#author("2023-10-18T01:32:57+09:00","","")
*【&ruby(なか){中};&ruby(の){野};&ruby(に){二};&ruby(の){乃};】 [#top]

#contents

**概要 [#abstract]
 漫画作品「[[《五等分の花嫁》]]」に登場する[[五つ子]]中の次女、「中野二乃」を中心とした【ダークステイツ】。


 [[アタック]]が[[ヒット]]しなかった時に誘発する[[能力]]及び、[[ダークステイツ]]の[[ソウル]]を溜める手段を活用し、[[《五等分の思い出》‎]]の[[起動能力]]の[[コスト]]を捻出することで[[五つ子]]共通の[[思い出]]を溜めるほど強力になる[[能力]]の安定した利用が狙えることが特徴。

 「[[思い出]]」に〈[[五つ子]]〉を早期に6種類溜めることを目標に動き、[[《五等分の花嫁 中野二乃》]]の[[クリティカル]]を上昇させた状態で[[アタック]]できる状態を作りたい。
 また、[[思い出]]に置く[[カード]]は枚数ではなく種類の数を参照するため、[[《五等分の思い出》‎]]以外の[[能力]]で、すでに[[思い出]]に置かれている[[カード]]を選ぶ必要はほとんどないことは注意。

**構築について [#introduction]
***ライドライン [#rideline]
-[[《五等分の花嫁 中野二乃》]]
[[パワー]]13000の[[グレード]]3。
1つ目の[[能力]]は、[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]したとき、[[デッキ]]の上から7枚確認し、[[五つ子]]を2枚まで選び、1枚を[[手札]]に加え、残りを[[思い出]]に置く[[自動能力]]。
[[手札]]を補充しつつ[[思い出]]に足りない種類の[[五つ子]]を補充できる[[能力]]。
1枚だけ選んだ場合は[[手札]]に加わり[[思い出]]に置けないことには注意が必要。
2つ目の[[能力]]は、[[思い出]]に[[五つ子]]が6枚以上の際に自身に[[クリティカル]]+1する[[永続能力]]。
[[要件]]を満たすのが早いほど[[相手]]へのプレッシャーが高まるため、なるべく早めに[[思い出]]に[[五つ子]]を溜めるようにしたい。
3つ目の[[能力]]は、自身の[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]しなかったとき、[[カウンターブラスト]](1)で自身を[[スタンド]]させ、[[クリティカル]]と[[ドライブ]]を1にする[[自動能力]]。
2つ目の[[能力]]で[[クリティカル]]を上昇した[[アタック]]を防がれても、[[クリティカル]]と[[ドライブ]]は下がった状態ではあるが追撃ができる優秀な[[能力]]。
ただし[[ヒット]]した場合は使用できないため、[[クリティカル]]が上昇していない状態では使用できないことが多いので注意。
[[ライド]]した時に誘発する[[自動能力]]が優秀なため、この[[カード]]を[[思い出]]に置くときは、なるべく[[ペルソナライド]]後に[[ソウル]]から[[ドロップ]]に置いたものを[[《学園祭の思い出「中野二乃」の場合》]]で対象に取ることで置くようにしたい。

-[[《みんな一緒の新婚旅行 中野二乃》]]
[[パワー]]10000の[[グレード]]2。
[[五つ子]]から[[ライド]]して[[登場]]した時、[[デッキ]]のうえから7枚見て[[五つ子]]を1枚まで[[思い出]]に置く[[自動能力]]を持つ。
[[ライド]]したタイミングでは[[思い出]]に[[五つ子]]の種類があまり多くないはずなので、基本的には置ける[[カード]]を置く認識でいいだろう。
[[ターン]]に1回、[[五つ子]]の[[アタック]]が[[ヒット]]しなかった時、[[パワー]]+5000し、[[思い出]]に[[五つ子]]が5種類以上あるなら+5000の代わりに+10000する[[自動能力]]を持つ。
序盤ではあまり意味のない[[能力]]だが、詰めの場面ではかなりのプレッシャーを与えることのできる[[能力]]。


-[[《学園祭前夜 中野二乃》]]
[[パワー]]8000の[[グレード]]1。
[[《五等分の花嫁》]]から[[ライド]]して[[登場]]した時、[[《五等分の思い出》‎]]の[[クレスト]]を得る[[自動能力]]を持つ。
得た[[クレスト]]の[[能力]]は[[ヴァンガード]]の[[グレード]]を参照するため、[[《みんな一緒の新婚旅行 中野二乃》]]に[[ライド]]してから使用することが好ましい。
[[思い出]]に[[五つ子]]が3種類以上存在するなら、[[シールド]]+5000を得る[[永続能力]]を持つ。
[[五つ子]]では最高の[[シールド]]値になるため、意外なところで恩恵を感じる[[能力]]といえる。

