#author("2019-02-23T23:06:16+09:00","","")
#author("2023-05-28T18:36:19+09:00","","")
*《&ruby(かんぱ){看破};の&ruby(にんき){忍鬼}; ヤスイエ/Stealth Rogue of Revelation, Yasuie》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[むらくも]] - [[デーモン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【(V)】&color(purple){【ターン1回】};【Gブレイク】(2):あなたのカードの効果で、あなたのリアガードが山札に置かれた時、山札からそのカードと同名のカードを1枚まで探し、(R)にコールし、山札をシャッフルする。&br;&color(green){【自】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(1)] あなたのターン中、あなたのGユニットが【超越】した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのリアガードを1枚選び、山札からそのユニットと同名のカードを2枚まで探し、別々の(R)にコールし、山札をシャッフルし、そのターンの終了時、この効果でコールされたユニットを山札の下に好きな順番で置く。|
|&color(green){【自】};【(V)】&color(purple){【ターン1回】};【Gブレイク】(2):あなたのカードの効果で、あなたのリアガードが山札に置かれた時、山札からそのカードと同名のカードを1枚まで探し、(R)にコールし、山札をシャッフルする。&br;&color(green){【自】};【(V)】:あなたのターンにあなたのGユニットが【超越】した時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたのリアガードを1枚選び、山札からそのユニットと同名のカードを2枚まで探し、別々の(R)にコールし、山札をシャッフルし、そのターンの終了時、この効果でコールされたユニットを山札の下に好きな順番で置く。|

 [[覇道竜星]]で収録された[[グレード]]3の[[むらくも]]。

 1つ目の[[能力]]は、1[[ターン]]に1回、[[カード]]の[[効果]]で[[リアガード]]が[[山札]]に置かれた時に[[山札]]からその[[カード]]と[[同名のカード]]を1枚まで[[スペリオルコール]]する[[ジェネレーションブレイク]](2)の[[自動能力]]。

 1[[ターン]]に1回の制約はあるが、[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]で[[スペリオルコール]]した[[ユニット]]を[[山札]]に戻す類の[[スペリオルコール]][[能力]]を1枚分の[[アドバンテージ]]に変えることができる。
 [[インターセプト]]要員やその後に[[スペリオルコール]]を行う際に必要な[[リアガード]]を残しておくといった使い方ができる。

 通常、2枚目の[[Gユニット]]の[[超越]]または[[コール]]を行った[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]から[[ジェネレーションブレイク]](2)が有効になるので、[[むらくも]]に多い[[ターンの終了>エンドフェイズ]]に[[デッキボトム]]に置く[[時限誘発]]付きの[[スペリオルコール]]を行うと[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]で[[誘発]]できるならその[[ターン]]中に[[誘発]]させることができる。

 ただし、[[カード]]の[[効果]]によって[[リアガード]]2枚以上が同時に[[山札]]に置かれた場合でも[[スペリオルコール]]できるのは1枚のみであり、同時に必ず1回[[山札]]がシャッフルされてしまうので、[[デッキボトム]]に置かれていた方が都合が良い[[カード]]の位置が無作為化されてしまうことで不利益を被ってしまう場合もある。

 また、対応するのは[[カード]]の効果]]で[[山札]]に置かれた場合なので、[[《忍竜 オボロキーパー》]]等の様に[[コスト]]で[[山札]]に戻した場合は適用されないので注意したい。

 [[混合クランデッキ>デッキ集#mixed_clan_deck]]では、[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]の[[時限誘発]]で[[誘発]]させることができる[[《ハイスピード・ブラッキー》]]や[[《マシンガン・グロリア》]]等を利用して疑似[[スタンド]]に繋げることができる。
 その他にも[[《リザードソルジャー ベイラー》]]等を再利用する等のコンボにも繋げられる。

 2つ目の[[能力]]は、[[Gユニット]]が[[超越]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で[[リアガード]]1枚と[[同名のカード]]を2枚まで[[スペリオルコール]]し、[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時に[[スペリオルコール]]した[[ユニット]]を[[デッキボトム]]に置く[[自動能力]]。

