*エクスカルペイト・ザ・ブラスター [#ec4d54fc]
 ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
 ロイヤルパラディン - ヒューマン パワー12000 / シールドなし / ☆1
 【永】【手札】:あなたのグレード3の《ロイヤルパラディン》のヴァンガードがいないなら、あなたはこのカードをノーマルライドできない。
 【永】【(V)】:あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」がないなら、このユニットはアタックできない。
 【自】:このユニットが(R)に登場した時、このユニットを退却させる。
 【起】【(V)】:[【カウンターブラスト】(3)] そのターン中、このユニットは1回のアタックで相手のユニットすべてとバトルする。
 【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、あなたのソウルから「ブラスター・ブレード」以外のカードをすべてドロップゾーンに置き、置いたカード1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。 
 【自】【(V)】:このユニットがアタックしたバトルの終了時、あなたの、ドロップゾーンかソウルから「ブラスター・ ブレード」を1枚選び、【レスト】でライドし、あなたのソウルをすべてドロップゾーンに置く。 
[[プロモーションカード|「カードファイト!! ヴァンガード」コミック第5巻]]に付属した[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]。

[[グレード]]3からしか[[ノーマルライド]]できない、事実上[[リアガードサークル]]に[[登場]]できない、と実質的に[[グレード]]4とほぼ同義となるような制限を持っている。

加えて、[[ソウル]]に[[ブラスター・ブレード]]が存在しないと[[アタック]]できない、[[拘束]]のような制限もある。こちらは[[未来の騎士 リュー]]からの[[スペリオルライド]]、[[孤高の騎士 ガンスロッド]]での[[サーチ]]、[[マジェスティ・ロードブラスター]]の[[能力]]で[[ソウル]]に置くなどサポート手段は豊富なので、そこまで深刻な制限ではない。

また、[[ライド]]を考える時点で既に他の[[グレード]]3が既に[[ヴァンガードサークル]]に置かれているので、[[ソウル]]に[[ブラスター・ブレード]]がなければ[[ライド]]を諦めればよく、不意にこの制限を受けてしまう危険はまずないと言える。また[[ドリーム・ペインター]]使用すれば、強引ではあるが[[ライド]]してからでも[[永続能力]]による制限を回避できる。

これらのデメリットと引き換えに持つ[[能力]]として、1度だけ[[相手]]の[[ユニット]]すべてと同時に[[バトル]]することができる(特殊な処理についての説明は[[ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン]]を参照)。単純に最高5枚以上の[[アドバンテージ]]になり、[[相手]]の布陣を完全にリセットできる。[[コスト]]を消費する[[ブラスター・ブレード]]などの[[能力]]の使用を控えてでも、この[[能力]]を狙う価値は十二分にある。

[[リミットブレイク]]等の制限はないが、[[ノーマルライド]]制限の都合上から7[[ターン]]目以降からしか使用を狙えないため、[[ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン]]等と同様に即効性は見込みにくい。

更に[[アタック]]時には自動的に[[ソウル]]のほとんどを消費して追加の[[パワー]]を得る。順当に[[ライド]]し、[[ソウルブラスト]]していなければ[[ソウル]]は最低でも2枚([[ファーストヴァンガード]]、[[ブラスター・ブレード]]含まず)あることになるので、[[パワー]]+4000は期待できる。

自身の[[パワー]]と[[ブースト]]も含めれば合計[[パワー]]はかなりの数値が見込める上に、全体[[アタック]]によって[[インターセプト]]封じもできるので、フィニッシャーとしても十分に強力である。

しかし、[[バトルの終了]]時には[[ソウル]]か[[ドロップゾーン]]からの[[ブラスター・ブレード]]の[[スペリオルライド]]が行われてしまう。[[手札]]に[[グレード]]3を確保しておきたいところだが、確保できていても次の[[ターン]]は[[パワー]]9000で凌がなければならない。

状況的には[[相手]]の[[リアガード]]を壊滅させた後なので反撃も弱まりやすいが、言い換えれば[[相手]]が残りの[[手札]]で脆弱な[[ライン]]を作っても十分に[[アタック]]が通ってしまうということでもあり、不安は残る。

ただし、こちらの[[ヴァンガード]]が[[グレード]]3以上でなくなることで[[相手]]は[[シークメイト]]や[[ノーマル超越]]が行えなくなるので、場合によってはかえって[[相手]]の戦術を阻害できることもある。

多く入れるとほぼ確実に腐ってしまうが、幸いにも[[ういんがる・ぶれいぶ]]の[[サーチ]]対象であり、投入枚数をかなり絞る事が可能。

戦術上[[ブラスター・ブレード]]を[[ソウル]]に置ける可能性が高く、[[ソウル]]を増やす動きもでき、「[[ブラスター]]」サポートも共有できる[[【マジェスティ・ロードブラスター】]]とは相性が良い。

特に[[ういんがる・ぶれいぶ]]とは好相性。自身を[[サーチ]]でき、また[[起動能力]]を使用した状態で[[ブースト]]を受ければほぼ確実に後続の[[グレード]]3の「[[ブラスター]]」を[[サーチ]]できる為、次の[[ターン]]以降のケアも容易くなる。

