. はい。メインフェイズの初めに必ず【ソウルチャージ】(1)し、パワーを+2000します。
-Q98 (2011-08-05)
Q. このユニットの能力で、相手のリアガードをヴァンガードサークルに置いた際、ユニットはスタンド状態で置かれますか?
A. はい、ユニットが他のゾーンからサークルに置かれる場合、特に指示が無い場合は、元の状態にかかわらずスタンド状態で置かれます。
-Q99 (2011-08-05)
Q. 下の能力を使われ、エンドフェイズにライドし直す時は、今のヴァンガードよりグレードが同じか、1大きいユニットしか選べませんか?
A. いいえ。スペリオルライドですので、グレード0であっても、グレード3にライドできます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[魔侯襲来]]|BT03/001 [[RRR]] イラスト/[[芦田豊雄]]|'''身の程を知るがいい! ブラック・ダウンフォール!'''|
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&tag(《シュティル・ヴァンピーア》,ノーマルユニット,グレード3,ダークイレギュラーズ,ヴァンパイア);