#author("2021-07-19T18:15:23+09:00","","")
#author("2024-01-01T14:22:57+09:00","","")
*《&ruby(ちょうえつりゅう){超越龍}; ドラゴニック・ヌーベルバーグ/Transcendence Dragon, Dragonic Nouvelle Vague》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈4〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[かげろう]] - [[フレイムドラゴン]] パワー13000 / シールドなし / ☆1|
|&color(blue){【起】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[【カウンターブラスト】(3),【ソウルブラスト】(3),あなたの手札から「超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ」を1枚選び、捨てる] 相手のリアガードをすべて退却させる。&br;&color(red){【永】};【(V)】:あなたのターン中、相手のトリガーの効果を無効にする。&br;&color(red){【永】};【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックしたバトル中、相手はグレード0のユニットを手札から(G)にコールできない。&br;&color(red){【永】};【(R)】:このユニットのパワー-1000。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};|

 [[創世の竜神]]で収録された[[グレード]]4の[[かげろう]]。

 [[グレード]]4の[[ノーマルユニット]]であるので、採用そのものが[[メインデッキ]]の[[グレード]]バランスを崩し、安定性を損なってしまうリスクを負うことになる。
 サポートカードの[[《ヌーベルロマン・ドラゴン》]]を活用することにより[[ライド事故]]のリスクは見た目より大きく低減できる。
 だが、[[メインデッキ]]に入れることができる[[グレード]]4の[[カード]]は基本的に《超越竜 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》だけなので、一度[[ライド]]してしまうと[[【マシニング】]]が得意とする[[ヴァンガード]]の[[スタンド]]封じを逃れる為に[[再ライド]]を行う事が難しくなる。

 [[リミットブレイク]]に加えて[[相手]]の[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]を無効にし、[[手札]]から[[グレード]]0の[[ガーディアン]]の[[コール]]を封じる2種類の[[永続能力]]を持つ。

 [[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]の無効は[[相手]]の[[ターン]]中は有効化せず、あくまでも「運の振れ幅をなくす」というもの。
 [[パワー]]+5000の増加に加えて、[[ヒールトリガー]]による[[回復]]や[[ドロートリガー]]の1枚の[[ドロー]]まで防げるのは大きい。
 この[[能力]]により[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が5枚の状態なら[[相手]]の[[ヴァンガード]]に1[[ダメージ]]でも与えた時点で[[相手]]の[[敗北処理]]の発生が確定する事になり、[[アタック]]を[[ガード]]し切るだけの[[シールド]]が無ければ[[バトルフェイズ]]に入った時点で勝敗が決定してしまう。
 [[コール]]制限によりこのような状況が不意に生み出されることも少なくない。

 [[コール]]制限も、[[元々のパワー]]から[[《鎧の化身 バー》]]や[[《ドラゴンナイト アシュガル》]]等の[[ブースト]]で容易に[[パワー]]21000~23000[[ライン]]を形成できるこの[[カード]]の[[アタック]]に対して[[手札]]から[[グレード]]0の[[カード]]を[[コール]]できないのは厳しく、[[守護者]]と[[Gガーディアン]]以外での対応は困難となる。

 [[起動能力]]は[[リミットブレイク]]による制限に加えて難易度が非常に高く重い[[コスト]]を要求しているが、[[効果]]は[[相手]]の[[リアガード]]すべての[[退却]]と極めて強烈。
 使用することに成功すれば大きな[[アドバンテージ]]を得られるが、この[[カード]]は[[元々のパワー]]と上記の[[永続能力]]のみでも十二分に優秀な[[ヴァンガード]]足り得るので、無理にこの[[起動能力]]の使用を狙わずとも十分活躍することができるだろう。

 この[[カード]]単体の性能も極めて高いが、[[《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]]に[[ブレイクライド]]すれば、上記の[[能力]]を持った[[ヴァンガード]]が単体[[パワー]]23000となった上に2回[[アタック]]してくる事になり、なおさらに強力。
 この[[カード]]は[[グレード]]4の[[カード]]なので[[ブレイクライド]]を行うことに全く無理がないのも利点である。

 [[能力]]によって[[手札]]から[[スペリオルライド]]できる[[《クルーエル・ドラゴン》]]は、この[[カード]]を[[ライド]]するタイミングを早めることができることになるため魅力的。
 [[《クルーエル・ドラゴン》]]は、この[[カード]]のサポートカードである[[《ヌーベルクリティック・ドラゴン》]]と[[《ヌーベルロマン・ドラゴン》]]との噛み合わせが良く、この[[カード]]への繋ぎとしてかなり適していると言える。

 [[リアガードサークル]]上では4つ目の[[能力]]によって常時[[パワー]]12000になってしまうが、多少[[パワー]]21000[[ライン]]を作りにくい程度で、十分に優秀な[[リアガード]]になる。
 [[起動能力]]の使用が狙える状況ならば極力[[手札]]に保持しておきたいが、そうでなければ[[コール]]していきたいところ。
 [[Gユニット]]は[[グレード]]4として扱う為、[[超越]]を主体とする[[デッキ]]のなら[[コール]]しやすい。
 [[Gユニット]]は[[グレード]]4として扱う為、[[超越]]を主体とする[[デッキ]]なら[[コール]]しやすい。

