#author("2017-02-03T17:22:18+09:00","","") *【イニグマン】 [#top] #contents **概要 [#abstract] 「[[イニグマン]]」の[[カード]]とサポートカードを中心とした[[【ディメンジョンポリス】]]。 基本的には[[《イニグマン・ストーム》]]を基軸とした[[連携ライド]]ギミックとそのサポートを中心とした構築に、[[《イニグマン・トルネード》]]を用いた擬似的な[[スタンド]][[能力]]を使った戦術の[[デッキ]]となっている。 特徴としては「[[イニグマン]]」の関連[[カード]]は[[アタックステップ>バトルフェイズ#attack_step]]開始時に[[ヴァンガード]]の[[パワー]]が一定の数値であることで機能するギミックを中心となり、[[ジェネレーションブレイク]][[能力]]等のタイミングが遅くなる要因となる制限を持たない[[カード]]が多く含まれてるため、[[相手]]の如何に関わらずほぼ全ての[[能力]]が使用できるというテンポ面でのプレイングのしやすさが挙げられる。 一方で[[パワー]]出力性能は[[【ディメンジョンポリス】]]の中では低く、[[相手]]]の[[手札]]からの[[ガーディアンサークル]]への[[コール]]に対する制限といった戦術も不得意であり、単純な要求[[シールド]]値高める性能はあまり高くないのが難点である。 よって前述したテンポ[[アドバンテージ]]の確保しやすさや[[シールド]]値要求性能の低さを踏まえると、[[相手]]の[[手札]]が回り出す前である[[ゲーム]]開始から5〜6[[ターン]]目までを期限とした超短期決戦を心掛けるべきと言え、如何にして短い制限時間以内に[[相手]]を倒しきれるかが肝要となる。 なお、[[【イニグマン・レイン】]]や多くの「[[イニグマン]]」の[[カード]]が該当[[カード]]となり採用候補となる[[【超爆】]]に関して、これらは直接「[[イニグマン]]」の[[カード]]をサポートする[[能力]]は持っておらず、また特別シナジーを形成するわけでもない為、派生軸として相互に参考にはならない事には留意しておきたい。 **構築について [#introduction] ―キーカード -[[《イニグマン・トルネード》]] [[パワー]]11000の[[グレード]]3。 [[アタックステップ>バトルフェイズ#attack_step]]開始時に[[パワー]]19000以上なら『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[カウンターブラスト]](1)と[[ソウルブラスト]](1)と[[手札]]2枚の[[ドロップ]]で[[ソウル]]から[[《イニグマン・ストーム》]]を1枚まで[[スペリオルライド]]し、[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+10000を与える[[自動能力]]』を得る。 [[手札]]の「[[イニグマン]]」の[[カード]]1枚の[[ソウルイン]]で[[パワー]]+4000を得る。 [[要件]]を満たして[[クリティカル]]+1を得られる状態の[[《イニグマン・ストーム》]]の疑似[[スタンド]]を行うことができる。 [[要件]]に関してはは自身の[[起動能力]]の他、[[《イニグマン・ナイトスカイ》]]や[[《イニグマン・サンセット》]]の[[起動能力]]で満たす補助できる。 [[ゲーム]]が進行して[[相手]]の[[ダメージゾーン]]に[[カード]]が蓄積するほど活用が難しくなっていくため、順当な[[連携ライド]]を行った後、可能な限り早い段階でこの[[カード]]を[[ライド]]したい。 -[[《イニグマン・ストーム》]] [[パワー]]10000の[[グレード]]3。 [[ソウル]]に[[《イニグマン・ウェーブ》]]があるなら常時[[パワー]]+1000を得る。 [[アタックステップ>バトルフェイズ#attack_step]]開始時に[[パワー]]15000以上であるなら[[クリティカル]]+1を得る。 このデッキでは[[要件]]の達成もそれほど難しくなく、序盤から安定して[[クリティカル]]+1を得ることができれば、[[相手]]に大きなプレッシャーを与えることが可能。 [[ソウル]]に[[《イニグマン・ウェーブ》]]がない場合、6[[ターン]]目以降で使う場合の[[《イニグマン・トルネード》]]の[[能力]]を最大限に生かせず、[[《鋼闘機 ミストゴースト》]]等の[[能力]]一回分では[[クリティカル]]を増やすことができなくなる。 