#author("2019-06-27T23:20:28+09:00","","")
#author("2021-10-04T09:30:59+09:00","","")
*《&ruby(あんこくりゅう){暗黒竜}; ファントム・ブラスター “&ruby(ディアブロ){Diablo};”/Dark Dragon, Phantom Blaster "Diablo"》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[シャドウパラディン]] - [[アビスドラゴン]] パワー15000+ / シールドなし / ☆1|
|【超越】 - ストライドステップ - 【コスト】[手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる]ことで、裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(blue){【起】};【(V)】&color(purple){【ターン1回】};:【コスト】[【カウンターブラスト】(1),Gゾーンから裏の「暗黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo”」を1枚選び、表にする]ことで、あなたのGゾーンの表のカードが2枚以上なら、そのターン中、このユニットのパワー+10000/クリティカル+1し、&color(red){『&color(green){【自】};【&color(black){(V)};】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[リアガードを3枚選び、退却させる]ことで、相手は自分のリアガードを2枚選び、退却させてよい。2枚退却させないなら、そのバトル中、相手はカードを手札から&color(black){(G)};にコールできない。』};を得る。|

 [[The Dark “Ren Suzugamori”]]で収録された[[シャドウパラディン]]の[[Gユニット]]。

 1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](1)と[[Gペルソナブラスト]]で、[[Gゾーン]]の表の[[カード]]が2枚以上なら、[[パワー]]+10000/[[クリティカル]]+1と『[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[リアガード]]3枚を[[退却]]させることで、[[相手]]は自身の[[リアガード]]2枚を[[退却]]させることができ、2枚[[退却]]させないなら、[[相手]]は[[カード]]を[[手札]]から[[コール]]できなくなる[[自動能力]]』を得る[[起動能力]]を持つ。

 [[要件]]の都合から実質的に使えるのは他の[[Gユニット]]を[[超越]]または[[コール]]した後の[[ターン]]となるが、低[[コスト]]で[[パワー]]と[[クリティカル]]を得る共に[[能力]]を得られる。
 得た[[能力]]では、[[コスト]]で[[リアガード]]3枚を[[退却]]させることで、[[相手]]に[[リアガード]]2枚の[[退却]]か[[手札]]からの[[ガーディアンサークル]]への[[コール]]の放棄を要求することができる。

 [[退却]]を選ばれなかった場合でも[[インターセプト]]等による[[リアガードサークル]]からの[[移動]]の他、[[Gガーディアン]]等の[[手札]]以外の[[領域]]からの[[スペリオルコール]]までは封殺できない。
 とはいえ、それらの手段だけで必要な[[シールド]]を確保するのは極めて難しく、[[《黒鎖炎舞陣 ホエル》]]や[[《黒鎖霊舞陣 カエダン》]]等で[[パワー]]を増やしておけばほぼ確実に[[アタック]]を[[相手]]の[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]させることができるので、フィニッシャーとして性能自体は申し分のない。

 [[相手]]の[[ダメージゾーン]]が3枚以上でこの[[カード]]による圧力を存分に発揮できる状態にある場合、基本的に[[相手]]は[[リアガード]]2枚を[[退却]]させることを選ぶことになる。
 事前に[[バトル]]や[[能力]]によって[[リアガード]]を減らすことで強制的に[[退却]]を選べない状況に追い込むこともできるので、積極的に狙っていきたい。
 また、1枚目のこの[[カード]]で[[カード]]を消費させること自体が、2枚目のこの[[カード]]を[[超越]]する際への布石となる。

 他の[[カード]]の[[効果]]による[[退却]]手段に関しては汎用[[カード]]である[[《デススプレイ・ドラゴン》]]や[[《連刃の騎士 ディルムド》]]、[[【Diablo】]]であれば専用のサポートカードである[[《ブラスター・ダーク “Diablo”》]]、[[【儀式】]]なら[[《闇に縛られし竜 ルアード》]]、[[【撃退者】]]なら[[後列]]に対応しやすい[[《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》]]辺りが主な選択肢となる。
 その他、利用を狙う前の[[ターン]]で[[《暗黒竜 カーニバル・ドラゴン》]]等による[[退却]]で[[相手]]の[[リアガード]]を複数枚削っておいたり、やや遠回しであるが事前に[[《一掃の梟匠 セスリーン》]]を配置して[[リアガード]]の展開を敬遠させるのもよいだろう。