-過去に追加された[[《学問の体現者 シルベスト》]]は公式ルール下での[[デッキ]]投入に制限がかけられていたため、この[[カード]]は本ゲームに本格参入した初の[[グレード]]4と言える。

-[[コール]]制限[[能力]]はこの[[カード]]が[[アタック]]した[[バトル]]中のみに適用されるのに対し、[[相手]]の[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]無効化[[能力]]は[[リアガード]]が[[アタック]]した[[バトル]]中においても発揮される。

-[[エラッタ]]の告知はされていないものの、上から3つ目の[[能力]]のテキスト中の「相手はグレード0のユニットを手札から(G)にコールできない。」という記述に含まれる「'''ユニット'''」という表記を「'''カード'''」と[[テキストを読み替える裁定>エラッタ]]が下っている。
--[[手札]]にある状態では、「[[ユニット]]」として扱われていないことで、そのままだと[[効果]]が正常に発揮されなくなってしまうためだと思われる。

-漫画で[[櫂トシキ]]が使用したカード。詰めの局面で[[ライド]]し、[[先導アイチ]]の[[ヒールトリガー]]を封じて勝利した。
--漫画では『[[ツインドライブ!!]]』を持っていないと明言されており、「全ての[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]を無効にする」[[能力]]しか持っていなかった。
--また、表記されていた[[カード名]]は「ドラゴニック・ヌーベルバーグ」のみであり、「超越龍」は[[ライド]]時に呼称されていた。

-3DS版「ロック オン ビクトリー」では何故か[[三和タイシ]]がこの[[カード]]を[[《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]]に[[ブレイクライド]]させることを狙う[[デッキ]]を使用する。漫画版では非常に特別な[[カード]]の扱いだったゆえに使用者とのギャップが大きくもある。

**関連カード [#card]
-[[リミットブレイク]]
-[[ペルソナブラスト]]
-[[盟主]]

-[[《ヌーベルクリティック・ドラゴン》]]
-[[《ドラゴンナイト アシュガル》]]
-[[《ヌーベルロマン・ドラゴン》]]

-[[《超越神龍 ヌーベルバーグ・レクスプレス》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''後の世に「超越生存体」として語り継がれたドラゴンの始祖の内の一体。 世界を形作った創神達が、この星の生態系の頂点に君臨すべき存在として生み出した者が原初の竜、即ち「ヌーベルバーグ」達だったが、想像をはるかに超える速度で強大な力を得た彼らは、生命を総べるどころか破壊しかねない存在になってしまったという。 その大きすぎる力を分散させる為、神々は彼らから幾許かの力を切り離し、さらに数体の竜神を創り出した。 これが守護竜誕生の瞬間だと伝えられている。 その後、超越竜は何世紀にも渡って星を総べたとあるが、ある時代を境に彼に関する文献は急速に減少。 統制を敷かれたかのように、その名は書物から消えていった。 生命体でありながら、生命としての次元を超越した存在「ヌーベルバーグ」。 この時代、この世界に彼が存在しているのか、今や神でさえもわからない。'''

-「ヌーベルバーグ(Nouvelle Vague)」とは「新しい波」を意味するフランス語。

**FAQ [#faq]
-Q543 (2013-11-21)
Q. このユニットがアタックして、相手のダメージゾーンに6枚目のカードが置かれました。そのカードが治トリガーだった場合、回復できますか?
A. いいえ、できません。このユニットの能力により、トリガーアイコンによる効果は発生しないからです。
-Q544 (2013-11-21)
Q. このユニットがヴァンガードの時、自分のターン中、「マスプロ・セイラー」の「【永】:「マスプロ・セイラー」はデッキに16枚まで入れることができる。」の能力は無効になりますか?
A. いいえ、無効にはなりません。トリガーの効果とは、トリガーアイコンで示される、クリティカル+1やパワー+5000などの効果です。トリガーユニットの能力すべてを無効にするわけではありません。
-Q565 (2013-12-11)
Q. このユニットの【リミットブレイク】能力で、相手のリアガードを5枚退却させました。リアガードに「魔竜聖母 ジョカ」がいた場合、パワーはいくつ上がりますか?
A. パワーは+15000されます。「魔竜聖母 ジョカ」の能力は、退却したカード1枚につき、パワーが+3000されます。

**収録情報 [#pack]
|[[エクストラブースターパック>カードリスト#eb]]|[[創世の竜神]]|EB09/001 [[RRR]] デザイン:[[伊藤彰]] イラスト:[[百瀬寿]]|'''示現せよ災厄の刻、カタストローフ・コアギュレーション!'''|
|~|~|EB09/S01 [[SP]] デザイン:[[伊藤彰]] イラスト:[[百瀬寿]]|'''これが新たな時代、新たな戦いの始まりだ。'''|
----
&tag(《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》,ノーマルユニット,グレード4,かげろう,フレイムドラゴン,【リミットブレイク】(4),盟主);