#author("2016-08-26T20:51:01+09:00","","")
#author("2023-11-09T23:38:04+09:00","","")
*《ノーライフキング デスアンカー/No Life King, Death Anchor》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ダークイレギュラーズ]] - [[ゴースト]] パワー10000 / シールドなし / ☆1|
|&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルの《ダークイレギュラーズ》が8枚以上なら、このユニットのパワー+1000。&br;&color(green){【自】};【(V)】:あなたのメインフェイズ開始時、【ソウルチャージ】(1)し、そのターン中、このユニットのパワー+2000。&br;&color(green){【自】};【(V)】:[あなたのダメージゾーンから表向きの《ダークイレギュラーズ》を5枚選び、ソウルに置く] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、そのターン中、このユニットのパワー+10000/クリティカル+1し、そのターンのエンドフェイズ開始時、あなたの山札の上から5枚をダメージゾーンに置く。|

 [[「カードファイト!! ヴァンガード」コミック第3巻>PRカード]]に付属した[[グレード]]3の[[ダークイレギュラーズ]]。

 [[《双翅の王 ベルゼバブ》]]と同じ[[要件]]で限定的に[[パワー]]11000になるが、[[ソウルチャージ]]を内蔵しているので達成は格段に容易。
 満たした後、[[メインフェイズ]]開始時の[[能力]]で単独で[[パワー]]13000になるので、[[パワー]]21000[[ライン]]はもちろん[[《デビルチャイルド》]]の[[ブースト]]で[[パワー]]23000[[ライン]]に到達できるのも見所。

 3つ目の[[自動能力]]は、[[アタック]]した時に[[ダメージゾーン]]から表の[[ダークイレギュラーズ]]5枚を[[ソウル]]に置くことで、[[パワー]]+10000/[[クリティカル]]+1を得る、というあらゆる面で凄まじい[[能力]]。

 実質何の損失もなく[[《ファントム・ブラスター・ドラゴン》]]並の[[パワー]]と[[クリティカル]]を得られることになるが、表の[[ダークイレギュラーズ]]でなければならないので、[[カウンターブラスト]]を封じなければならない。
 実質何の損失もなく[[《シュヴァルツシルト・ドラゴン》]]並の[[パワー]]と[[クリティカル]]を得られることになるが、表の[[ダークイレギュラーズ]]でなければならないので、[[カウンターブラスト]]を封じなければならない。
 また、[[バトルフェイズ]]中なので[[《ドリーン・ザ・スラスター》]]とのコンボは成立しない。

 加えて、[[ドライブチェック]]での[[ヒールトリガー]]による[[回復]]が必ず不発してしまう。
 [[相手]]の[[ダメージチェック]]では[[相手]]の[[ダメージゾーン]]の[[カード]]の枚数に関わらず[[回復]]が成功するようになってしまう。
 運に大きく左右されるものの、起こってしまうとかなりの痛手になる。

 [[エンドフェイズ]]には[[時限誘発]]によって[[ダメージゾーン]]の枚数が元に戻る。
 補充は[[山札]]から行われるので、[[ソウル]]を5枚増やす[[効果]]としても機能するが、[[山札]]が5枚減ることになる。
 [[ダメージゾーン]]が5枚の状態である必要であることに加え、元々[[ソウルチャージ]]によって[[山札]]が減りやすいのでフィニッシュを決め損ねた場合のリスクは大きい。
 次の[[ターン]]を凌いだとしても[[デッキアウト]]の危険は極めて大きく、使用は良くて2回程度が限界だろう。

 強力だが使いやすいとは言い難く、現在では同じく[[パワー]]と[[クリティカル]]を得られる[[ヴァンガード]]として安定性の高い[[《魔神侯爵 アモン “Я”》]]が存在するため、この[[能力]]だけでは見劣りする部分が大きい。
 [[メインフェイズ]]開始時の[[ソウルチャージ]][[能力]]を持つ点や、[[ソウル]]枚数に依存せず[[パワー]]を上昇させられる点、[[呪縛]][[コスト]]が不要なため全ての列の[[パワー]][[ライン]]を低下させずに済む点などを活用し、差別化していくことになるだろう。
 1[[ターン]]中に[[ソウル]]を5枚増やせるという点では[[《仮面の王 ダンタリアン》]]の[[ブレイクライド]]とも相性が良い。

