#author("2022-05-30T09:00:01+09:00","","")
#author("2022-05-30T22:32:54+09:00","","")
*《&ruby(イレイザー){抹消者}; ドラゴニック・ディセンダント/Eradicator, Dragonic Descendant》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[なるかみ]] - [[サンダードラゴン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【(V)】【リミットブレイク】(4):[【カウンターブラスト】(1),あなたの手札から「抹消者」を含むカードを3枚選び、捨てる] このユニットがアタックしたバトルの終了時、そのバトル中、アタックがヒットしていなかったら、コストを払ってよい。払ったら、このユニットを【スタンド】し、そのターン中、クリティカル+1。そのターン中、この能力は使えなくなる。&size(11){(コストを払わなくても使えなくなる)};&br;&color(blue){【起】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(2) - 「抹消者」を含むカード] そのターン中、このユニットのパワー+5000。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主|

 [[騎士王凱旋]]で収録された[[グレード]]3の[[なるかみ]]。

 1つ目の[[能力]]は、1[[ターン]]に1回、[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時にその[[バトル]]中、[[ヒット]]していなかったら、[[カウンターブラスト]](1)と[[手札]]の「[[抹消者]]」の[[カード]]3枚の[[ドロップ]]で、自身を[[スタンド]]し、[[クリティカル]]+1を得る[[リミットブレイク]]の[[自動能力]]。

 [[誘発条件]]や[[要件]]は[[《破壊竜 ダークレックス》]]と似ているが、別の[[ユニット]]になることで[[ヴァンガード]]に[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]を与えることが出来ない[[《破壊竜 ダークレックス》]]と違い、こちらは自身が[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]の恩恵を受けることが出来るという利点がある。
 [[バトル]]の結果に依存しない[[《スペクトラル・デューク・ドラゴン》]]と比べると、「その[[ターン]]中、使えなくなる」という制限があるものの[[ツインドライブ!!]]を失わないので3:2交換の[[カード]]消費となり発生する[[ディスアドバンテージ]]が1枚分となり、[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]の発動も期待しやすい。
 [[バトル]]の結果に依存しない[[《スペクトラル・デューク・ドラゴン》]]と比べると、「その[[ターン]]中、使えなくなる」という制限があるものの[[ツインドライブ!!]]を失わないので3:2交換の[[カード]]消費で発生する[[ディスアドバンテージ]]が1枚分となり、[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]の発動も期待しやすい。

 その上[[スタンド]]すると同時に[[クリティカル]]が増加するため、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4枚の状況で「[[ガード]]せず[[クリティカルトリガー]]が出て敗北するリスクを背負うか、2回の[[アタック]]を両方[[ガード]]するか」という2択を迫ることができるのは極めて強力。

 自身の[[起動能力]]で[[パワー]]を増加させれば実質的に[[シールド]]10000を追加で要求ができ、[[ブレイクライド]]等でも[[パワー]]を増やせばより多くの[[シールド]]を削ることができる。
 [[インターセプト]]要員を削られた上で単体[[パワー]]21000以上が2回も[[スタンド]]してくる様は[[相手]]からしてみれば防ぎにくいことこの上ないだろう。

 ただしその分、[[コスト]]はそれなりに重い。
 [[カウンターブラスト]]は少ないものの、[[手札]]の「[[抹消者]]」の[[カード]]3枚の[[ドロップ]]という点が難点になり得る。
 [[メインデッキ]]のほとんどを「[[抹消者]]」の[[カード]]にするのは容易ではあるが、[[手札]]が少ない場合には[[ドライブチェック]]で[[手札]]に加えることができるかどうかの博打になってしまうことがある。
 また、使用しなかった場合に比べて[[手札]]は1枚減る計算になるので、万が一倒し切れなかった場合の防御には少し不安が残る。

 [[相手]]の[[パワー]]12000以上の[[ユニット]]がいる場合、あえて[[ブースト]]を付けずにその[[ユニット]]に[[アタック]]し、[[ヒット]]させないことによって能動的に[[要件]]を満たすことができる。
 基本的には[[相手]]に[[ガード]]させた上で追撃を行った方が優位に立ちやすいが、どうしても確実に[[クリティカル]]+1を得た状態で[[ヴァンガード]]に[[アタック]]したい状況であれば検討する余地はある。

