#author("2023-10-04T12:50:11+09:00","","")
#author("2023-10-04T12:57:27+09:00","","")
*ライン [#top]
 必要[[パワー]]の目安、または同じ縦列の[[ユニット]]の[[パワー]]の合計値を指す。 

 [[相手]]により多くの[[シールド]]を要求するための目安として、「([[相手]][[ユニット]]の[[パワー]]+5000刻みの数値)ライン」という使われ方をする場合が多い。

 [[グレード]]3の[[ユニット]]の平均[[パワー]]を丁度10000超える[[パワー]]21000ラインの確保は、[[デッキ]]構築やプレイングにおける重要な課題の一つとなっていた。

 しかし、[[相手]]の[[ターン]]中でも[[パワー]]12000~13000になる[[グレード]]3の[[カード]]が追加され、[[元々のパワー]]11000の[[カード]]が増加したことで、その[[パワー]]の丁度5000ないし10000を超える[[パワー]]16000~18000ラインや[[パワー]]21000~23000ラインの確保が重要となったと言える。

 特に後者の[[パワー]]21000~23000ラインは右や左の縦列では何らかの工夫をしなければまず不可能と言え、[[ヴァンガード]]からの[[アタック]]でもそれを超えられないものは少なくない。

***環境の変化とラインの扱い [#history]
 初期においては、常時[[パワー]]11000というのは特別なステータスであり、突出した防御力を持つと同時に、[[パワー]]10000を前提としたライン形成も高く評価されていた。

 [[双剣覚醒]]以降から、常時[[パワー]]12000以上となる、[[クロスライド]]や[[《マジェスティ・ロードブラスター》]]等といった[[ヴァンガード]]要員の出現、[[《忠義の騎士 ベディヴィア》]]や[[《戦巫女 タギツヒメ》]]等の単独[[パワー]]12000の[[アタック]]ができる[[グレード]]2の[[リアガード]]要員の追加により、それらを要することで[[パワー]]20000ラインの形成を容易になものとした[[デッキ]]が台頭、[[相手]]の[[ターン]]中は[[パワー]]10000以下となる[[ユニット]]を[[ヴァンガード]]に据えることの不安要素も相対的に増加した。

 [[極限突破]]以降からは入ると、新[[キーワード能力]]「[[リミットブレイク]]」の出現により[[ヴァンガード]]の瞬間的な高[[パワー]]の増強が比較的容易になり、特定の[[グレード]]3に対して[[ブースト]]と[[効果]]で合計[[パワー]]+11000を与えることができる[[《ちゃーじがる》]]等の[[カード]]も追加され、常時[[パワー]]11000の[[カード]]でも油断ができなくなってきた。
 また、主に[[【ゴールドパラディン】]]や[[【ウィッチ】]]が新たに隆盛したため、やや[[パワー]]10000寄りの環境になっていた。

 [[蒼嵐艦隊]]以降からはかつて以上に[[ヴァンガード]]に[[パワー]]11000以上の[[ユニット]]が据えられることが当たり前になり、[[クロスライド]]も増加し始め、[[パワー]]20000ラインはその有用性が大きく低下した。
 その結果、[[パワー]]20000ラインの形成が軽視されるようになり、かえって[[パワー]]10000の[[ヴァンガード]]の防御面でのリスクは小さくなったとも言える。
 同時に、[[パワー]]16000ラインや[[パワー]]21000ラインの形成が重視され、また比較的容易になったことで、「[[パワー]]11000の[[ヴァンガード]]は防御力に優れる」という評価も不適切になりつつある。

 しかし、当然ながら、[[パワー]]10000の[[ユニット]]は[[パワー]]増加なしでは[[パワー]]11000の[[ユニット]]に単独で[[ヒット]]させられないので、攻撃面においては[[パワー]]11000の常態化が[[元々のパワー]]10000の[[グレード]]3を明確に不利にしている。

 また、この頃から[[【銃士】]]や[[【バトルシスター】]]等、[[カード群]]統一型[[デッキ]]が出現し始めていた。

 [[騎士王凱旋]]以降からは[[パワー]]11000傾向が更に加速し、[[ブレイクライド]]の出現、[[蒼嵐艦隊]]から引き続き[[クロスライド]]が増加傾向にある等、中央の縦列の[[パワー]]21000ライン以上の構築の敷居が一層低くなった。
 また、[[カード群]]統一型[[デッキ]]が常態化したことで平均[[パワー]]が底上げされ、[[パワー]]18000~19000ラインすらもそれほど形成に支障を来さなくなった一方、[[カード群]]統一[[デッキ]]では[[グレード]]1[[バニラ]]の採用率が低く、[[パワー]]20000ラインが形成されることはやはり少なくなっている。
 また、[[パワー]]11000の[[カード]]をに対して[[ブースト]]と[[効果]]で合計[[パワー]]+11000を与えることができる[[《解放者 フレアメイン・スタリオン》]]等が出現したことで[[《マジェスティ・ロードブラスター》]]と常時[[パワー]]11000の[[ヴァンガード]]の優位性が若干減少、相対的に常時[[パワー]]13000となる[[クロスライド]][[ヴァンガード]]や[[《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》]]の優位性が上昇している。

 [[竜剣双闘]]以降は[[双闘]]システムの導入により、[[ヴァンガード]]は[[ブースト]]無しでも最低[[パワー]]20000、[[自動能力]]による[[パワー]]増加等で22000~23000ライン、さらに[[時空超越]]以降は[[Gユニット]]の出現にのり[[元々のパワー]]11000の[[カード]]を[[ハーツ]]化したとして[[パワー]]26000を[[ヴァンガード]]単体で形成できるようになった。

 これらの高[[パワー]]化した[[ヴァンガード]]の[[アタック]]に対しては、[[守護者]]を使用しない限りは常に大量の[[シールド]]消費を強いられる状況となっている一方、[[リアガード]]のラインの平均値は大幅に上昇してはいないため、[[クロスライド]]や[[《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》]]の優位性は変わらない。


大まかな流れとしては([[ヴァンガード]][[ユニット]]の場合の一例)

[[パワー]]11000有利([[パワー]]20000ライン多数により[[パワー]]10000が不利に)

⇒[[パワー]]13000有利([[パワー]]21000ライン増加により[[パワー]]11000が不利に)

⇒[[パワー]]10000有利([[リミットブレイク]]による[[パワー]]10000の[[パワー]]23000ライン対応により[[パワー]]13000が不利に)

⇒[[パワー]]11000有利([[パワー]]10000が増加した事により[[パワー]]20000ラインが再び有効化)

⇒[[パワー]]13000有利([[パワー]]11000が増加した事により[[パワー]]21000ラインが再び有効化)

⇒[[パワー]]10000有利([[パワー]]13000が増加した事により[[パワー]]23000ラインが再び有効化…………)

 というサイクルが定着しつつあるが、現在では[[元々のパワー]]11000の[[グレード]]3を採用していない[[デッキ]]が使用される機会が一部を除いてほとんどなくなっており、[[ゲーム]]スピードの高速化から[[クロスライド]]や[[《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》]]で[[パワー]]13000以上も狙うことも減ったことで、[[パワー]]11000が主流となっている。
 というサイクルが定着しつつあるが、現在では[[元々のパワー]]11000の[[グレード]]3の[[カード]]を採用していない[[デッキ]]が使用される機会が一部を除いてほとんどなくなっており、[[ゲーム]]スピードの高速化から[[クロスライド]]や[[《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》]]で[[パワー]]13000以上も狙うことも減ったことで、[[パワー]]11000が主流となっている。

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