*《ファントム・ブラスター・ドラゴン/Phantom Blaster Dragon》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[シャドウパラディン]] - [[アビスドラゴン]] パワー10000 / シールドなし / ☆1|
|&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルに「ブラスター・ダーク」があるなら、このユニットのパワー+1000。&br;&color(blue){【起】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(2),あなたの《シャドウパラディン》のリアガードを3枚選び、退却させる] そのターン中、このユニットのパワー+10000/クリティカル+1。|

 [[虚影神蝕]]で収録された[[グレード]]3の[[シャドウパラディン]]。

 [[起動能力]]で[[パワー]]と[[クリティカル]]を大幅に強化できるが、[[コスト]]もそれ以上に大きい。
 [[《孤高の騎士 ガンスロッド》]]などと比べても、[[カウンターブラスト]](2)に加えて3枚分もの[[ディスアドバンテージ]]を負うのは致命的。
 とはいえ、[[シャドウパラディン]]には[[《髑髏の魔女 ネヴァン》]]など、[[アドバンテージ]]を稼げる[[カード]]が多く、「いらない[[ユニット]]を処理する」方向にも使えるため、見た目よりは扱い易い。

 それでも重い[[コスト]]であることには違いないが、[[コスト]]さえ払えれば確実に使えるという利点もあり、タイミングさえ見計らえばリスク相応の強さを発揮する。
 [[守護者]]等で[[ガード]]されることだけは避けたい。

-通常版([[RRR]])と[[SP]]版でイラストが異なっている。完全にイラストが異なるのは[[騎士王降臨]]の[[《ブラスター・ブレード》]]と[[《ドラゴニック・オーバーロード》]]以来。

-アニメでは第43話(VS[[コーリン>立凪コーリン]])から[[先導アイチ]]が使用。アイチが[[シャドウパラディン]]を使用した全てのファイトで[[ライド]]し、[[起動能力]]を使用している(第48話では2回)。第45話(VS龍堂グンジ)、第48話(VS美童キリヤ)ではフィニッシャーになった。第48話では[[リアガード]]としても使用された。
--ライド時の台詞は「呪われし竜よ、出でて邪悪な力を振るえ! ライド! 《ファントム・ブラスター・ドラゴン》!」能力名は「ダムド・チャージング・ランス」
--[[リアガード]]を[[退却]]させる[[コスト]]のことを「命を捧げる」と表現し、それに準じた描写が為されている。
--後に本来の持ち主である[[雀ヶ森レン]]も使用。第57・58話(VS[[櫂トシキ]])、第63話(VS先導アイチ)のどちらでも[[ライド]]し、[[コール]]もされている。[[《ファントム・ブラスター・オーバーロード》]]への中継としての役割が強く、第57話では[[ライド]]時の台詞もなかった(第63話ではアイチと同じ台詞)。第63話では[[《髑髏の魔女 ネヴァン》]]、[[《グルルバウ》]]、[[《ダークサイド・トランペッター》]]を[[コスト]]に[[起動能力]]を使用している。
--アニメで使われているのは全てBT04/S01版のイラストのカードである。
-漫画ではアイチが[[シャドウパラディン]]を使うことがないため、純粋にレンの切り札として登場。[[永続能力]]は省略されて[[パワー]]11000の[[ユニット]]として扱われている([[《ブラスター・ダーク》]]は[[ソウル]]に置かれているが、本来なら[[《ザ・ダーク・ディクテイター》]]によって[[ソウルブラスト]]されており、[[パワー]]10000のはずである。)。第17話(VS櫂トシキ)、第20話(VS先導アイチ)のどちらでも[[ライド]]直後に「ダムド・チャージング・ランス」を使用し、[[ダメージゾーン]]に6枚目となる[[カード]]を置いているが、アイチは[[ヒールトリガー]]によって凌いだ。
--「ダムド・チャージング・ランス」の呼称はこちらでも使われているが、[[フレーバーテキスト]]で使われている「シャドウ・イロージョン」の名を出す場面もあった(櫂とのファイトでは[[起動能力]]の名前は言わずにその後の[[アタック]]で「シャドウ・イロージョン」、アイチとのファイトでは逆に「ダムド・チャージング・ランス」のみ呼称)。

