#author("2018-05-07T04:29:49+09:00","","")
#author("2018-05-07T09:58:21+09:00","","")
*&ruby(ひ){引};き&ruby(なお){直};し [#top]
 [[ゲーム]]開始前に必要のない[[手札]]を[[山札]]に戻し、新たに引く行為のこと。
 俗称の「マリガン」と呼ばれることが多い。

***総合ルール [#rule]
-5.4.ゲーム前の準備
--5.4.3.4.各ファイターは、自身の山札からカードを5枚引き、それを最初の手札とします。その後 、先攻ファイターから順に各ファイターともに1度ずつ、自身の手札から任意の枚数のカード山札の一番下に置き、置いた枚数に等しい枚数のカードを引き、これにより1枚以上のカードを置いたファイターは山札をシャッフルします。 


***マリガン [#Mulligan]
 カードゲーム「Magic:the Gathering」のルール用語。
 様々な方式があり、基本は「初めの手札を''全て戻し''て''1枚少ない''枚数のカードを引く」処理を行う。

 この[[ゲーム]]の引き直しは「''任意の枚数のカードを山札に戻し、戻した枚数だけカードを引く、その後山札をシャッフル''」という「パリ式マリガン」と呼ばれる方式に当たる。
 ただしマリガンは本来''何回でも''できるルールであり1回しか行えない引き直しとは大きく異なる。

-この由来を知らずにこの用語を使用する[[ファイター]]も多数いるため、この用語だけが一人歩きしている節がある。

***ファイトにおいて [#fight]
***ゲームにおいて [#fight]
 「カードファイト!! ヴァンガード」における引き直しの考え方の基本として

 ''[[手札]]に[[グレード]]1から[[グレード]]3までの[[カード]]をそれぞれ1枚以上になるように揃える''、'[[山札]]に'[[トリガーユニット]]を戻す''

 というものがある。

 前者は[[ライド]]をスムーズに行うため、後者は[[ドライブチェック]]や[[ダメージチェック]]にて[[トリガーユニット]]が出る確率を高めるためのコツとされる。

 [[トリガーユニット]]は全て[[グレード]]0なので、どちらかを行おうとすると必然的に両方行う形になる。
 [[トリガーユニット]]は全て[[グレード]]0の[[カード]]なので、どちらかを行おうとすると必然的に両方行う形になる。

-2018年5月1日より施行された新ルール以前のルールでは、引き直しは「任意の枚数のカードを山札に戻し、その山札をシャッフルし、戻した枚数だけカードを引く」という順番を行う。
-2018年5月1日より施行された総合ルールver.2.0以前のルールでは、引き直しは「任意の枚数のカードを山札に戻し、その山札をシャッフルし、戻した枚数だけカードを引く」という順番を行う。
--この変更以前、引き直しによる山札に戻したカードを引くという可能性がある。
-一応、後攻ファイターは先攻ファイターの「引き直した枚数」という情報[[アドバンテージ]]を得た後に引き直すことができる。本当に僅かな優位だが。
-一応、後攻ファイターは先攻ファイターの「引き直した枚数」という僅かばかりの情報[[アドバンテージ]]を得た後に引き直すことができる。
-雑誌「GAME JAPAN」6月号におけるカードファイト!!ヴァンガード開発チームへのインタビューにて「ゲーム開始時の手札の入れ替えを取り入れた件については?」&br;という質問に対して「プレイヤーは知恵比べをしたいんであって、どうでもいいところのストレスはゲームとしてできるだけ軽減してあげたほうが楽しめるだろう、ということですね。」との返答がされていた。
-アニメにおいても、時々描写されることがある。初めて登場したのは第5話で、この[[ルール]]の存在自体を知らなかった[[先導アイチ]]に対して[[葛木カムイ]]が基本的なカード選択も含めて説明した。この言葉が初めて使われたのもこのシーン。

**関連リンク [#link]
-[[用語集]]