#author("2022-08-15T22:21:41+09:00","","")
#author("2022-08-16T07:44:47+09:00","","")
*《アースエレメンタル ポックル/Earth Elemental, Pokkur》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈2〉 ([[インターセプト]])|
|[[クレイエレメンタル]] - [[エレメンタル]] パワー9000 / シールド5000 / ☆1|
|&color(green){【自】};:[【ソウルブラスト】(1)] このユニットが(R)に登場した時、あなたのGゾーンに表の《クレイエレメンタル》があるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの呪縛カードを1枚選び、解呪する。&br;&color(red){【永】};:このカードはすべての、国家とクランに属する。|

 [[覇道竜星]]で収録された[[グレード]]2の[[クレイエレメンタル]]。

 多少[[コスト]]は必要だが、[[《霧雨の騎士 ベルナルド》]]と同様に[[呪縛カード>呪縛]]1枚の[[解呪]]を行うことができる。
 [[元々のパワー]]は及第点の数値となっているので、[[【リンクジョーカー】]]対策という限定的な用法でも許容の余地がある性能である。

 [[コスト]]で[[呪縛]]する手段と[[解呪]]された時の[[能力]]が豊富な[[【リンクジョーカー】]]においては能動的に活用することが可能であるが、いくつかの[[解呪]]手段を元々有しているという問題点がある。
 一応、それらの[[解呪]]手段は基本的に[[アタック]]や[[ブースト]]を介するので、[[メインフェイズ]]に利用可能というタイミングの違いを活用すれば差別化は可能である。

 主な運用法は上記の通りだが、利用するための[[要件]]を満たすには「[[クレイエレメンタル]]の[[Gユニット]]を[[超越]]または[[コール]]し、[[Gゾーン]]に置かれるまで待つ」か、[[《スノーエレメント ブリーザ》]]や[[《ヒートエレメント メランドル》]]等の「[[コスト]]か[[効果]]で[[Gゾーン]]の好きな裏の[[カード]]を表にできる[[Gユニット]]を使う」ことが基本となり、その場合は6~7[[ターン]]目以降のタイミングとなる。
 前者は実用性の側面で難しく、後者は種類が限られているので、自然に扱える[[デッキ]]が限られるのが難点となってくる。
 その他の手段として[[《ネオンギーゼ》]]を利用すれば、この[[カード]]を[[コール]]可能となる3~4[[ターン]]目とより早いタイミングから利用可能となるが、[[トリガーアイコン]]の[[パワー]]増加[[効果]]が使えなくなるリスクを負うのは勿論、そのタイミングで使われる可能性がある[[呪縛カード>呪縛]]手段は限られることからそのタイミングで利用可能となる利点を活かしにくいといった難点がある。
 また、[[クラン]]によっては[[《蒼波鎧将 ガルフィリア》]]や[[《ニュートリエント・エンジェル》]]等、この[[カード]]の代わって[[呪縛カード>呪縛]]の処理手段になる汎用[[カード]]が存在するため、そもそもこの[[カード]]に頼る必要性自体が薄い場合もある。
 また、[[クラン]]によっては[[《蒼波鎧将 ガルフィリア》]]や[[《ニュートリエント・エンジェル》]]等、この[[カード]]に代わって[[呪縛カード>呪縛]]の処理手段になる汎用[[カード]]が存在するため、そもそもこの[[カード]]に頼る必要性自体が薄い場合もある。