-3DS版「ライドトゥビクトリー」では[[雀ヶ森レン]]がこの[[カード]]を中心にした[[デッキ]]を使用する事がある。そのデッキ構成は彼がアニメ中でアイチに譲ったものとほぼ同じである。またレンや[[三和タイシ]]が[[《ファントム・ブラスター・オーバーロード》]]の[[クロスライド]]元として使用している場合もある。

**関連カード [#card]
-「[[ファントム]]」
-「[[ブラスター]]」

-[[《ファントム・ブラスター・ドラゴン》>《ファントム・ブラスター・ドラゴン》#top2]]

-[[《ファントム・ブラスター・オーバーロード》]]

-[[《魔界城 ドンナーシュラーク》]]

-[[《ブラスター・ダーク》]]
-[[《ブラスター・ジャベリン》]]
-[[《フルバウ》]]

-[[《フルバウ》型の連携ライド>連携ライド#bt04_025]]

-[[《ガスト・ブラスター・ドラゴン》]]
-[[《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》]]
-[[《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》]]
-[[《暗黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo”》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''聖騎士団の一部に渦巻いていた負の感情を支配し、シャドウパラディンを創設した動乱の元凶。&br;絶望・嫉妬・恐怖など、ありとあらゆる負の感情を自らの力へと変えることができる。&br;仲間を計画の為の道具としか考えておらず、用済みになれば容赦なくその力を喰らい、糧としてきた。&br;闇が光を越えた時、「シャドウ・イロージョン」の刃は弾丸の如く標的へ降り注ぎ、光の残滓を食い尽くすだろう。'''

'''聖騎士団の一部に渦巻いていた負の感情を支配し、“シャドウパラディン”を創設した諸悪の根源。 死・絶望・嫉妬・恐怖など、ありとあらゆる負の感情を自らの力へと変えることができる。 また、仲間を計画の為の道具としか考えておらず、用済みになれば容赦なく切り捨てる残忍な性質を持つ。 闇が光を超えた時、「シャドウ・イロージョン」の刃は餓鬼の如く標的へ降り注ぎ、光の残滓を食い尽くすだろう。'''

-2011年9月23日と2013年5月21日の2回紹介され、一部が異なる設定と2013年5月21日には[[ファイターズコレクション2013]]通常版仕様のものが公開された。
-他の[[カード]]の設定においてこの[[カード]]は「奈落竜」の通称で呼ばれている。

**FAQ [#faq]
-Q65 (2011-12-03)
Q. このユニットの起動能力は何度でも使えますか?
A. はい。コストを払える限り、メインフェイズ中に何回でも発動できます。
-Q132 (2011-10-25)
Q. 『[【カウンターブラスト】(2),あなたの《シャドウパラディン》のリアガードを3枚選び、退却させる]』とありますが、コストは『【カウンターブラスト】(2)』か、『あなたの《シャドウパラディン》のリアガードを3枚選び、退却させる』のどちらか片方だけ行えば能力を使えますか?
A. いいえ、使えません。コストは[ ]の中に書かれた行動をすべて行わないと支払えません。
-Q484 (2013-04-26)
Q. [ ]のコストのうち、どちらか片方だけ支払えばいいのですか??
A. いいえ、両方支払います。コストは[ ]の中に書かれた行動をすべて行わないと支払えません。
-Q485 (2013-04-26)
Q. このユニットの起動能力は何度でも使えますか?
A. はい。コストを払える限り、メインフェイズ中に何回でも発動できます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[虚影神蝕]]|BT04/001 [[RRR]] デザイン:[[伊藤彰]] イラスト:[[三好載克]]|'''死と絶望こそ我が刃! 渦巻け、シャドウ・イロージョン!'''|
|~|~|BT04/S01 [[SP]] イラスト/[[伊藤彰]]|'''死と断末魔を刃とせん、蠢け、シャドウ・イロージョン!'''|
|[[スペシャル/コレクション>カードリスト#special_collection]]|[[ファイターズコレクション2013]]|FC01/S04 [[SP]] イラスト/[[伊藤彰]]|'''呪われし竜よ、&br;出でて邪悪な力を奮え!'''|
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&tag(《ファントム・ブラスター・ドラゴン》,ノーマルユニット,グレード3,シャドウパラディン,アビスドラゴン,「ファントム」,「ブラスター」);
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*《ファントム・ブラスター・ドラゴン/Phantom Blaster Dragon》 [#top2]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[シャドウパラディン]] - [[アビスドラゴン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[【ソウルブラスト】(3)] 《シャドウパラディン》がこのユニットにライドした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000し、&color(red){『&color(green){【自】};【&color(black){(V)};】:[あなたのリアガードを3枚選び、退却させる] このユニットがヴァンガードにアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、2枚引き、あなたのダメージゾーンから3枚選び、表にし、そのバトル中、相手はグレード1以上のカードを手札から&color(black){(G)};にコールできない。』};を与える。&br;&color(green){【自】};:[あなたのリアガードを1枚選び、退却させる] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札からカード名に「ブラスター」を含むカードを1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。|

