*【ドラゴニック・オーバーロード “&ruby(ザ・リバース){The Яe-birth};”】 [#top] #contents **概要 [#abstract] [[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]主体とした[[【かげろう】]]。 [[起動能力]]の[[コスト]]で[[呪縛カード>呪縛]]を5枚以上とすることで[[バトル]]の結果に依存しない再[[スタンド]][[能力]]を得る[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]を軸としたタイプ。 少ない[[カウンターブラスト]]で得られる高[[パワー]]と[[ヒット]]に依存しない再[[スタンド]][[能力]]は強力。 加えて[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]や[[《リザードソルジャー ファーゴ》]]等で[[能力]]を与えておくことで、強烈な[[ガード]]強要[[能力]]とゲームエンド性能の両立が実現できる。 [[要件]]の都合上、[[リアガード]]を5枚揃えればよい為、[[《カラミティタワー・ワイバーン》]]や[[ドロートリガー]]などの[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[カード]]とは、[[カード]]1枚の重みという点で他のタイプよりも相性が良い。 [[【オーバーロード】]]の中では珍しく消耗狙いではなく、強引にゲームエンドを狙いに行けるタイプの[[スタンド]][[能力]]であり、[[ヴァンガード]]の[[パワー]]を上げるようなサポート系の[[カード]]を多く採用していても戦線に支障が出にくいなど、[[リアガード]]の質を問わないでよいという点は、純粋な[[アドバンテージ]]を稼ぐのが苦手な[[【かげろう】]]系の[[デッキ]]において、これは十分な強みと言える。 また、[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]の[[起動能力]]で要求される[[カウンターブラスト]]が軽量で済む点からしても、[[リアガード]]で[[カウンターブラスト]]を活用したサポートがしやすい為、「[[ヴァンガード]]の一点集中強化に特化した軸」と言えよう。 一方で[[スタンドトリガー]]による不意打ちが狙えないという特性や、[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]のサポートがなければ[[バトル]]回数自体は減少する為、[[守護者]]で止められやすいという欠点を孕んでいる。 しかしながら、逆に言えば[[相手]]が[[守護者]]を確保できていない状態でのゲームエンド率はかなり高い事を裏付けていおり、そのコンボ性からして、派手で豪快な闘い方の[[デッキ]]である。 [[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]でのフィニッシュに失敗した場合には、[[Gユニット]]を[[超越]]に切り替えて立て直しを図りたい。 **構築について [#introduction] ***キーカード [#key_card] -[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]](BT15/004版) [[パワー]]11000の[[グレード]]3で[[盟主]]。 [[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+10000と『1[[ターン]]に1回、[[リアガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に[[カウンターブラスト]](1)と[[手札]]の[[かげろう]]1枚の[[ドロップ]]で自身を[[スタンド]]する[[自動能力]]』を与える[[ブレイクライド]]を持つ。 [[アタック]]した時に[[リアガード]]が[[相手]]より多いなら[[パワー]]+2000を得る。 付与する[[自動能力]]を利用しても[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]を狙える機会は増えないが、[[カウンターブラスト]](1)の[[手札交換]]に近い感覚で使え、[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]をする前に[[ブレイクライド]]を重ねて[[相手]]の[[リアガード]]を潰しながら[[手札]]を整えると一層強力になる。 「[[オーバーロード]]」の[[ブレイクライド]]先と「[[オーバーロード]]」のサポートを共有することが可能で、付与する[[パワー]]と再[[スタンド]][[能力]]も性質的にそれらと良く合致している。 [[前列]]の[[リアガード]]を残さないようにできる[[【むらくも】]]や[[【スパイクブラザーズ】]]では、再[[スタンド]][[能力]]が使えないこともあるが[[パワー]]+12000だけでも再[[スタンド]]の効力を高めるには十分。 -[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]] [[パワー]]11000の[[グレード]]3で[[盟主]]。 [[カウンターブラスト]](1)と[[リアガード]]1枚以上の[[呪縛]]で、[[呪縛]][[カード]]が5枚以上なら[[パワー]]+10000と『1[[ターン]]に1回、[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に[[手札]]の[[かげろう]]2枚の[[ドロップ]]で自身を[[スタンド]]する[[自動能力]]』を得る[[リミットブレイク]]を持つ。 [[ソウル]]に[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]があるなら常時[[パワー]]+2000を得る。 [[バトル]]の結果に依存しない[[ヴァンガード]]の再[[スタンド]]は強力で、要求される[[手札]][[コスト]]も[[ツインドライブ!!]]で得られる。 [[トリガー]][[効果]]を[[リアガード]]に割り振るということはできないが、[[起動能力]]で高[[パワー]]を得られるため[[ブースト]]を与えられないのは気にならない。 [[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]に[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]することでさらなる[[パワー]]と再[[スタンド]][[能力]]を得られ高い爆発力を発揮する。 また、[[呪縛]]や[[スタンド]]封じにある程度の耐性はある一方で、[[退却]]や[[解呪]]封じには滅法弱い。 -[[《リザードジェネラル コンロー》]] [[パワー]]7000の[[グレード]]1。 [[手札]]から[[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[グレード]]3の[[カード]]1枚の[[公開]]で、[[山札]]から[[グレード]]3の「[[オーバーロード]]」を[[手札]]に加え、[[手札]]から1枚を[[ドロップ]]する。 自身の[[退却]] で「[[オーバーロード]]」の[[ヴァンガード]]1枚までに『[[アタック]]した時に[[カウンターチャージ]](2)する[[自動能力]]』を与える。 [[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]の補助を行えるうえ、貴重な[[カウンターチャージ]]手段にもなるので非常に優秀である。 ただ、[[カウンターブラスト]]は[[メインフェイズ]]で使う事も多いので、[[カウンターチャージ]]は予め2[[ターン]]前にしておいた方が良いだろう。 [[効果]]で「[[オーバーロード]]」を[[ドロップゾーン]]に置いておけば、[[《ドラゴニック・バーンアウト》]]の布石になる。 ***Gユニット [#g_unit] -[[《炎帝龍王 ルートフレア・ドラゴン》]] [[パワー]]15000+。 1[[ターン]]に1回、[[Gペルソナブラスト]]で[[Gゾーン]]の表の[[カード]]が2枚以上なら[[相手]]の[[リアガード]]1枚と同じ縦列いる[[相手]]の[[リアガード]]すべてを[[退却]]させる。 事前に他の[[Gユニット]]を[[超越]]しておく必要が有るが、高効率の[[退却]]が行える。 [[抵抗]]を持つ[[リアガード]]を巻き込んで[[退却]]させることもできる。 -[[《神獄封竜 クロスオリジン》]] [[パワー]]15000+。 1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](1)と[[Gゾーン]]の裏の[[カード]]1枚を表にすることで、[[相手]]の[[グレード]]2の[[リアガード]]が2枚以上なら、[[クリティカル]]+1を得る。 [[《覇天皇竜 ボーテックス・デザイア》]]と状況に合わせて使い分け、使用しなかった方を[[コスト]]にしてしまうのが望ましい。 -[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]] [[パワー]]15000+の[[Gユニット]]。 [[カウンターブラスト]](2)と[[Gペルソナブラスト]]で、[[Gゾーン]]の表の[[カード]]が2枚以上なら、[[ドライブ]]-1と『1[[ターン]]に1回、[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に[[手札]]1枚と[[手札]]の「[[オーバーロード]]」1枚の[[ドロップ]]で、自身を[[スタンド]]し、[[パワー]]+5000を得る[[自動能力]]』を得る。 [[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth》]]のフィニッシャーとしての性能は[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]とのコンボに依存するところが多く、防がれた場合に対処する追撃のフィニッシャーとして非常に理想的である。 [[コスト]]の支払いが難しいようであれば[[《超越神龍 ヌーベルバーグ・レクスプレス》]]等を利用する手もある。 -[[《覇天皇竜 ボーテックス・デザイア》]] [[パワー]]15000+。 [[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[Gゾーン]]の裏の[[カード]]1枚を表にすることで、『[[アタック]]が[[ヒット]]した時に[[ヴァンガードサークル]]の[[フレイムドラゴン]]1枚につき、[[相手]]の[[グレード]]2以下の[[リアガード]]1枚までを[[退却]]させる[[自動能力]]』を得る。 [[《神獄封竜 クロスオリジン》]]と状況に合わせて使い分け、使用しなかった方を[[コスト]]にしてしまうのが望ましいだろう。 