 [[【むらくも】]]は[[《忍獣 チャコールフォックス》]]や[[《忍竜 オボロキーパー》]]の様に[[同名>同名のカード]]の[[リアガード]]を要求する[[カード]]が多いので、手軽にそれらの[[要件]]を満たすことができる。
 2枚[[スペリオルコール]]する場合は、選んだ[[リアガード]]と[[同名のカード]]が3枚以上となるので[[ブースト]]を持つ[[カード]]を[[スペリオルコール]]することが基本となる。

 [[《伏魔忍鬼 カガミジシ》]]や[[《伏魔忍竜 オニビブレーダー》]]の[[能力]]と併用すれば、[[後列]]から[[アタック]]できるので、適当な[[前列]]向けの[[リアガード]]が[[後列]]に置かれても支障が無いので相性が良い。
 [[《忍竜 ヤシャバヤシ》]]であれば、[[Gユニット]]の種類に依存することなく[[後列]]から[[アタック]]できるうえ、あわよくばこちらの[[コスト]]で消費したリソースを確保できる可能性があるので積極的に併用したい。

 単純に[[《伏魔忍竜 ホムラレイダー》]]が要求するそれぞれ[[同名>同名のカード]]の[[リアガード]]3枚を確実に確保する用途にも利用できる。

 [[山札]]に戻る[[時限誘発]]付きなので直接[[アドバンテージ]]を得ることはできないものの、[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]でこの[[カード]]の1つ目の[[能力]]を[[誘発]]させることが可能なので、間接的に[[アドバンテージ]]を得る起点にもなる。
 一応、[[《鎖鎌の忍鬼 オニフンドウ》]]等を[[スペリオルコール]]すれば[[時限誘発]]を無視して[[アドバンテージ]]を稼ぐこともできる。

 ただ、[[効果]]の性質上[[相手]]の[[ターン]]では[[リアガード]]の枚数が少なくなる他、[[退却]]等で処理される場合もあるので[[Gユニット]]を[[超越]]した時に[[目標]]となる[[リアガード]]が残っておらず、[[スペリオルコール]]できなくなる可能性もある。
 その場合は、[[《淡雪化粧 シラユキ》]]や[[《伏魔忍竜 オニビブレーダー》]]を[[超越]]することで、[[リアガード]]が1枚も存在しない状態でも、[[手札]]や[[山札]]からの[[スペリオルコール]]で[[目標]]を確保することができる。
 ただし、[[《淡雪化粧 シラユキ》]]の場合は追加で2枚を[[スペリオルコール]]しても1枚は[[前列]]に置けないので、受けられる恩恵が少ないので今一つである。

-アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」では[[新田シン]]が使用する[[カード]]。

--第35話(VS[[新導クロノ]])では1枚目を5[[ターン]]目で[[ノーマルライド]]、2枚目を右[[前列]]に[[ノーマルコール]]し、7[[ターン]]目では1枚目の[[能力]]で[[山札]]から3枚目と4枚目を[[右列]]と[[左列]]の[[後列]]に[[スペリオルコール]]し、[[《伏魔忍鬼 カガミジシ》]]とのコンボに繋がった。
その[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時に、この[[効果]]で[[スペリオルコール]]した《看破の忍鬼 ヤスイエ》2枚を[[山札]]に戻している。
8[[ターン]]目では[[《グリマーブレス・ドラゴン》]]の[[能力]]により2枚目も[[デッキボトム]]に置かれるが、9[[ターン]]目では[[能力]]を使用して[[山札]]から[[《鎖鎌の忍鬼 オニフンドウ》]]2枚を[[左列]]と[[右列]]の[[後列]]にそれぞれ[[スペリオルコール]]し、[[《伏魔忍竜 ホムラレイダー》]]の[[能力]]に繋げている。

