#author("2023-11-29T23:20:48+09:00","","")
#author("2024-03-17T23:44:28+09:00","","")
*《&ruby(しゅうえん){終焉};のゼロスドラゴン ダスト/Zeroth Dragon of End of the World, Dust》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[ダークゾーン]] - [[ゼロスドラゴン]] パワー25000+ / シールドなし / ☆1|
|【究極超越】&size(11){(あなたの表のGゾーン3枚以上で解放!Gゾーンに戻る際、Gゾーンを除外!)}; - ストライドステップ - [あなたのヴァンガードと同名のカードを手札から1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、そのターン中、相手の、ヴァンガードとリアガードすべては能力すべてを失い、グレードとパワーを1になるまで増減させる。相手のダメージゾーンが4枚以下なら、相手のヴァンガードを1枚選び、1ダメージ。&size(11){(ダメージチェックを行う。トリガーも発動する)};|

 [[竜神烈伝]]で収録された[[ダークゾーン]]の[[Gユニット]]。

 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](2)で、[[相手]]の、[[ヴァンガード]]と[[リアガード]]すべての[[能力]]を失わせ、[[グレード]]と[[パワー]]を1になるまで増減させ、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4枚以下なら、[[相手]]の[[ヴァンガード]]1枚に1[[ダメージ]]を与える[[自動能力]]を持つ。

 前半の[[効果]]は、[[相手]]の、[[ヴァンガード]]と[[リアガード]]すべての[[能力]]を失わせ、[[グレード]]と[[パワー]]を1になるまで増減させる[[継続効果]]。

 [[相手]]の[[ヴァンガード]]と[[リアガード]]すべてが[[パワー]]1となることで単純に要求[[シールド]]値が増え、さらに[[能力]]が失われた上で[[グレード]]1となるので、[[インターセプト]]を始めとした守りに役立つ[[能力]]の利用、[[プレイタイミング]]中の[[Gガーディアン]]の[[コール]]の封殺の恩恵を得られる。
 こちらの[[ユニット]]の枚数または[[相手]]の[[ダメージゾーン]]の枚数が少ない場合の他、[[相手]]の[[手札]]の[[守護者]]の有無等によっては耐えられてしまう可能性もあるので過信は禁物であるが、それらの課題を乗り切れば高確率でフィニッシュへと持ち込める。

 [[ダークゾーン]]に属する[[クラン]]の内、[[スパイクブラザーズ]]や[[ペイルムーン]]は[[バトルフェイズ]]中の[[スペリオルコール]]を活かした[[バトル]]回数稼ぎ、[[ダークイレギュラーズ]]は[[《罪を灌ぐ者 シャルハロート》]]や[[《ベイルファル・リプレッサー》]]等により[[パワー]]21000以上に達した上での[[グレード]]0の[[カード]]の[[コール]]制限等をそれぞれ行え、[[《スチームナイト プズル・イリ》]]や[[《ヒストリーメーカー・ドラゴン》]]等を有する[[ギアクロニクル]]であればその両方を行える等、いずれも[[継続効果]]の強みをさらに活かせるようになっている。

 後半の[[効果]]は、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4枚以下なら、[[相手]]の[[ヴァンガード]]1枚に1[[ダメージ]]を与える[[単発効果]]。

 [[要件]]の関係からこの[[効果]]で[[相手]]を直接敗北させることこそできないものの[[ダメージチェック]]によって[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が増えることで、その[[ターン]]の[[バトルフェイズ]]で[[ガード]]強要が狙いやすくなり、結果的に前半の[[継続効果]]を活かす補助手段になる。
 [[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]で[[相手]]の[[ユニット]]の[[パワー]]が増えてしまう可能性が多少あるがそれを考慮しても[[パワー]]5001止りと十分に低い数値となるので、そのリスクについては少なく見られる。

-この[[カード]]のテキストは2017/12/26に公開され、その時は、後半の[[単発効果]]に「相手のダメージゾーンの4枚以下なら、」という[[要件]]はなく、わずか3日後の2017/12/29に現在のテキストに変更されている。公式ポータルサイト掲載の文書によると変更理由は、「ユニットのアタックとは関係なくバトルフェイズ中以外のダメージによってゲームを決着させる能力が、ランダム性が低いGゾーンのカードで、かつ複数のクランが使用できることが非常に不快であり、当初の配慮が不足していた」と記載されている。

-アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG Z」では[[ガスティール>ガスティール(ディフライダー)]]が使用する[[カード]]。

--第12話(VS[[新導クロノ]])では9[[ターン]]目で[[《邪神司教 ガスティール》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]して[[自動能力]]を使用し、クロノの[[ヴァンガード]]と[[リアガード]]すべての[[能力]]を失わせ、[[グレード]]と[[パワー]]をそれぞれ1にし、[[《イディアルエゴ・メサイア》]]に1[[ダメージ]]を与えた。自身の[[アタック]]は合計[[シールド]]45000の[[ガード]]で[[ヒット]]を防がれ、[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]により自身を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。
[[ゲーム]]の終了後、この[[カード]]は伊吹に回収され、クリスマスプレゼントとしてクロノに渡された。