-[[《五等分の花嫁》]]
[[パワー]]5000の[[グレード]]0。
[[グレード]]1の[[五つ子]]に[[ライド]]された時、後攻なら1枚[[ドロー]]する[[自動能力]]を持つ。
他の[[ファーストヴァンガード]]候補とほとんど同じ[[能力]]しか持たないが、[[ライドデッキ]]のみの採用だと[[思い出]]に置く手段がな無いため、[[メインデッキ]]にも複数枚採用するのが基本となる。

***クレスト [#crest]
-[[《五等分の思い出》‎]]
[[五つ子]]以外に[[ライド]]できない代わりに[[オーダーゾーン]]を[[思い出]]としても扱う[[永続能力]]と、[[思い出]]に[[五つ子]]以外の[[カード]]を置く際、代わりに[[ドロップ]]へ置く[[永続能力]]を持つ。
この2つの[[永続能力]]により、[[思い出]]を使用する[[五つ子]]特有の動きができるようになる代わりに、現状[[ダークステイツ]]には存在しないため意味はないが実質的に[[セットオーダー]]を使用出来なくなるデメリットにもなっている。
[[ターン]]に1回、[[ソウルブラスト]](1)することで、[[デッキトップ]]から[[ヴァンガード]]と同じ枚数確認し、[[五つ子]]を1枚まで[[思い出]]に置き、[[思い出]]にすでに同名の[[ユニットカード]]が存在する場合、代わりに[[リアガードサークル]]に[[スペリオルコール]]できる[[起動能力]]を持つ。
[[ヴァンガード]]の[[グレード]]を参照するため、最低でも[[グレード]]2になってから使用したい。

***メインデッキ [#meindeck]
―五つ子
-[[《学園祭の思い出「中野二乃」の場合》]]
[[グレード]]3の[[ノーマルオーダー]]。
[[ドロップゾーン]]から同名の[[五つ子]]を2枚まで選び、1枚を[[山札]]の下に置き、残りを[[思い出]]に置き、1枚以上選んだら[[思い出]]の枚数により様々な[[効果]]を発揮する。
1種類以下しかなくても、2枚選ぶことができれば[[思い出]]を1枚増やすことができる。
3種類以上の時の[[効果]]は、[[ドロップゾーン]]から1枚まで[[リアガードサークル]]に[[スペリオルコール]]し、[[パワー]]+5000する。
発動要件と合わせて最低でも[[ドロップゾーン]]に2枚以上の[[五つ子]]が必要になるが、1枚分の[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる優秀な[[効果]]。
[[思い出]]を溜めるついでとしては申し分ない。
5種類以上の時の[[効果]]は、[[カウンターチャージ]](1)する。
細かく[[カウンターブラスト]]する[[デッキ]]であるため、あって困る[[効果]]ではない。
7種類以上の時の[[効果]]は、[[ヴァンガード]]に「[[前列]]の[[リアガード]]全ての[[パワー]]+15000する[[永続能力]]」を与える。
[[思い出]]が7種類溜まっているときには[[相手]]も[[アタック]]を防ぎたい状況になっていることが多いため、[[《恋は全速前進 中野二乃》]]との組み合わせによる圧力が高いため、3種類以上の時の[[効果]]も利用して揃えられる状況を作れれば理想的。

-[[《恋は全速前進 中野二乃》]]
[[パワー]]10000の[[グレード]]2。
[[ターン]]に1回、[[アタック]]が[[ヒット]]しなかった時、[[ヴァンガード]]が[[《五等分の花嫁 中野二乃》]]なら、[[カウンターブラスト]](1)と[[ドロップゾーン]]の[[五つ子]]を[[デッキボトム]]に戻すことで、自身を[[スタンド]]し、[[思い出]]の[[五つ子]]が5種類以上なら1枚[[ドロー]]してもよい[[自動能力]]を持つ。
序盤から中盤ではあまり使用機会が多くないものの、終盤に近付くにつれ使用できる場面が増える[[カード]]であると言える。
[[相手]]が[[ガード]]が必要な場面では、1回の[[ヒット]]が致命傷になる場合がほとんどであるため、[[相手]]からすれば非常に嫌らしい[[カード]]のため、終盤に[[《学園祭の思い出「中野二乃」の場合》]]も使用して[[リアガードサークル]]に並べたい。

-[[《オープニングアクト 中野二乃》]]
[[パワー]]8000の[[グレード]]1。
[[メインフェイズ]]に[[リアガードサークル]]に[[登場]]された時、[[デッキトップ]]3枚から[[五つ子]]を1枚まで[[思い出]]に置く[[自動能力]]を持つ。
[[リアガードサークル]]で[[思い出]]を増やすことのできる唯一の[[カード]]であるため、積極的に[[コール]]していきたい。
[[思い出]]に[[五つ子]]が3種類以上なら、[[パワー]]+2000する[[永続能力]]を持つ。
[[前列]]押印がいない場合のアタッカーにも、[[パワー]]10000での[[ブースト]]役としても扱いやすくなる[[能力]]。
この手の[[能力]]にしては珍しく、[[相手]][[ターン]]にも有効なため、[[グレード]]1の[[ユニット]]に[[ヒット]]されにくくなる点も優秀。