 「とどめを刺す」ことにかけては屈指の性能を持つ[[カード]]であるため、終盤で[[手札]]にあれば[[再ライド]]してでも使う、という選択肢も十分に考えられる。

 [[《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》]]や[[《真紅の奇跡 メタトロン》]]と同じく[[《抹消者 ストライクダガー・ドラゴン》]]、[[《剣舞の抹消者 ヒセン》]]、[[《覇軍の抹消者 ズイタン》]]による[[スペリオルライド]]サポートが存在しているため、[[ライド]]を安定させやすい点も優秀だが、[[スペリオルライド]]に必要な[[カード]]が同じそれらの中でも扱いにくいのが少々足を引っ張っている。
 また、前述の通りこの[[カード]]は[[リミットブレイク]]が有効かつ[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4枚以上という詰めの段階で力を発揮するので、早い段階で[[ライド]]する利点も[[起動能力]]や[[パワー]]11000の防御力、増える[[ソウル]]を活用しないのであれば比較的薄い。

-これ以降の[[ヴァンガードサークル]]上で有効になる自身を[[スタンド]]する[[能力]]に付属する[[継続効果]]は、「そのターン中、このユニットは『ツインドライブ!!』を失う。」から「そのターン中、この能力は使えなくなる。」に移行している。

-[[自動能力]]に含まれる[[手札]][[コスト]]と[[起動能力]]の[[コスト]]は「[[抹消者]]」の[[カード]]を要求しているが、[[自動能力]]の[[コスト]]に含まれる[[カウンターブラスト]]で裏にする[[カード]]には制限がない。そのため、「[[抹消者]]」でない[[カード]]が多少[[ダメージゾーン]]に置かれてしまっても影響は受けにくい。

-[[起動能力]]で[[パワー]]+5000を得る点と平時には[[誘発]]しない自身の[[スタンド]]を行う[[自動能力]]を持つ点、それらを併用すると[[カウンターブラスト]](3)を要求される点は[[《ドラゴニック・オーバーロード》]]と類似している。[[《ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン》]]も違った形だが[[《ドラゴニック・オーバーロード》]]との類似点があり、意図して設定されているものと思われる。

-2013/5/11より施行の[[ファイターズルール]]により、[[デッキ]]投入規制がかけられていた。
--このカードを採用した[[【抹消者】]]が直前の大会環境で猛威を振るったために、2013/5/11施行の[[ファイターズルール]]では唯一の追加規制対象となった。
--2013/1/1での規制は最短でも1年近く前のカードが対象だったのに対し、このカードは発売から3ヶ月足らずという極めて短期間での指定となった。この記録は誰も破れていない。
--2014/8/18より施行の[[ファイターズルール]]により指定解除となった。