 [[覇道竜星]]で収録された[[グレード]]3の[[シャドウパラディン]]。

 [[ソウルブラスト]](3)で[[ヴァンガード]]1枚に[[パワー]]+10000と『[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[リアガード]]3枚の[[退却]]で、2枚[[ドロー]]し、[[ダメージゾーン]]から3枚を表にし、[[相手]]は[[グレード]]1以上の[[カード]]を[[手札]]から[[コール]]できなくなる[[自動能力]]』を与える[[ブレイクライド]]を持つ。

 [[コスト]]の都合上、2枚目のこの[[カード]]を[[ライド]]して再使用を狙うのは厳しく、他の[[リアガード]]を[[コスト]]に利用する[[能力]]や[[ソウル]]を利用する[[能力]]との併用も難しい。

 しかし、[[ライド]]も含めて2枚分の[[ディスアドバンテージ]]は負うが[[カード]]を入れ替えて[[手札]]を増やしながら[[ダメージゾーン]]の表の[[カード]]を補充し、さらに[[相手]]の[[手札]]から[[グレード]]1以上の[[コール]]を封じる事で[[守護者]]等の強力な[[ガーディアン]]の封殺も出来るため、[[ブレイクライド]]先の[[ユニット]]に与える[[能力]]としては非常に強力である。

 [[【シャドウパラディン】]]は[[カウンターブラスト]]の[[コスト]]競合が起こりやすく、[[ダメージゾーン]]の表の[[カード]]が増えれば、それだけ[[《闇夜の乙女 マーハ》]]や[[《漆黒の乙女 マーハ》]]といった[[アドバンテージ]]を稼げる[[スペリオルコール]][[能力]]が利用しやすくなる利点は大きく、発生してしまう2枚分の[[ディスアドバンテージ]]もそれでいくらか補充は効かせられる。

 一方で、「[[ブラスター]]」の強力なサポートカードである[[《ダークハート・トランペッター》]]の併用が難しいのは惜しいところである。

 同じ[[ブレイクライド]]の[[《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》]]と比べると、こちらはほぼ単発で他の[[ソウルブラスト]]や[[退却]][[コスト]]を必要とする[[能力]]との同時使用は厳しいが、フィニッシャーのサポートとして攻撃面に優れている。
 それぞれに利点があるので、[[デッキ]]の構築に応じて使い分けると良いだろう。

 もう1つの[[自動能力]]では1:1交換で[[山札]]から「[[ブラスター]]」を[[手札]]に加えることができ、[[グレード]]3の「[[ブラスター]]」を[[手札]]に加えれば2[[ターン]]後に[[ブレイクライド]]を[[誘発]]させる準備を整えられる。
 [[相手]]の[[グレード]]3以上の[[ヴァンガード]]がいるならそのまま[[ノーマル超越>超越]]の[[コスト]]に利用することもできる等、汎用性が高い[[能力]]である。

 [[《ファントム・ブラスター・オーバーロード》]]なら[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]を行うことができ、「[[ファントム]]」や「[[ブラスター]]」のサポートを引き続き活用できる。
 それに加えて、与える[[自動能力]]で[[カウンターブラスト]](3)と[[ペルソナブラスト]]を確保し、[[相手]]の[[守護者]]の使用を封じた状態で単独[[パワー]]33000/[[クリティカル]]2の[[アタック]]を狙うことができる。

 変わった使い方としては[[ブレイクライド]][[能力]]は半ば諦める形になるが、[[【撃退者】]]で[[《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》]]を[[手札]]に加える為だけに5枚目以降のそちらとして採用する事も考えられるか。