こちらを使う場合は[[相手]]の[[リアガードサークル]]に[[グレード]]2が2枚以下である状況や[[カウンターブラスト]]を使うには惜しい状況が望ましい。 -[[《超越神龍 ヌーベルバーグ・レクスプレス》]] [[パワー]]15000+。 1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](1)と[[Gペルソナブラスト]]で、『[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した[[バトル]]中、[[相手]]は[[グレード]]1の[[カード]]を[[手札]]から[[コール]]できなくなる[[永続能力]]』と『[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が5枚以上なら、[[相手]]の[[トリガー]][[効果]]をすべて無効にする[[永続能力]]』を得る[[ジェネレーションブレイク]](2)を持つ。 [[守護者]]の使用をほぼ封殺できるのでフィニッシャー候補。 [[ガード]]強要力は高くないので使用タイミングとしては、得られるもう1つの[[永続能力]]の利用が狙える[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4~5枚以上の場合が狙い目となる。 ***グレード3 [#grade_3] -[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Legend”》]] [[パワー]]11000の[[グレード]]3。 1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](1)と[[手札]]の[[グレード]]3以上の[[フレイムドラゴン]]1枚の[[ドロップ]]で、[[パワー]]+15000/[[グレード]]+1/[[ドライブ]]+1と『1[[ターン]]に1回、[[リアガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に[[ターン]]1回[[手札]]から3枚選び[[ドロップ]]することで[[スタンド]]する[[自動能力]]』を得る[[ジェネレーションブレイク]](1)を持つ。 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](1)と[[ソウルブラスト]](1)で[[デッキトップ]]5枚から[[フレイムドラゴン]]を1枚まで[[手札]]に加える。 [[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]で対処しづらい[[デッキ]]に対抗手段。 [[《リザードジェネラル コンロー》]]の[[能力]]で容易に確保できるので無理なく切り替えが行える。 [[ドライブチェック]]回数は多いが、[[パワー]]や効率は[[Gユニット]]と同程度なので、なるべく[[トリガー]][[効果]]を他の[[リアガード]]に回せるようにしておきたい。 フィニッシャー役としては状況に応じて[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]]や[[《超越神龍 ヌーベルバーグ・レクスプレス》]]等にも任せる展開も多いだろう。 [[自動能力]]は、[[メインデッキ]]をある程度[[フレイムドラゴン]]で固めていれば十分使用できるので[[コスト]]に余裕があるのであれば、積極的に使っていくと良いだろう。 ***グレード2 [#grade_2] -[[《十字撃ち ガープ》]]・[[《ドラゴンナイト ネハーレン》]]・[[《封竜 ハンガーヘル・ドラゴン》]]・[[《煉獄導師 アスティカ》]]・[[《ワイバーンストライク ドーハ》]] [[パワー]]10000の[[バニラ]]。 [[前列]]全体の[[パワー]]を高くすることで[[相手]]の[[アタック]]を抑えられることがあるため、[[元々のパワー]]10000が役に立つ。特にこの[[デッキ]]は[[リアガード]]の枚数が重要になりやすい。 -[[《皇竜騎士 ネハーレン》]] [[パワー]]9000の[[グレード]]2。 「[[オーバーロード]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+2000と『[[グレード]]4以上の[[ヴァンガード]]が[[アタック]]した時に[[パワー]]+5000を得る[[自動能力]]』を得る[[ジェネレーションブレイク]](1)を持つ。 比較的簡単な[[要件]]で[[パワー]]11000~21000に到達できるが、速攻性や[[フレイムドラゴン]]関連のサポートとのシナジー等の面では[[《バーニングホーン・ドラゴン》]]に劣る。 -[[《ドラゴニック・バーンアウト》]] [[パワー]]9000。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[ドロップゾーン]]から「[[オーバーロード]]」1枚を[[デッキボトム]]に置くことができ、置いたら[[ソウルブラスト]](1)で[[相手]]の[[リアガード]]1枚を[[退却]]させる。 下準備として「[[オーバーロード]]」を[[ドロップゾーン]]に置いてなくてはならないが、[[カウンターブラスト]]を使わずして[[相手]]の[[リアガード]]の[[退却]]を行うことができる。 [[《リザードジェネラル コンロー》]]や[[《エターナルブリンガー・グリフォン》]]があれば、[[要件]]は簡単に満たすことができる。 -[[《バーサーク・ドラゴン》]] [[パワー]]9000。 [[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](2)で[[相手]]の[[グレード]]2以下の[[リアガード]]1枚を[[退却]]させる。 [[コスト]]が[[グレード]]3と競合するが、手早く[[アドバンテージ]]にするに越したことはなく、十分採用できる。 -[[《バーニングホーン・ドラゴン》]] [[パワー]]9000。 [[アタック]]した時に「[[オーバーロード]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+3000を得る。 [[メインデッキ]]の[[グレード]]3以上の[[カード]]を「[[オーバーロード]]」で固めれば中盤以降は安定して[[パワー]]12000となり、極めて優秀な[[ユニット]]となる。 ***グレード1 [#grade_1] -[[《エターナルブリンガー・グリフォン》]] [[パワー]]7000。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[グレード]]3の[[カード]]1枚の[[ドロップ]]で[[山札]]から[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]を1枚まで[[手札]]に加える。 主に[[《リザードジェネラル コンロー》]]の5枚目以降として扱うことになるが、[[ブレイクライド]]の補助手段となる[[カード]]。 [[コスト]]で「[[オーバーロード]]」を[[ドロップゾーン]]に置いておけば、[[《ドラゴニック・バーンアウト》]]の布石になる。 -[[《封竜の精霊 ムルキベル》]] [[パワー]]7000。 [[ダメージゾーン]]が3枚以下でも[[ヴァンガード]]の[[リミットブレイク]]を有効にする[[永続能力]]を持つ。 [[リアガードサークル]]に置いておくことで、[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]の[[ブレイクライド]]の利用タイミングを[[相手]]にコントロールされにくくなる。 -[[《バイオレンスホーン・ドラゴン》]] [[パワー]]7000。 [[アタック]]した時に「[[オーバーロード]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+3000を得る。 この[[デッキ]]では[[グレード]]3を「[[オーバーロード]]」で固めれば、中盤からは[[前列]]要員も兼ねられる。 -[[《ラーヴァフロウ・ドラゴン》]] [[パワー]]7000。 [[ノーマル超越>超越]]の[[コスト]]を払う際に[[グレード]]+2を得る。 [[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]]の[[起動能力]]で得る[[自動能力]]は、[[コスト]]の都合から[[手札]]に「[[オーバーロード]]」を確保しておく必要があるので、この[[カード]]を利用すれば[[手札]]に「[[オーバーロード]]」を無理なく温存できる可能性を高められる。 その他、[[《ドラゴニック・オーバーロード》>《ドラゴニック・オーバーロード》#top2]]を[[ライド]]してから[[ブレイクライド]]の[[誘発]]までのつなぎとして[[Gユニット]]を[[超越]]する場合においても有用。 -[[《プロテクトオーブ・ドラゴン》]] -[[《煉獄竜 ランパート・ドラゴン》]] [[パワー]]6000の[[守護者]]。 [[《ドラゴニック・オーバーロード “The Legend”》]]の[[自動能力]]で[[手札]]に加えられる可能性があるので、これらを優先的に採用したい。 -[[《カラミティタワー・ワイバーン》]] [[パワー]]5000。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[ソウルブラスト]](2)で1枚[[ドロー]]する。 ***グレード0 [#grade_0] -[[《リザードソルジャー ファーゴ》]] [[パワー]]5000。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 自身の[[ソウルイン]]で「[[オーバーロード]]」の[[ヴァンガード]]1枚に『[[ヒット]]した時に[[相手]]の[[リアガード]]を[[退却]]させる[[自動能力]]』を与える。 [[スタンド]][[能力]]を持つ「[[オーバーロード]]」に[[能力]]を与えれば、複数回に渡って[[誘発]]を狙うことができ[[ガード]]強要にもなる。 -[[《リザードヒーロー アンドゥー》]] [[パワー]]5000。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 [[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で、[[山札]]から「[[オーバーロード]]」を1枚まで[[手札]]に加える[[ジェネレーションブレイク]](1)を持つ。 [[ノーマル超越>超越]]や[[ブレイクライド]]の補助としても優秀である。 [[《レッドパルス・ドラコキッド》]]と比べて確実性で優れている。 -[[《レッドパルス・ドラコキッド》]] [[パワー]]4000。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 [[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で[[デッキトップ]]5枚までから[[グレード]]3以上の[[かげろう]]を1枚まで[[手札]]に加える。 [[ノーマル超越>超越]]や[[ブレイクライド]]の補助としても優秀である。 [[《リザードヒーロー アンドゥー》]]と比べて即効性で優れており、[[《ドラゴニック・オーバーロード》]]を[[手札]]に確保しておきたいならこちらの方が有用となる。 ***トリガーユニット [#trigger_unit] -[[《ガトリングクロー・ドラゴン》]] [[ドロートリガー]]。 [[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で、[[相手]]の[[グレード]]0の[[リアガード]]を1枚まで[[退却]]させる。 [[グレード]]0が[[コール]]されることは少ないので、[[先駆]]で[[スペリオルコール]]された[[ファーストヴァンガード]]が有力な対象となる。 [[コスト]]はかなり重たいので、使用するときは[[相手]]の[[ファーストヴァンガード]]の価値を考えてからにしたい。 -[[《封竜 アートピケ》]] [[ドロートリガー]]。 自身の[[ソウルイン]]で、[[かげろう]]1枚までに[[パワー]]+3000を与える。 癖もなく扱いやすいが、[[【かげろう】]]独自の強みを持つ[[《ガトリングクロー・ドラゴン》]]とは好みに合わせて使い分けたい。 -[[《リザードソルジャー ベイラー》]] [[スタンドトリガー]]。 1[[ターン]]に1回、[[効果]]で[[相手]]の[[リアガード]]が[[ドロップゾーン]]に置かれた時に他の[[ユニット]]を1枚に[[パワー]]+10000を与えることができ。与えたら、自身を[[山札]]に戻す[[ジェネレーションブレイク]](1)を持つ。 [[退却]]手段が[[バトル]]にもよっているこの[[デッキ]]では[[誘発条件]]を満たすのにやや苦労するが、「[[オーバーロード]]」の特性である[[スタンド]][[能力]]とこれ以上ない相性の良さを誇る[[パワー]]の上昇値を誇る。 特に[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]]と[[《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》]]とは特に相性が良い。 [[スタンドトリガー]]である事に目を瞑れば、[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]の破壊力も跳ね上がる。 //**大まかなタイプ別構築について [#decktype] //**派生軸 [#variation] //-[[【(デッキ名)】]] **このデッキの弱点 [#weakpoint] まず一つ挙げられるのが速攻を行える[[相手]]と相性が悪い点。 対策としてはいかに[[相手]]に展開力の源となる[[カウンターブラスト]]の[[コスト]]を与えないように、[[ガード]]強要や丁寧な[[リアガード]]潰しによって、どれだけ序盤から[[カード]]枚数を削って行けるかが鍵となる。 速攻への対策が非常に重要だが、[[【かげろう】]]は元々展開力に乏しく、この軸はそれに輪をかけて展開に時間がかかる。 よって速攻に対応すること自体が難しく、[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]を[[ライド]]するまでに[[ダメージゾーン]]の枚数差を開かれ過ぎ、そのまま追い付けず敗北することが多い。 また、他の[[【かげろう】]]より[[カウンターブラスト]]を消費する[[退却]]ギミックが採用し辛いのもネック。 [[クリティカルトリガー]]主体の[[相手]]なら[[ダメージゾーン]]が4枚で留まる事も珍しくない。そうなったら使えるのはわずか[[カウンターブラスト]](1)と、採用できる[[カード]]や[[能力]]の使用回数等、非常に限られてくる。 [[《ドラゴニック・バーンアウト》]]や[[《リザードソルジャー ファーゴ》]]等といった[[カウンターブラスト]]使わずに[[退却]]が行える専用サポートを利用することである程度は対処が可能。 また、[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]や[[《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》]]等に対してはは少々分が悪い。 最低でも[[リアガード]]を1枚でも確保できれば問題なく、[[呪縛]][[コスト]]不足を考えなくて良いという点は良いのだが、問題は[[相手]]の[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]の[[起動能力]]が使用された次の[[ターン]]。 [[コスト]]で[[呪縛]]した[[カード]]が全て[[解呪]]されないため、フィニッシュに持ち込めなかった場合には[[能力]]の[[要件]]達成への手助けにしかならない。 そのため、フィニッシュを狙える状況下以外では、[[相手]]が[[起動能力]]を使用しなかった次の[[ターン]]しか使えないことになる。 [[《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》]]の場合は[[起動能力]]で[[リアガード]]を5枚[[呪縛]]されてしまうと、その次の[[ターン]]には[[起動能力]]の[[コスト]]を払うことすらできなくなる。 **関連リンク [#link] -「[[オーバーロード]]」 -[[【かげろう】]] -[[【オーバーロード】]] -[[デッキ集]]