-アニメでは「リンクジョーカー編」の[[櫂トシキ]]が使用。
--第110話(VS[[石田ナオキ]])では8[[ターン]]目で[[《抹消者 ボーイングソード・ドラゴン》]]に[[ブレイクライド]]した上で[[起動能力]]も使用、[[《抹消者 ガントレッドバスター・ドラゴン》]]に[[アタック]]し、[[《抹消者ワイバーンガード ガルド》]]の[[能力]]によりその[[アタック]]は[[ヒット]]しなかったことにより[[自動能力]]を使用して[[スタンド]]し、[[《抹消者 ガントレッドバスター・ドラゴン》]]に再度[[アタック]]し、フィニッシャーとなっている。
--第120話([[小茂井シンゴ]])でも使用しており、こちらでも[[《チアガール マリリン》]]に[[能力]]で[[ヒット]]は防がれたが[[自動能力]]で再[[スタンド]]し、フィニッシャーとなっている。
--第127-128話(VS[[立凪タクト]]([[リンクジョーカー]]))では左[[前列]]の[[《覇軍の抹消者 ズイタン》]]1枚と中央[[後列]]の[[《剣舞の抹消者 ヒセン》]]を[[呪縛カード>呪縛]]もなっている状態から[[起動能力]]と[[自動能力]]で攻め立てたが、あと一歩で[[ガード]]を突破し切れなかった。しかし、この時タクトの場には[[インターセプト]]が出来る[[《飛将の星輝兵 クリプトン》]]がいたので、ダメージトリガーの上昇分も合わせてどのみち突破は不可能だった。先にこの[[カード]]で[[アタック]]を行い、[[スタンド]]で攻め立てた上で[[ドライブチェック]]で発動した[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]を全て[[呪縛]]されていない[[《ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン》]]に注ぎ込んでいれば[[《抹消者 デモリッション・ドラゴン》]]の[[ブースト]]を含めて合計[[パワー]]28000で十分な勝機があったにもかかわらず、動揺していたのか勝機を逃してしまったのである。
--[[ブレイクライド]]時の台詞は「偉大なる古の竜よ。姿と力を辿り、再び地上に舞い降りよ! ブレイクライド! 《抹消者 ドラゴニック・ディセンダント》!」
--「リンクジョーカー編」第1オープニングにおいて、櫂の使用する[[ユニット]]として描かれている。

-3DS版「ロック オン ビクトリー」にて、この[[カード]]の[[自動能力]]が適用されている場合、[[相手]]は[[自動能力]]込みの複数回[[アタック]]の[[ヒット]]を防ぎきれない場合は[[ガード]]をしないことが多く、[[ダメージゾーン]]が5枚で[[手札]]がそれなりにあっても[[ガード]]を一切しないことがある。
**関連カード [#card]
-「[[抹消者]]」
-「[[ディセンダント]]」
-[[リミットブレイク]]
-[[エスペシャルカウンターブラスト]]
-[[盟主]]

-[[《抹消者 ストライクダガー・ドラゴン》]]
-[[《剣舞の抹消者 ヒセン》]]
-[[《覇軍の抹消者 ズイタン》]]

-[[《バトルシスター もなか》]]
-[[《ペンタゴナル・メイガス》]]
-[[《団結の守護天使 ザラキエル》]]
-[[《古代竜 ティラノレジェンド》]]
-[[《Duo ステージストーム イオリ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''全ての「抹消者」を束ねる“なるかみ”の現指揮官。 壮年の戦士が纏うような気迫と威圧感、一介の将では生涯持てないであろう圧倒的な存在感を兼ね備えた猛将。 帝国の秘宝である二対の「黙示録の剣」の片翼を担っている事から、その力量と皇帝からの強い信頼が伺える。 その信頼に応えるかの如く、帝国と皇帝にのみ忠誠を誓い他者に付き従う事をよしとしない難物の「抹消者」達を、彼はいとも容易くまとめ上げた。 強大な力による支配と、超大な存在による統率。 権勢までも手に入れ、およそ力で得られるであろう全てを揃えた剛の竜。 新たなる雷の進撃が、ここから始まる。'''

-“[[なるかみ]]”の前指揮官、[[《ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン》]]が解放戦争後に行方不明となったことで指揮官の役職に就いたようである。

**FAQ [#faq]
-Q1934 (2016-11-10)
Q. 起動や自動の【リミットブレイク】を解決した後、そのターン中やバトル中にダメージゾーンが3枚以下になった場合、得た効果はなくなってしまいますか?
A. いいえ、なくなりません。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[騎士王凱旋]]|BT10/006 [[RRR]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''黙示録の剣……身を以てその意味を学ぶがよい!'''|
|~|~|BT10/S06 [[SP]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''強さを求め続ける意志、それが誇り高き竜の血統。'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[天舞竜神]]|G-BT09/Re:04 [[Re]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''黙示録は語り継がれる。愚かなる者達を屠るために。'''|
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&tag(《抹消者 ドラゴニック・ディセンダント》,ノーマルユニット,グレード3,なるかみ,サンダードラゴン,「抹消者」,「ディセンダント」,【リミットブレイク】(4),盟主);