他には[[ブラスター・ブレード]]と[[双闘]]した[[光源の探索者 アルフレッド・エクシヴ]]から[[再ライド]]することで確実に[[ブラスター・ブレード]]を[[ソウル]]に置くことができる。

-制限されるのは[[ノーマルライド]]のみであるものの、この[[ユニット]]への[[スペリオルライド]]が可能なのは、同[[グレード]]からでないといけない[[導きの賢者 ゼノン]]と[[グレード]]3である[[白竜の騎士 ペンドラゴン]]のみなので、どちらにせよ[[グレード]]3に[[ライド]]しなければならない。
--[[白竜の騎士 ペンドラゴン]]に関しては、比較的相性は良いと言える。[[リミットブレイク]]故に[[ライド]]するのが遅くなってしまう難点も、早期に[[ライド]]したところで全体[[バトル]]の旨みが少なくなることを思えばさほど気にならない。

-史上初の[[元々のパワー]]12000だが、[[コール]]できない上に[[アタック]]をするとその[[ターン]]中しか[[ユニット]]として維持されないため、基本的にほとんど旨みがない。
--一応、[[アタック]]宣言を行わなければ維持できるが、[[ヴァンガード]]の[[アタック]]による[[ツインドライブ!!]]を放棄してまで維持するくらいなら[[ライド]]しない方がマシである。
--即座に[[超越]]することで、その[[ターン]]中の行動を制限せずにこの[[ユニット]]を[[ヴァンガードサークル]]に置いた状態にすることができ、次の[[ターン]]で防御面の恩恵のみを受けることができる。
---ただし、[[グレード]]3からの[[再ライド]]が必須であるこの[[カード]]に[[ライド]]するということは、[[ノーマル超越]]の有力な[[コスト]]候補を消費してしまうということなので、その点では[[超越]]との相性は良くない。

-[[アタック]]した[[バトルの終了]]時の[[スペリオルライド]]の際には[[ソウル]]だけでなく[[ドロップゾーン]]も参照するため、その[[バトル]]中に[[アポカリプス・バット]]などで[[ソウル]]から[[ブラスター・ブレード]]を[[ドロップゾーン]]へと取り除いたとしても不可避である。
--この[[ユニット]]を[[ブースト]]した[[アポカリプス・バット]]で[[ソウル]]から[[ブラスター・ブレード]]を取り除いても、その場で「[[アタック]]できない」[[永続能力]]が適用されるようなことはない(Q331)。

-テキストが非常に長く、総文字数374文字は全カード中最長である。加えて能力数(6つ)、行数(9行)もトップ。

-漫画において[[先導アイチ]]が使用したカード。第21話(VS[[雀ヶ森レン]])で[[ソウルセイバー・ドラゴン]]から[[再ライド]]し、[[アタック]]でフィニッシャーとなった。
--[[ライド]]時にテキストとして表記された[[能力]](カードで言う4つ目から6つ目の[[能力]])はほぼ忠実に再現され、それに作中の状況に則ったデメリット[[能力]]が加えられた形になっている。
--攻撃名は「イメージュラブルブレード」。
{{画像|日付=2012年11月16日}}
**関連カード [#card]
-「[[ブラスター]]」

-[[ブラスター・ブレード]]

-[[マジェスティ・ロードブラスター]]
-[[ブラスター・ブレード・スピリット]]
-[[ブラスター・ブレード・解放者]]
-[[ブラスター・ブレード・探索者]]
-[[星輝兵 ブラスター・ジョーカー]]

**ユニット設定 [#profile]
''影の騎士団との戦いの最中、無限の勇気の力により一時的に変貌を遂げた「ブラスター・ブレード」の姿。 影の戦士たちの心に、形は違えど同じ志を見た「ブラスター・ブレード」。 彼は気づく。 光無き所に影は無く、影無き所に光は灯らない事を。 光の使者となった彼の強く優しい輝きは、闇に染まった者を滅ぼすのではなく、光へと塗り替え暗き闇の衣を祓っていく。 その強き光に、国を思うかつての己を見た影の騎士は、光の騎士へ剣と覚悟を託した。 最後の闇を祓う為、戦いを終結へと導く為――若き英雄は眠れる力を解き放つ。''
-設定から察するに、[[ブラスター・ブレード]]が[[ブラスター・ダーク]]ら[[シャドウパラディン]]達と対立していた際に変貌した姿。この姿に変貌したことをきっかけとなって[[ブラスター・ダーク]]から「剣」と「覚悟」を託され、[[ブラスター・ブレード]]は[[マジェスティ・ロードブラスター]]となったのだろう。

**FAQ [#faq]
-Q330 (2012-11-22)
:Q. 「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」の能力で「ブラスター・ブレード」にライドした時、「ブラスター・ブレード」の能力は使えますか? 
:A. はい、使えます。 
-Q331 (2012-11-22)
:Q. 「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」でアタックした時、「アポカリプス・バット」で【ブースト】しました。「アポカリプス・バット」のソウルブラストにより、ソウルの「ブラスター・ブレード」がなくなった場合、その攻撃はどうなりますか?
:A. 攻撃は続行されます。「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」の「あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」がないなら、このユニットはアタックできない。」は、アタック宣言をする時に関わる永続能力です。アタック宣言をする時にソウルに「ブラスター・ブレード」があれば、その後に「ブラスター・ブレード」がソウルからなくなっても、そのバトルは続行されます。