―グレード3
-[[《因果竜 クルーシャル・ドラゴン》]]
[[パワー]]13000。
[[相手]]が[[ドライブチェック]]が[[ダメージチェック]]で[[トリガーユニット]]を出した[[ターン]]中、[[パワー]]と[[シールド]]を+10000する[[永続能力]]を持つ。
[[相手]]が出した[[オーバートリガー]]以外のトリガー能力による[[パワー]]上昇を軽減できる[[能力]]。
[[ターン]]に1回、[[ブースト]]されないで[[アタック]]した[[バトル]]の終了時、同じ縦列の他の[[リアガード]]1枚の[[ソウルイン]]で、2つの[[効果]]を適用する[[自動能力]]を持つ。
[[ブースト]]はできないが、[[《五等分の思い出》‎]]で使用する[[ソウル]]を溜めることができる。
1つ目の[[効果]]は、[[相手]]の[[リアガード]]1体を[[退却]]させ、[[パワー]]+5000を得る。
特に要件もなく1:1交換が成立する、[[ソウル]]を溜めるついでにしては優秀な[[効果]]。
2つ目の[[効果]]は、[[ドロップゾーン]]から[[オーバートリガー]]1枚を[[除外]]することで、[[バトル]]中、[[相手]]は[[手札]]から[[グレード]]1以上を[[ガーディアンサークル]]に[[コール]]できなくなる。
実質的に[[ゲーム]]中に1度しか使用できないが、[[《五等分の花嫁 中野二乃》]]や[[《恋は全速前進 中野二乃》]]で消耗した[[相手]]への追い打ちにふさわしい[[効果]]といえる。

―グレード2
-[[《スチームメイジ アシュルダ》‎]]
[[パワー]]10000。
[[ソウル]]が7枚以上なら[[シールド]]+5000する[[永続能力]]を持つ。
この[[デッキ]]ではほぼ毎[[ターン]][[ソウルブラスト]]するため、こちらの[[能力]]が適用されることは少ないだろう。
[[ガーディアンサークル]]から[[退却]]したとき、[[ソウルイン]]できる[[自動能力]]を持つ。
[[ガード]]しながら無駄なく[[ソウル]]を補充できる優秀な[[能力]]。

―グレード1
-[[《ブレインウォッシュ・スワラー》‎]]
[[パワー]]8000。
[[リアガードサークル]]に[[登場]]した時、[[ソウルチャージ]](1)する[[自動能力]]を持つ。
[[ソウルチャージ]]が行われた時、[[グレード]]3の[[ヴァンガード]]が存在するなら、1枚につき[[パワー]]+5000を得る[[自動能力]]を持つ。
複数存在する、[[リアガードサークル]]への[[登場]]時に[[ソウルチャージ]]する[[ユニット]]の中で、この[[デッキ]]でも無理なく使用できる[[能力]]を持つため、似た[[能力]]を持つ[[カード]]を採用する場合の第一候補になるだろう。
[[ソウルチャージ]]ではない[[ソウルイン]]では[[パワー]]が上昇しない点に気を付けたい。

-[[《戦線突破 ミカニ》‎]]、[[《ルイン・コレクター》‎]]
[[パワー]]8000。
[[リアガードサークル]]に[[登場]]した時、[[ソウルチャージ]](1)してよい[[自動能力]]を持つ。
上記の[[《ブレインウォッシュ・スワラー》‎]]と違い、[[ソウルチャージ]]が任意効果なので、強制効果を嫌う場合に採用が検討できる。
両者とも基本的には2つ目の[[能力]]は使用できないかしづらいため考えなくてよいだろう。


**このデッキの弱点 [#weakponint]
[[思い出]]に[[五つ子]]が溜まらない状況だと苦戦を強いられるため、積極的に[[《五等分の思い出》‎]]の[[起動能力]]などを駆使しながら[[思い出]]に[[五つ子]]を溜めていきたい。

[[思い出]]の[[五つ子]]が6種類溜まれば、上がったクリティカルにより[[相手]]は[[ガード]]を強いられるため、[[《五等分の花嫁 中野二乃》]]や[[《恋は全速前進 中野二乃》]]の[[スタンド]][[能力]]で[[相手]]のリソースを削っていきたい。

**関連リンク [#link]
-[[五つ子]]
-[[思い出]]
-[[《五等分の思い出》‎]]

-[[ダークステイツ]]

-[[デッキ集]]