 [[退却]][[コスト]]は[[リアガード]]3枚重く、[[相手]]が[[リアガード]]2枚を[[退却]]させることを選んだ場合には3:2交換となり1枚分の[[ディスアドバンテージ]]が発生することになる。
 [[《真黒の賢者 カロン》]]や[[《鬼眼の魔道士 アルスル》]]等を[[退却]][[コスト]]に含むことで2:2交換に持ち込むことができ、そうでなくとも[[《ダークハート・トランペッター》]]等の[[スペリオルコール]]手段を利用していけば実質的な消耗は抑えられる。

 [[起動能力]]をただ使用するだけでも[[《時空竜 ラグナクロック・ドラゴン》]]と大差ない程度の働きはできるので、総合的に見合わないような状況であれば[[自動能力]]を使わないことも考慮すべきだろう。

 [[プレミアムスタンダード]]では、[[退却]]手段として[[《ブラスター・ダーク》(Vシリーズ)]]も利用することができる。

-[[【むらくも】]]や[[【グレートネイチャー】]]等の、[[相手]]の[[ターン]]において[[リアガード]]の枚数が少なくなる[[デッキ]]には致命的な存在になり得る[[カード]]だが、当然ながらこの[[カード]]および[[【シャドウパラディン】]]もそれに含まれることになる。
-[[【たちかぜ】]]や[[【スパイクブラザーズ】]]や[[【グレートネイチャー】]]等の、[[相手]]の[[ターン]]において[[リアガード]]の枚数が少なくなる[[デッキ]]には致命的な存在になり得る[[カード]]だが、当然ながらこの[[カード]]および[[【シャドウパラディン】]]もそれに含まれることになる。
--ミラーマッチでこの[[カード]]の得る[[自動能力]]のように3枚[[退却]]する[[能力]]を先に使う場合、使用後に[[《闇夜の乙女 マーハ》]]あたりでフォローしておきたい。

-[[抵抗]]等で『[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]で選ばれない[[継続効果]]』が適用されている[[ユニット]]は「[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]によって[[自分>あなた]]が[[目標]]を選ぶ」場合でも選ぶことができないので、[[抵抗]]を持つ[[相手]]の[[リアガード]]がいる場合、その分だけ[[コール]]制限[[効果]]を強要できる状況を作りやすくなる。

-[[相手]]が2枚[[退却]]させることを選んでも、[[《タンクライザー》]]や[[《スタンプ・ラッコ》]]等の「[[カード]]の[[効果]]で[[退却]]しない」[[リアガード]]を選び、実際に[[退却]]した枚数が1枚以下だった場合は「2枚退却させなかった」扱いになる。([[Q1249>#faq]])

-ルール上、[[能力]]の[[解決]]中に他の[[能力]]の[[解決]]を割り込ませることはできず、一度適用された[[継続効果]]は指定の期間が終了するまで持続するため、[[相手]]は何らかの[[効果]]で[[リアガード]]を後から増やし、それを[[退却]]させることで[[カード]]を[[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[コール]]できるようにする、といったことはできない。

-アニメ「ギアースクライシス編」では第18-19話(VSチーム[[トライスリー]])の[[リレーファイト]]にて[[チームFFAL4]]が使用。
14[[ターン]]目で[[雀ヶ森レン]]が[[超越]]し、[[アタック]]が[[《ラナンキュラスの花乙女 アーシャ》]]に[[ヒット]]し、[[クリティカルトリガー]]の[[効果]]によって[[クリティカル]]+1を得て2[[ダメージ]]を与え、先鋒の[[安城トコハ]]に対してフィニッシャーとなった。
16[[ターン]]目でも[[超越]]し、[[起動能力]]を使用して[[パワー]]+10000/[[クリティカル]]+1と[[能力]]を得た。
そして[[《青天の騎士 アルトマイル》]]に[[アタック]]して得た[[能力]]を使用し、[[綺場シオン]]は[[《逆風の騎士 セリム》]]と[[《早咲きの乙女 ピア》]]を[[退却]]させ、[[《ホーリーナイト・ガーディアン》]]の[[能力]]を使用してこの[[カード]]の[[ヒット]]を防いでいる。

