#author("2018-11-20T23:00:30+09:00","","")
#author("2018-11-20T23:01:25+09:00","","")
*《エクスカルペイト・ザ・ブラスター/Exculpate the Blaster》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ロイヤルパラディン]] - [[ヒューマン]] パワー12000 / シールドなし / ☆1|
|&color(red){【永】};【手札】:あなたのグレード3の《ロイヤルパラディン》のヴァンガードがいないなら、あなたはこのカードをノーマルライドできない。&br;&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」がないなら、このユニットはアタックできない。&br;&color(green){【自】};:このユニットが(R)に登場した時、このユニットを退却させる。&br;&color(blue){【起】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(3)] そのターン中、このユニットは1回のアタックで相手のユニットすべてとバトルする。&br;&color(green){【自】};【(V)】:このユニットがアタックした時、あなたのソウルから「ブラスター・ブレード」以外のカードをすべてドロップゾーンに置き、置いたカード1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。&br;&color(green){【自】};【(V)】:このユニットがアタックしたバトルの終了時、あなたの、ドロップゾーンかソウルから「ブラスター・ ブレード」を1枚選び、【レスト】でライドし、あなたのソウルをすべてドロップゾーンに置く。|

 [[カードファイト!! ヴァンガード」コミック第5巻>PRカード]]で付属した[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]。

 [[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]がいなければ[[ノーマルライド]]できない、実質的に[[リアガードサークル]]に[[登場]]させることができない、[[グレード]]4の[[ノーマルユニット]]とほぼ同義となるような制限を持っている。

 加えて、[[ソウル]]に[[《ブラスター・ブレード》]]が存在しないと[[アタック]]できない、[[拘束]]のような制限もある。
 こちらは[[《未来の騎士 リュー》]]の[[起動能力]]での[[スペリオルライド]]、[[《孤高の騎士 ガンスロッド》]]の[[起動能力]]で[[手札]]に加えてからの[[ノーマルライド]]、[[《マジェスティ・ロードブラスター》]]の[[自動能力]]の[[コスト]]で[[ソウル]]に置くなどサポート手段は豊富なので、そこまで深刻な制限ではない。

 また、この[[カード]]の[[ライド]]を考える時点で既に他の[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]が既に[[ヴァンガードサークル]]に置かれているので、[[ソウル]]に[[《ブラスター・ブレード》]]がなければ[[ライド]]を諦めればよく、不意にこの制限を受けてしまう危険はまずないと言える。
 また[[《ドリーム・ペインター》]]使用すれば、強引ではあるが[[ライド]]してからでも[[永続能力]]による制限を回避できる。

 これらの制限と引き換えに持つ[[能力]]として、1度だけ[[相手]]の[[ユニット]]すべてと同時に[[バトル]]することができる。
 単純に最高5枚以上の[[アドバンテージ]]になり、[[相手]]の布陣を完全にリセットできる。
 [[コスト]]競合を起こすことになる[[《ブラスター・ブレード》]]などの[[能力]]の使用を控えてでも、この[[能力]]を狙う価値は十二分にある。
 ただし、[[ノーマルライド]]制限の都合上から7[[ターン]]目以降からしか使用を狙えないため即効性は見込みにくいが、[[相手]]の[[リアガード]]を揃ってから使う前提であるなら多少遅れは許容できる。

 更に[[アタック]]した時には自動的に[[ソウル]]のほとんどを消費して追加の[[パワー]]を得る。
 順当に[[ライド]]し、[[ソウルブラスト]]していなければ[[ソウル]]は[[《ブラスター・ブレード》]]を除いて最低でも2枚あることになるので、[[パワー]]+4000は期待できる。

 自身の[[パワー]]と[[ブースト]]も含めれば合計[[パワー]]はかなりの数値が見込める上に、同時に[[バトル]]を行うことによって[[インターセプト]]封じもできるので、フィニッシャーとしても十分に強力である。

 しかし、[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時には[[ソウル]]か[[ドロップゾーン]]からの[[《ブラスター・ブレード》]]の[[スペリオルライド]]が行われてしまう。
 [[手札]]に[[グレード]]3の[[カード]]を確保しておきたいところだが、確保できていても次の[[ターン]]は[[パワー]]9000で凌がなければならない。

 状況的には[[相手]]の[[リアガード]]を壊滅させた後なので反撃も弱まりやすいが、言い換えれば[[相手]]が残りの[[手札]]で脆弱な[[ライン]]を作っても十分に[[アタック]]がの[[ヒット]]を狙われてしまうということでもあり、不安は残る。

 ただし、こちらの[[ヴァンガード]]が[[グレード]]3以上の[[ユニット]]でなくなることで[[相手]]は[[シークメイト]]の使用や[[Gユニット]]の[[超越]]や[[コール]]が行えなくなるので、場合によってはかえって[[相手]]の戦術を阻害できることもある。

 多く入れるとほぼ確実に腐ってしまうが、幸いにも[[《ういんがる・ぶれいぶ》]]で[[手札]]に加えることが可能であり、投入枚数をかなり絞る事が可能。
 [[《ういんがる・ぶれいぶ》]]は[[《ブラスター・ブレード》]]を[[スペリオルライド]]した後、改めて[[ライド]]する[[グレード]]3の[[カード]]を確保できるという点でも相性が良い。

 戦術上[[《ブラスター・ブレード》]]を[[ソウル]]に置ける可能性が高く、[[ソウル]]を増やす動きもでき、「[[ブラスター]]」サポートも共有できる[[【マジェスティ・ロードブラスター】]]とは相性が良い。

 他には[[《ブラスター・ブレード》]]を[[双闘]]した[[《光源の探索者 アルフレッド・エクシヴ》]]に[[ライド]]することで確実に[[《ブラスター・ブレード》]]を[[ソウル]]に置くことができる。