 なお、この[[カード]]が[[アタック]]する前までは[[ダメージゾーン]]に[[カード]]が残っているので、先に[[リアガードサークル]]にいる[[《デーモンイーター》]]で[[アタック]]して両方の[[ガード]]を迫るといったことも可能。
 詰めの局面ならこの[[カード]]の[[能力]]を諦めて[[《シュティル・ヴァンピーア》]]を使うのも有効だろう。

-[[メインフェイズ]]開始時の[[ソウルチャージ]][[能力]]を持ち、[[メガブラスト]]を持たない初めてのカード。
--このカードも「[[ソウル]]8枚と[[ダメージゾーン]]の表の[[カード]]5枚を要求する[[能力]]を持っている」とは言える。

-[[ダメージゾーン]]に1枚でも[[ダークイレギュラーズ]]でない[[カード]]が置かれると3番目の[[能力]]は機能しなくなってしまう。基本的に[[ソウル]]全ての[[クラン]]を参照するため混合[[クラン]]の影響を受けやすい[[ダークイレギュラーズ]]の中でも、群を抜いて混合[[クラン]]のリスクが高い。

-テキストが非常に長く、実際のカードでは1,2行目が大きく横に潰れている。登場以来全カード中最長を守り続けていたが、後に[[《エクスカルペイト・ザ・ブラスター》]]にその座を譲っている。

-漫画第13話で[[新城テツ]]が使用したカード。作中では[[元々のパワー]]11000、[[ソウルチャージ]]+[[パワー]]増加の[[能力]]は存在せず、第3の[[能力]]は[[コスト]]に枚数以外の指定が特になく、増加するのは[[パワー]]のみで、[[時限誘発]]が「[[ヴァンガードサークル]]にある全ての[[カード]]を[[ダメージゾーン]]に置く」というものだった。意図的とはいえ「[[ヴァンガード]]が消失する」という異常な処理を生み出すことになるため変更を受けたものと思われる。
--「[[ヴァンガードサークル]]にある全ての[[カード]]を[[ダメージゾーン]]に置く」というのは「[[ダメージゾーン]]が[[ヴァンガード]]+[[ソウル]](最低1+5枚)になることで即座に敗北する」という意図であると思われるが、このゲームのルール上、[[領域]]としての[[ヴァンガードサークル]]に[[ソウル]]は含まれない。
--[[クリティカル]]+1の[[効果]]は、この[[カード]]に使われた[[《ヴリコラカス》]]の[[能力]]を部分的に内蔵したとも考えられる。
--余談ながら、作中でこの[[カード]]の[[パワー]]を説明する際、[[《プリズナー・ビースト》]]の[[ブースト]]を二重に加算しているミスがあった(単行本では修正されている)。

-アニメでは第98話(VS[[葛木カムイ]]〈3回目〉)でジョーカーX(テツ)が使用。[[ダメージゾーン]]が5枚の状態で[[《仄暗き奈落の魔王》]]に[[再ライド]]し、[[クリティカル]]2の[[アタック]]を放ったが、[[手札]]をほぼ使い切って凌がれた。
---ライド時の台詞は「幽界の亡霊王よ、出でてこの世に死を撒き散らせ! ライド! 《ノーライフキング デスアンカー》!」
---アタック時の自動能力発動時の台詞は、[[フレーバーテキスト]]と同じ「汝の死を飾ってやろう! ブレイクダウン・デスブレース!」

**関連カード [#card]
-[[《双翅の王 ベルゼバブ》]]

-[[《シュティル・ヴァンピーア》]]
-[[《デーモンイーター》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''生きとし生ける者全てを憎む幽世の亡霊王。&br;死を運び行使する死者の主とされているが、その正体は数え切れない程の思念が寄り集まった絶望の集合体である。&br;憎悪と悲哀に彩られた多くの非力な魂は、互いに同調し合うことで融合し、「デスアンカー」という死の象徴を作り上げた。&br;宿った感情は怒りと憎しみのみ――死の瘴気「ブレイクダウン・デスブレース」は悠然と、だが確実に現世の命を削っている。'''

**FAQ [#faq]
'''該当するQ&Aはありません'''

**収録情報 [#pack]
|[[PRカード]]|「カードファイト!! ヴァンガード」コミック第3巻|PR/0054 イラスト/[[伊藤彰]]|'''汝の死を飾ってやろう! ブレイクダウン・デスブレース!'''|
|[[PRカード]]|ブースターパック第10弾「騎士王凱旋」BOX特典|~|~|
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&tag(《ノーライフキング デスアンカー》,ノーマルユニット,グレード3,ダークイレギュラーズ,ゴースト);