 その他にも、同じく高[[パワー]]と[[クリティカル]]を増加する[[能力]]を有する[[《覇気の撃退者 コーマック》]]や[[《覇道竜 クラレットソード・ドラゴン》]]との相性も、多少[[退却]][[コスト]]の捻出が厳しいことに目をつぶれば良好である。

**関連カード [#card2]
-「[[ファントム]]」
-「[[ブラスター]]」
-[[ブレイクライド]]

-[[《ファントム・ブラスター・ドラゴン》>《ファントム・ブラスター・ドラゴン》#top]]

-[[《ファントム・ブラスター・オーバーロード》]]

-[[《魔界城 ドンナーシュラーク》]]
-[[《ブラスター・ジャベリン》]]

-[[《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》]]

**ユニット設定 [#profile2]
'''ユナイテッドサンクチュアリの歴史に残る、大規模な内乱を引き起こした諸悪の根源――通称「奈落竜」。&br;その正体は、あらゆる生命が発する負の感情に蝕まれ、最後はある者の手によって暗い奈落の底に&br;心を落としてしまった聖域の守護竜の一柱。&br;&br;内乱の決着後、奈落竜は先導者の手によって裁かれ、その魂は「光」と「闇」に分かれる。&br;モルドレッド――守護竜としての力を宿した聖なる魂は、死にゆく騎士と同化して新たな肉体を得た。&br;ガストブラスター――奈落竜としての力を宿した邪悪な魂は、世界に蔓延する負の感情に惹かれて肉体を得た。&br;&br;侵略者との戦が終結し、再び平和が訪れた聖域。&br;この後、侵略者の残党によって歴史が改変される事件が発生。&br;「ファントム・ブラスター・ドラゴン」としての姿を残したまま、“シャドウパラディン”にて&br;贖罪を為し続ける可能性が生まれたが、事件の解決と同時にその可能性は掻き消え、&br;再び元の世界――光と闇の魂に別たれた軸へと収束していった。&br;&br;ある時、起源を同じくする魂は、突如前触れもなく惹かれあった。&br;決戦の地へと至った二つの存在は、互いを滅ぼさんと死闘を演じ続けたという。&br;&br;光が勝利したのか、闇に呑み込まれたのか、互いに跡形も無く消滅してしまったのか。&br;戦いの決着、その後の足取り……知る者はいるが、語る者はまだいない。&br;彼の物語は終幕を迎えたのか、それとも――。'''

-「贖罪を為し続ける可能性」とは、[[《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》]]の事だろう。

**FAQ [#faq2]
-Q1311 (2015-05-28)
Q. ユニットの能力で、バトル中に【ブースト】しているユニットをドロップゾーンに置きました。【ブースト】のパワーは増加どうなりますか?
A. 【ブースト】しているユニットがバトル中にドロップゾーン等に移動した場合、【ブースト】によって増加したパワーは【ブースト】したユニットの分だけ減少します。
-Q1312 (2015-05-28)
Q. 山札からカードを探した時、山札に当てはまるカードや見つけたいカードがなかった場合はどうしますか?
A. 何も探せないので、シャッフルだけを行います。
-Q1494 (2015-08-27)
Q. 山札からカードを探した時、山札に当てはまるカードや見つけたいカードがなかった場合はどうしますか?
A. 何も探さない場合は、そのままシャッフル等その後に指示されている処理を実行してください。
-Q1519 (2015-08-27)
Q. 起動や自動の【リミットブレイク】を解決した後、そのターン中やバトル中にダメージゾーンが2枚以下になった場合、得た効果はなくなってしまいますか?
A. いいえ、なくなりません。
-Q1585 (2015-08-27)
Q. ユニットの能力で、バトル中に【ブースト】しているユニットをドロップゾーンに置きました。【ブースト】のパワーは増加どうなりますか?
A. 【ブースト】しているユニットがバトル中にドロップゾーン等に移動した場合、【ブースト】によって増加したパワーは【ブースト】したユニットの分だけ減少します。

**収録情報 [#pack2]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[覇道竜星]]|G-BT03/001 [[GR]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''運命よ、我にさらなる絶望を与えよ!'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[討神魂撃]]|G-BT04/SR03 SCR イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《ファントム・ブラスター・ドラゴン》,ノーマルユニット,グレード3,シャドウパラディン,アビスドラゴン,「ファントム」,「ブラスター」,【リミットブレイク】(4));