一応[[《イニグマン・トルネード》]]の[[能力]]で後から達成できるが、やはり[[連携ライド]]を成功させるのが理想である。 -[[《イニグマン・ウェーブ》]] [[パワー]]9000の[[グレード]]2。 [[ソウル]]に[[《イニグマン・リプル》]]があるなら常時[[パワー]]+1000を得る。 [[アタックステップ>バトルフェイズ#attack_step]]開始時に[[パワー]]14000以上であるなら、『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に1枚[[ドロー]]する[[自動能力]]』を得る。 [[《イニグマン・ストーム》]]を常時[[パワー]]11000にするための[[要件]]となる重要な[[カード]]。 -[[《イニグマン・クレセント》]] [[パワー]]9000の[[グレード]]2。 自身を[[《イニグマン・ウェーブ》]]としても扱う[[永続能力]]を持つ。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に「[[イニグマン]]」の[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+4000を与え、[[ダメージゾーン]]が5枚なら[[グレード]]3の「[[イニグマン]]」の[[ヴァンガード]]1枚に『[[アタック]]した時に[[相手]]は[[グレード]]1の[[カード]]を[[手札]]から[[コール]]できなくなる[[自動能力]]』を与える。 -[[《イニグマン・ナイトスカイ》]] [[パワー]]9000の[[グレード]]2。 1[[ターン]]に1回、[[エスペシャルカウンターブラスト]](1)で「[[イニグマン]]」の[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+4000を与える。 [[コスト]]の制限は厳しいが[[《コスモビーク》]]等よりも低[[コスト]]であり、継続的に使用できる[[起動能力]]である点も優れている。 安定性を少しでも上げるために採用する「[[イニグマン]]」の枚数は可能な限り増やしたいところ。 -[[《イニグマン・クラウド》]] [[パワー]]7000の[[グレード]]1。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[ソウルブラスト]](1)で[[デッキトップ]]5枚から[[グレード]]2以下の「[[イニグマン]]」の[[カード]]を1枚まで[[手札]]に加え、加えたら[[手札]]から1枚を[[ソウルイン]]する。 各状況で必要な「[[イニグマン]]」の[[カード]]を[[手札]]に加えたり、[[ソウルイン]]したり等の補助の用途の他、[[山札]]から[[ノーマルユニット]]を減らす手段として使うことができる。 -[[《イニグマン・スコール》]] [[パワー]]7000の[[グレード]]1。 自身を[[《イニグマン・リプル》]]としても扱う[[永続能力]]を持つ。 [[アタック]]か[[ブースト]]した[[バトル]]中、[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[ソウル]]に「[[イニグマン]]」の[[カード]]があるなら[[カウンターブラスト]](1)で、「[[イニグマン]]」の[[ユニット]]1枚に[[パワー]]+4000を与える。 -[[《イニグマン・リプル》]] [[パワー]]6000の[[グレード]]1。 [[ソウル]]に[[《イニグマン・フロー》]]あるなら常時[[パワー]]+2000を得る。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[グレード]]3の[[ディメンジョンポリス]]1枚の[[ドロップ]]で、[[山札]]から[[《イニグマン・ストーム》]]を1枚まで[[手札]]に加える。 [[《イニグマン・フロー》]]の[[能力]]のために[[《イニグマン・スコール》]]と合わせて採用しておきたい。 -[[《イニグマン・フロー》]] [[パワー]]5000の[[グレード]]0。 この[[デッキ]]における[[ファーストヴァンガード]]。 [[《イニグマン・リプル》]]が自身に[[ライド]]した時に、[[山札]]から[[《イニグマン・ウェーブ》]]を1枚まで[[手札]]に加える。 [[《イニグマン・ウェーブ》]]を[[手札]]に加えることに成功すれば、[[相手]]が[[【ぬばたま】]]でも無い限り[[グレード]]2までの[[ライド事故]]が無くなる。 -[[《イニグマン・サンセット》]] [[クリティカルトリガー]]。 自身を[[デッキトップ]]に置くことで「[[イニグマン]]」の[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+4000と『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[ダメージゾーン]]から1枚を表にする[[自動能力]]』を与える。 [[ソウル]]に置く手間がかかるが「[[イニグマン]]」の[[ヴァンガード]]の[[パワー]]の[[要件]]の達成を狙いつつ、[[山札]]に[[トリガーユニット]]を補充することができる。 ―Gユニット -[[《超光巨人 イニグマン・クロスレイ》]] [[パワー]]15000+。 [[アタックステップ>バトルフェイズ#attack_step]]開始時に[[パワー]]30000以上なら[[リアガード]]1枚の[[レスト]]で[[パワー]]+10000を得る。 -[[《イニグマン・パトリオット》]] [[Gガーディアン]]。 [[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[アタック]]している[[ユニット]]が[[パワー]]20000以上なら[[シールド]]+5000を得る。 ―グレード2 -[[《次元ロボ ダイファイター》]]・[[《ツイン・オーダー》]]・[[《鋼闘機 ディガリオン》]] [[パワー]]10000の[[バニラ]]。 -[[《次元ロボ カイザード》]] [[パワー]]9000。 [[ディメンジョンポリス]]が自身に[[ライド]]した時に[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+5000を与える。 2枚目以降は腐りやすいとはいえ、[[効果]]量が大きいので[[《イニグマン・ストーム》]]や[[《イニグマン・トルネード》]]の[[要件]]を満たすための補助ができる。 -[[《マスクドポリス グレンダー》]] [[パワー]]8000。 [[アタック]]した時に[[ヴァンガード]]に[[パワー]]+2000を与える。 [[コスト]]無しで[[《イニグマン・ストーム》]]や[[《イニグマン・トルネード》]]の[[要件]]満たすための補助できる。 低い[[パワー]]が難点となるため、[[パワー]]8000の[[ブースト]]要員を合わせて採用したい。 ―グレード1 -[[《宇宙勇機 グランポリス》]]・[[《カレンロイド デイジー》]] [[パワー]]8000の[[バニラ]]。 [[《コスモビーク》]]や[[《マスクドポリス グレンダー》]]を[[ブースト]]することで[[パワー]]16000[[ライン]]の構築が可能。 -[[《次元ロボ ダイマリナー》]] [[パワー]]7000。 自身を[[ドロップゾーン]]に置くことで、[[ディメンジョンポリス]]の[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+3000を与える。 [[《イニグマン・クラウド》]]で[[ソウルイン]]しておくことで下準備が可能。 -[[《次元ロボ ダイブレイブ》]] [[パワー]]7000。 自身を[[ドロップゾーン]]に置くことで、[[ディメンジョンポリス]]の[[ヴァンガード]]1枚に『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で1枚[[ドロー]]する[[自動能力]]』を与える。 [[《イニグマン・クラウド》]]で[[ソウルイン]]しておくことで下準備が可能。 -「[[守護者]]」 いずれも[[パワー]]6000/[[シールド]]0。 以下の[[カード]]は合計で4枚までしか入れることができない。 --[[《宇宙勇機 グランガード》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されず、[[ドロップゾーン]]に[[《宇宙勇機 グランガード》]]があるなら[[ダメージゾーン]]から1枚を表にする。 --[[《宇宙勇機 グランリーフ》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されない。 1[[ターン]]に1回、[[ソウルブラスト]](1)で[[ヴァンガード]]が[[パワー]]30000以上なら『[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時に自身を[[手札]]に戻す[[自動能力]]』を得て、[[ヴァンガード]]が[[パワー]]35000以上なら[[パワー]]+4000を得る[[超爆]]の[[ジェネレーションブレイク]](1)を持つ。 --[[《次元ロボ ダイシールド》]]・[[《ダイヤモンド・エース》]] [[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[ディメンジョンポリス]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ディメンジョンポリス]]1枚は[[ヒット]]されない。 --[[《鋼闘機 ブライナックル》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で[[デッキトップ]]から5枚を[[スペリオルコール]]する。 --[[《ライトエレメンタル サニー》]] [[Gアシスト>ドローフェイズ#g_assist_step]]で[[手札]]から離れた時にすべての[[ファイター]]は1枚[[ドロー]]する。 [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されない。 -[[《グローリー・メーカー》]] [[パワー]]6000。 [[ディメンジョンポリス]]の[[ヴァンガード]]を[[ブースト]]した時に[[ダメージゾーン]]が4枚以上なら[[ブースト]]された[[ユニット]]に[[パワー]]+4000を与える。 [[要件]]の都合で序盤は腐りやすいが、中盤から終盤にかけては難なく[[要件]]を満たす事が可能。 [[《コマンダーローレル》]]での[[スタンド]]を狙うには、まず[[ヒット]]させることが必要となるので[[ヴァンガード]]を[[ブースト]]することで合計[[パワー]]+10000を与えてくれるのはありがたい。 -[[《コマンダーローレル》]] [[パワー]]4000。 [[ディメンジョンポリス]]の[[ヴァンガード]]の[[アタック]]が[[ヒット]]した時に[[ディメンジョンポリス]]の[[リアガード]]4枚の[[レスト]]で、[[ヴァンガード]]1枚を[[スタンド]]する。 [[要件]]を満たした[[《イニグマン・ストーム》]]を[[スタンド]]することで序盤からゲームエンドを狙えるため、この[[カード]]が[[リアガードサークル]]にいるだけで強烈な[[ガード]]強要を[[相手]]に強いることができる。 また[[《イニグマン・ストーム》]]がなんらかの要因で[[能力]]の[[要件]]を満たすことができなくなった場合、この[[カード]]の[[能力]]で[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]を引き継げば[[要件]]を満たせるようになる。 強力な[[能力]]ではあるが、[[コスト]]で[[リアガード]]4枚を[[レスト]]しているため[[守護者]]に弱く、自身の低[[パワー]]によって[[パワー]][[ライン]]に不備が生じやすいという欠点もある。 ―トリガーユニット -[[《イニグマン・ウォーム》]] [[ドロートリガー]]の[[バニラ]]。 //**大まかなタイプ別構築について [#decktype] //-[[《(カード名)》]] //**派生軸 [#variation] //-[[【(デッキ名)】]] **このデッキの弱点 [#weakpoint] [[《イニグマン・トルネード》]]が得る[[能力]]で[[《イニグマン・ストーム》]]を[[スペリオルライド]]して疑似[[スタンド]]を行い、[[相手]]の[[ヴァンガード]]に合計3[[ダメージ]]を与え、フィニッシュに持ち込むのが勝ち筋となる。 ただ、7[[ターン]]目以降ともなるとと[[相手]]の体制が整ってしまって狙いにくくなるばかりか、[[クロスライド]]等で[[相手]]の[[ヴァンガード]]が[[パワー]]12000以上の[[ユニット]]になってしまう可能性すら考えられる。 そのため、[[相手]]の体勢が整いきる前の5〜6[[ターン]]目、理想としては[[クロスライド]]等の[[相手]]の[[ヴァンガード]]が[[パワー]]12000の[[ユニット]]となっている可能性が特に低く、[[Gガーディアン]]による[[Gユニット]]の[[スペリオルコール]]の心配もない5[[ターン]]目で狙いたいところ。 仮に阻止されてしまった場合には、潔く[[Gユニット]]に切り替えてしまうのも手である。 **関連リンク [#link] -「[[イニグマン]]」 -[[【ディメンジョンポリス】]] -[[デッキ集]]