--「ギアースクライシス編」、「ストライドゲート編」でも引き続き使用している。

--[[ライド]]した時の台詞は「忍び、貫き、参らせよ!ライド!《看破の忍鬼 ヤスイエ》!」

**関連カード [#card]
-「[[ヤスイエ]]」
-[[ジェネレーションブレイク]]
-[[ストライドスキル]]

-[[《忍妖 ワタユキ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''諜報部隊“むらくも”の忍。恐るべき精神力の持ち主で、悪鬼を宿した妖刀に呪われた後、憑依した鬼の魂を無理矢理ねじ伏せて調伏し、鬼の姿と力のみを得た強者。「超越」の暴走によって現れた大妖「カガミジシ」を一刀の下に降した後、“むらくも”初の超越の使い手となり、はるか未来の彼方より「ホムラレイダー」を呼び出した。'''

-[[カード名]]の「ヤスイエ」とは、富樫泰家の事である。詳しくは「[[ヤスイエ]]」を参照。
--[[フレーバーテキスト]]の「勧進帳聴聞の上は、疑いはあるべからず」は、歌舞伎の演目「勧進帳」での富樫の台詞である。
---「勧進帳」とは、僧侶などが「人々に寄付を求める際の目的が書かれた巻物」の事である。
---ここでは「(関所越えの名目である)寄付を集める目的を聞かされた以上、([[義経>《月下の忍鬼 サクラフブキ》]]と[[弁慶>《千本太刀の忍鬼 オボロザクラ》]]らに対する)疑いの余地はない」という意味。

**FAQ [#faq]
-Q1067 (2015-05-28)
Q. 複数のリアガードが同時に山札に置かれた場合、その枚数分コールできるのですか?
A. いいえ、できません。この能力は【ターン1回】なので、同時に置かれたリアガードのうち、いずれか1枚の分のみコールできます。
-Q1068 (2015-05-28)
Q. このユニットの能力でコールしたユニットが、そのターン中に、ドロップゾーンに置かれました。ターンの終了時に、ドロップゾーンに置かれたそのカードを山札の下に置きますか?
A. いいえ、置きません。コールしたカードがフィールド以外の場所に移動した場合、コールしたカードとは別のカードとして扱われます。
-Q1069 (2015-05-28)
Q. 複数のカード名を持っているカードを選んだ場合、探してくるカードはどうなりますか?
A. 選んだカードが持っているカード名のうち、いずれか1つと同名であるカードを探してくることができます。
-Q2117 (2017-02-02)
Q. 複数のカード名を持っているカードを選んだ場合、探してくるカードはどうなりますか?
A. 選んだカードが持っているカード名のうち、いずれか1つと同名であるカードを探してくることができます。
-Q2118 (2017-02-02)
Q. このユニットの能力でコールされたユニットが、そのターン中に、ドロップゾーンに置かれました。ターンの終了時に、ドロップゾーンに置かれたそのカードを山札の下に置きますか?
A. いいえ、置きません。コールされたカードがフィールド以外の場所に移動した場合、コールされたカードとは別のカードとして扱われます。
-Q2130 (2017-02-02)
Q. 複数のリアガードが同時に山札に置かれた場合、その枚数分コールできるのですか?
A. いいえ、できません。この能力は【ターン1回】なので、同時に置かれたリアガードのうち、いずれか1枚の分のみコールできます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[覇道竜星]]|G-BT03/016 [[RR]] イラスト/[[増田幹生]]|'''勧進帳聴聞の上は、疑いはあるべからず。'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[剣牙激闘]]|G-BT10/S17 [[SP]] イラスト/[[増田幹生]]|'''(※なし)'''|
|[[スペシャルシリーズ>カードリスト#d_SS]]|[[ヒストリーコレクション]]|D-PV01/110 [[C]] 2023 イラスト/[[増田幹生]]|'''勧進帳聴聞の上は、疑いはあるべからず。'''|
|~|~|D-PV01/SP14 [[SP]] 2023 イラスト/[[増田幹生]]|'''(※なし)'''|
----
&tag(《看破の忍鬼 ヤスイエ》,ノーマルユニット,グレード3,むらくも,デーモン,「ヤスイエ」,【Gブレイク】(2));