--その後、第14話(VSギーゼ([[東海林カズマ]]にディフライド))にて[[新導クロノ]]が使用。
8[[ターン]]目で[[《クロノジェット・ドラゴン・G》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]して[[自動能力]]を使用し、ギーゼの[[ヴァンガード]]と[[リアガード]]すべての[[能力]]を失わせ、[[グレード]]と[[パワー]]を1し、[[《闇に縛られし竜 ルアード》]]に1[[ダメージ]]を与えた。自身の[[アタック]]は[[《イビルリフューザー・ドラゴン》]]の[[効果]]で出た[[グレード]]1の[[ユニット]]で合計[[シールド]]50000の[[ガード]]で[[ヒット]]を防がれた。[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]により自身を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。
[[ゲーム]]の終了後、クロノの[[Gユニット]]はこの[[カード]]を除いて全て消滅し、この[[カード]]はギーゼに回収された。

--ガスティールによる究極超越時の台詞は「我が未来の可能性をかけて、生きとし生けるものに滅びの祝福を! 我が未来を食らい顕現せよ、ダークゾーンのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《終焉のゼロスドラゴン ダスト》」(第12話)。第14話でクロノが[[究極超越]]した際は前半の台詞はなかった。

---他の〈[[ゼロスドラゴン]]〉は自身の[[自動能力]]を活かしつつ一度はフィニッシャーとなっているが、この[[カード]]は使用された計2回の[[ゲーム]]中、いずれも[[超越]]した時点での[[手札]]や[[フィールド]]の状態が悪さから[[リアガード]]を揃えられず、この[[カード]]の真価を十分に引き出すことができないまま防がれ、次の[[ターン]]で敗北するという少々不遇な扱いとなっているが、第20話で[[ギーゼ(ディフライダー)]]が使用した際には何とかこの[[カード]]を使用して勝利したことで、全ての〈[[ゼロスドラゴン]]〉がフィニッシャーとなった。
---他の〈[[ゼロスドラゴン]]〉は自身の[[自動能力]]を活かしつつ一度はフィニッシャーとなっているが、この[[カード]]は使用された計2回の[[ゲーム]]中、いずれも[[超越]]した時点での[[手札]]や[[フィールド]]の状態が悪さから[[リアガード]]を揃えられず、この[[カード]]の真価を十分に引き出すことができないまま防がれ、次の[[ターン]]で敗北するという少々不遇な扱いとなっている。第20話で[[ギーゼ(ディフライダー)]]が使用した際には勝利しているが、攻撃は防がれており、フィニッシャーにはなれずじまいで終わっている。

**関連カード [#card]
-[[究極超越スキル]]

-[[《幽闇の原初竜 フォルミード》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''竜神「ギーゼ」の力が込められた「破壊の竜骨」と呼ばれる楔が、打ち込まれた周囲の精霊を吸収して受肉した恐るべき兵器。ギーゼは「ダスト」と言う名で識別していたが、メサイア陣営からは「終焉」という二つ名で呼ばれていたらしく、後の文献でもその通称で記されていることが多い。現代のダークゾーンにあたる大陸に打ち込まれた楔で、ギーゼの負の念を最も色濃く継いでいる。その影響か、他のゼロスドラゴンと違い、僅かながら自我を持つ。その証拠に、ダストが降り立った大陸にはさまざまな属性の精霊がいたが、闇に満たされた空間を好むダストは、大陸における精霊の生息図を自分に都合がいいように変えてしまった。つまり、闇属性以外の精霊を駆逐してしまったのである。なお、討伐後の骸が無数の魔王に変じたという伝説もあるが、真偽の程は定かでない。'''

'''''現在のクレイ各国の戦況&br;ダークゾーン''&br;“ギアクロニクル”と“ペイルムーン”はそれぞれ「星輝兵」迎撃部隊を編成し、自国だけでなく各国に派遣している。星輝兵が自分の領地を荒らしに来たと判断した魔王や異能者は、それらの各個撃破にあたっている。'''

**FAQ [#faq]
-Q3685 (2018-02-23)
Q. カードの効果でグレードが変更された場合、インターセプトやブーストなどの能力はどうなりますか?
A. そのままです。例えば、グレード1のカードが2になったとしても、それだけでブーストを失ってインターセプトを得たりすることはありません。
-Q3710 (2018-02-23)
Q. パワーが「1」になった後、他のカードの効果でパワーが上がることはできますか?
A. はい、できます。自動能力の為、能力発動タイミング以降でトリガー効果等のパワー上昇が起こった場合、通常通りの処理が行われる為、「パワー5001」等になります。
-Q4313 (2018-10-05)
Q. “そのターン中、相手の、ヴァンガードとリアガードは能力すべてを失い、グレードとパワーを1になるまで増減させる”という効果が適用されたヴァンガードとリアガードは、パワー+5000等のトリガー効果によっても、パワーが増加しないのですか?また、この効果の解決後にコールされたリアガード等も、能力すべてを失い、グレードとパワーが1になるまで増減するのですか?
A. いいえ、自動能力の使用後であれば、ヴァンガードとリアガードのパワーは1から増加します。“そのターン中、相手のヴァンガードとリアガードは能力すべてを失い、グレードとパワーを1になるまで増減させる”という効果は、この自動能力の使用時に存在する、相手のヴァンガードとリアガードにのみ適用されます。また、自動能力の使用後に新たにコールされたリアガードの能力が失われることもなく、パワーも1になるまで増減しません。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[竜神烈伝]]|G-BT14/003 [[ZR]] イラスト/[[増田幹生]]|'''終焉&br;End of the World'''|
|~|~|G-BT14/SR04 [[SCR]] イラスト/[[増田幹生]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《終焉のゼロスドラゴン ダスト》,Gユニット,グレード4,ダークゾーン,ゼロスドラゴン,【究極超越】);