**関連カード [#card]
-「[[ファントム]]」
-「[[ブラスター]]」
-「[[Diablo]]」
-[[超越スキル]]
-[[Gペルソナブラスト]]

-[[《ブラスター・ダーク “Diablo”》]]

-[[《ファントム・ブラスター・ドラゴン》]]
-[[《ファントム・ブラスター・ドラゴン》(ブレイクライド)]]

**ユニット設定 [#profile]
'''「超越」により、時空を超えて現代に呼びだされた「ファントム・ブラスター・ドラゴン」の未来におけるひとつの可能性、過去に「ブラスター・ダーク」が自分専用に調整したとされる脅威の兵装、「Diablo」と同等の力を宿す鎧を身にまとう。過去・未来・別次元、様々な時空から呼び出される英雄たちの中でも一際強力な力を持ち、暴走状態で“オラクルシンクタンク”に現れた「九頭竜王」をいとも容易く戦闘不能にまで追い込んだ。彼が一連の事件の犯人「黒竜」なのか。呼びだしたのは何者なのか。今はまだ分からない。もうひとりの「黒竜」がその存在を顕わにした時こそ、“シャドウパラディン”の真実が紐解かれるだろう。'''

-ユニット設定に度々登場する「青い両剣を持つ黒竜」。月刊ブシロードの惑星クレイ物語によると、[[《真・撃退者 ドラグルーラー・レブナント》]]と共に、[[《覇道竜 クラレットソード・ドラゴン》]]の召喚した[[《覇道黒竜 オーラガイザー・ドラゴン》]]に挑んだが、片腕を斬り飛ばされた末に退却を余儀なくされた。

**FAQ [#faq]
-Q996 (2015-04-23)
Q. 相手のリアガードが1体だけの時に、このユニットの能力を使いました。相手は手札からガーディアンをコールできますか?
A. いいえ、できません。「2枚退却させないなら」というテキストは、実際に2枚が退却したかどうかを確認します。
-Q997 (2015-04-23)
Q. 相手のリアガードが2体だけで、そのうち1体が「抵抗」を持っています。このユニットの能力を使いました。相手は手札からガーディアンをコールできますか?
A. いいえ、できません。相手は「抵抗」を持つリアガードを選ぶことができないので、2枚退却することができません。
-Q998 (2015-04-23)
Q. このユニットの能力で相手は自分の「スタンプ・ラッコ」を2体選びましたが、能力によって退却しませんでした。相手は手札からガーディアンをコールできますか?
A. いいえ、できません。「2枚退却させないなら」というテキストは、実際に2枚が退却したかどうかを確認します。
-Q999 (2015-04-23)
Q. このユニットの能力で【ブースト】しているユニットをドロップゾーンに置きました。【ブースト】のパワーは増加どうなりますか?
A. 【ブースト】しているユニットがバトル中にドロップゾーン等に移動した場合、【ブースト】によって増加したパワーは【ブースト】したユニットの分だけ減少します。

**収録情報 [#pack]
|[[レジェンドデッキ>カードリスト#g_ld]]|[[The Dark “Ren Suzugamori”]]|G-LD01/001 イラスト/[[NINNIN]]|'''貴様はまだ、本当の絶望を知らない。'''|
|[[PRカード]]|2018年9月度ショップファイト Gスタンダード WINNERカード|PR/0724 イラスト/[[NINNIN]]|'''Congratulations!!'''|
----
&tag(《暗黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo”》,Gユニット,グレード4,シャドウパラディン,アビスドラゴン,「ファントム」,「ブラスター」,「Diablo」,【超越】);