 また、[[クレイエレメンタル]]なので[[カード名]]に「[[Я]]」を含む[[カード]]を軸とする[[【リンクジョーカー】]]以外の各種[[デッキ]]に自由に採用して、その[[呪縛]][[コスト]]の打ち消す用途にも利用できる。
 ただし、[[Gユニット]]の[[超越]]や[[コール]]を介する方法だと利用可能となるタイミングが7~8[[ターン]]目以降と確実に遅くなる上、[[Gユニット]]を[[超越]]を見送ってまで狙う意義のあるコンボであるかを考慮に入れなければならず、[[Gユニット]]の利用を介する手間を省略できる[[《ネオンギーゼ》]]を利用する方法にしてもそれによって得られるリターンが[[トリガーアイコン]]の[[パワー]]増加[[効果]]の恩恵が受けられなくるリスクに見合うかを考慮しなければならない。
 限定的な状況でしか機能しないこの[[カード]]に[[メインデッキ]]の枠を割かなければならないというのも無視できる問題ではなく、[[グレード]]は異なるが該当[[能力]]の利用を早めたり他の[[リミットブレイク]][[能力]]もサポート可能な[[《宝石騎士 さばるみー》]]等に枠を割いた方が結果的に安定化させやすいので、総じてこの用途での活用の難易度は高い。
 該当[[カード]]の中では、[[《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》]]と[[《氷獄の冥王 コキュートス “Я”》]]、[[《メイデン・オブ・ビーナストラップ “Я”》]]辺りがこの[[カード]]の[[スペリオルコール]]が狙えて[[呪縛]][[コスト]]が1枚で連発可能と小回りが効くので、それと可能ならば[[ブレイクライド]]を組み合わせつつ[[解呪]]を狙うのが現実的なところだろう。

-6~7[[ターン]]目で[[《レインエレメント マデュー》]]や[[《スノーエレメント バランチャー》]]を[[超越]]することを狙う[[デッキ]]であれば、「[[クレイエレメンタル]]の[[Gユニット]]を[[超越]]する」選択肢を比較的自然に選べるのだが、[[呪縛]][[コスト]]を含む[[能力]]を持っていて[[ハーツ化>ハーツ]]することができる[[元々のパワー]]10000の[[カード]]は、[[ジェネレーションブレイク]](1)が有効なら[[解呪]]手段に事欠かない[[リンクジョーカー]]に属する[[《事象の翼 ウイングマター》]]のみであり、[[解呪]]手段が少ない[[【リンクジョーカー】]]以外の[[単一クランデッキ>デッキ集#only_clan_deck]]での利用は残念ながらできないのが惜しいところ。
**関連カード [#card]
-[[《霧雨の騎士 ベルナルド》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''惑星クレイを構成する幾多の要素、エレメンタルのひとつ。&br;土の属性を宿す魔力がエレメンタルの形を為した姿で、内包する魔力量によってサイズに個体差が出る。&br;真偽の程は定かではないが、“オラクルシンクタンク”のデータベースには、直径100mを超える&br;アースエレメンタルが発見されたという報告もある。&br;&br;クレイに溶けた“リンクジョーカー”を浄化したのは「メサイア」の力だが、&br;彼らが新たな種族として普通の生活を送る事ができるのは、彼ら精霊や神々の力によるところも大きい。&br;聖なる力を宿す精霊たちは、元々“リンクジョーカー”が力の源としていた「虚無(ヴォイド)」を、&br;長い時間をかけてゆっくり、しかし着実に無害なエネルギーへと変換していったのである。&br;&br;大地そのものでもある地の精霊は、最も彼らの浄化に貢献しており、エレメンタルの体を為した者達は&br;過去に一人の騎士が会得し広めた「解呪(アンロック)」なる力と同等の能力を宿すに至ったという。'''

-「ポックル」とは、アイヌの伝承に登場する「コロポックル(アイヌ語:korpokkur)」という小人の事だろう。アイヌ語で「蕗の葉の下の人」という意味である。
-「解呪を会得し広めた一人の騎士」とは[[《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》]]だろう。

**FAQ [#faq]
-Q1051 (2015-05-28)
Q. あるユニットが「そのターン中、パワー+3000」などの効果を受けていた状態で呪縛され、さらにそのターン中に解呪された場合、受けていた効果はどうなりますか?
A. 失われます。パワーの増減に限らず、リアガードが呪縛されると、そのユニットに対して影響を及ぼしていた能力の効果は失われます。
-Q1077 (2015-05-28)
Q. 「このカードはすべての、国家とクランに属する。」は、どの領域でも有効なのですか?
A. はい、有効です。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[覇道竜星]]|G-BT03/044 [[R]] イラスト/[[Hirokorin]]|'''大地は、あらゆる呪いを浄化する。'''|
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&tag(《アースエレメンタル ポックル》,ノーマルユニット,グレード2,クレイエレメンタル,エレメンタル);