-制限されるのは[[ノーマルライド]]のみであるものの、この[[カード]]を[[スペリオルライド]]が可能なのは、[[ヴァンガード]]と同じ[[グレード]]の[[ロイヤルパラディン]]しか[[スペリオルライド]]できない[[《導きの賢者 ゼノン》]]か同じく[[グレード]]3である[[《白竜の騎士 ペンドラゴン》]]のみなので、どちらにせよこの[[カード]]を[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]に[[ライド]]しなければならない。
--[[《白竜の騎士 ペンドラゴン》]]に関しては、比較的相性は良いと言える。[[リミットブレイク]]の制限があるが故に[[ライド]]するのが遅くなってしまう難点も、早期に[[ライド]]したところで全体[[バトル]]の旨みが少なくなることを思えばさほど気にならない。

-史上初の[[元々のパワー]]12000の[[カード]]だが、実質[[コール]]できない上に[[アタック]]をするとその[[ターン]]中しか[[ユニット]]として維持されないため、基本的にほとんど旨みがない。
--一応、[[アタック]]宣言を行わなければ維持できるが、[[ドライブチェック]]で補充できる[[手札]]を放棄してまで維持するくらいなら[[ライド]]しない方がマシである。
--即座に[[Gユニット]]を[[超越]]することで、その[[ターン]]中の行動を制限せずにこの[[カード]]を[[ヴァンガードサークル]]に置いた状態にすることができ、次の[[ターン]]で防御面の恩恵のみを受けることができる。
---ただし、[[ノーマルライド]]するには[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]に[[ライド]]がいることが必須とかるこの[[カード]]を[[ライド]]するということは、[[ノーマル超越>超越]]の有力な[[コスト]]候補を消費してしまうということなので、その点では[[Gユニット]]の[[ノーマル超越>超越]]との相性は良くない。

-[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時の[[スペリオルライド]]の際には[[ソウル]]だけでなく[[ドロップゾーン]]も参照するため、その[[バトル]]中に[[《アポカリプス・バット》]]などで[[ソウル]]から[[《ブラスター・ブレード》]]を[[ドロップゾーン]]へと取り除いたとしても不可避である。
--この[[カード]]を[[ブースト]]した[[《アポカリプス・バット》]]で[[ソウル]]から[[《ブラスター・ブレード》]]を取り除いても、その場で「[[アタック]]できない」[[永続能力]]が適用されるようなことはない(Q331)。

-テキストが非常に長く、総文字数374文字は全カード中最長である。加えて能力数(6つ)、行数(9行)もトップ。

-漫画において[[先導アイチ]]が使用したカード。第21話(VS[[雀ヶ森レン]])でこの[[カード]]を[[《ソウルセイバー・ドラゴン》]]に[[ライド]]させ、[[アタック]]でフィニッシャーとなった。
--[[ライド]]時にテキストとして表記された[[能力]]([[カード]]で言う4つ目から6つ目の[[能力]])はほぼ忠実に再現され、それに作中の状況に則ったデメリット[[能力]]が加えられた形になっている。
--攻撃名は「イメージュラブルブレード」。

**関連カード [#card]
-「[[ブラスター]]」

-[[《ブラスター・ブレード》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''影の騎士団との戦いの最中、無限の勇気の力により一時的に変貌を遂げた「ブラスター・ブレード」の姿。 影の戦士たちの心に、形は違えど同じ志を見た「ブラスター・ブレード」。 彼は気づく。 光無き所に影は無く、影無き所に光は灯らない事を。 光の使者となった彼の強く優しい輝きは、闇に染まった者を滅ぼすのではなく、光へと塗り替え暗き闇の衣を祓っていく。 その強き光に、国を思うかつての己を見た影の騎士は、光の騎士へ剣と覚悟を託した。 最後の闇を祓う為、戦いを終結へと導く為――若き英雄は眠れる力を解き放つ。'''

-設定から察するに、「[[ブラスター・ブレード]]」が「[[ブラスター・ダーク]]」ら[[シャドウパラディン]]達と対立していた際に変貌した姿。この姿に変貌したことをきっかけとなって「[[ブラスター・ダーク]]」から「剣」と「覚悟」を託され、「[[ブラスター・ブレード]]」は[[《マジェスティ・ロードブラスター》]]となったのだろう。

**FAQ [#faq]
-Q260 (2012-11-22)
Q. 「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」の能力で「ブラスター・ブレード」にライドした時、「ブラスター・ブレード」の能力は使えますか? 
Q. 「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」の能力で「ブラスター・ブレード」にライドした時、「ブラスター・ブレード」の能力は使えますか?
A. はい、使えます。
-Q261 (2012-11-22)
Q. 「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」でアタックした時、「アポカリプス・バット」で【ブースト】しました。「アポカリプス・バット」のソウルブラストにより、ソウルの「ブラスター・ブレード」がなくなった場合、その攻撃はどうなりますか?
A. 攻撃は続行されます。「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」の「あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」がないなら、このユニットはアタックできない。」は、アタック宣言をする時に関わる永続能力です。アタック宣言をする時にソウルに「ブラスター・ブレード」があれば、その後に「ブラスター・ブレード」がソウルからなくなっても、そのバトルは続行されます。

**収録情報 [#pack]
|[[PRカード]]|「カードファイト!! ヴァンガード」コミック第5巻|PR/0092 イラスト/[[伊藤彰]]|'''その光は、暗き世界を描き換えていく……。'''|
|[[PRカード]]|ブースターパック第10弾「騎士王凱旋」BOX特典|PR/0092 イラスト/[[伊藤彰]]|'''その光は、暗き世界を描き換えていく……。'''|
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