#author("2022-05-16T23:02:58+09:00","","")
#author("2023-12-25T22:51:59+09:00","","")
*《&ruby(ひょうごく){氷獄};の&ruby(めいおう){冥王}; コキュートス “&ruby(リバース){Я};”/Ice Prison Hades Emperor, Cocytus "Яeverse"》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[グランブルー]] - [[スケルトン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(blue){【起】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[あなたの山札の上から3枚をドロップゾーンに置く,あなたの《グランブルー》のリアガードを1枚選び、呪縛する] あなたのドロップゾーンから《グランブルー》を1枚選び、(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワー+3000。&br;&size(11){(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)};&br;&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルに「氷獄の死霊術師 コキュートス」があるなら、このユニットのパワー+2000。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};|

 [[絶禍繚乱]]で収録された[[グレード]]3の[[グランブルー]]。

 1つ目の[[能力]]は、[[デッキトップ]]から3枚の[[ドロップゾーン]]送りと[[グランブルー]]の[[リアガード]]1枚の[[呪縛]]で、[[ドロップゾーン]]から[[グランブルー]]1枚を[[スペリオルコール]]し、[[パワー]]+3000を与える[[リミットブレイク]]の[[起動能力]]。

 [[《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》]]の[[起動能力]]の[[ドロップゾーン]]版とも言える[[能力]]である。
 [[ダメージゾーン]]が4枚以上になって[[リミットブレイク]]が有効化した頃には自然と[[ドロップゾーン]]に[[カード]]が溜まる上、[[《ブルータル・シェイド》]]で有効化した場合でも[[コスト]]によって[[スペリオルコール]]の[[目標]]を確保できることで、下準備の手間を省略できる可能性があるのは優れている。
 [[カウンターブラスト]]は不要なので、他の[[カード]]の[[カウンターブラスト]]と容易に併用できる点も魅力。

 しかし[[呪縛]][[コスト]]によって[[パワー]][[ライン]]を落としてしまうにもかかわらず、得られるのが[[パワー]]+3000と控えめなのが難点。
 [[左列]]か[[右列]]の、[[後列]]の[[リアガード]]どちらかを[[呪縛]]し、もう片側の[[前列]]に[[アタック]]要員を[[スペリオルコール]]し、[[パワー]]21000[[ライン]]を作れるような配置にする運用が望ましい。
 自身の[[能力]]と合わせ単体で[[パワー]]15000まで上昇させることのできる[[《腐蝕竜 コラプトドラゴン》]]は[[スペリオルコール]]の[[目標]]として有力。

 [[山札]]と[[リアガード]]を[[コスト]]に継続的に[[スペリオルコール]]を繰り返すことで、尽きない攻め手と堅牢な防御力を生み出すことのできる。
 [[山札]]と[[リアガード]]を[[コスト]]に継続的に[[スペリオルコール]]を繰り返すことで、尽きない攻め手と堅牢な防御力を生み出すことができる。
 このように実に[[グランブルー]]らしい特徴を持った[[カード]]であると言えるが、[[山札]]を一度に3枚も削ってしまうことは[[デッキアウト]]の危険がつきまとうため、あまり多用はできない。
 同じく[[コスト]]で[[デッキトップ]]から規定枚数を[[ドロップゾーン]]送りにする[[《ルイン・シェイド》]]や[[《イービル・シェイド》]]との併用するとさらに危険性が高まる。
 同じく[[コスト]]で[[デッキトップ]]から規定枚数を[[ドロップゾーン]]送りにする[[《ルイン・シェイド》]]や[[《イービル・シェイド》]]と併用するとさらに危険性が高まる。
 [[効果]]は持久戦に適しているにもかかわらず[[コスト]]のせいで持久戦のリスクが高い、という矛盾した性質を持っている。

 [[《不死竜 グールドラゴン》]]や[[《海中散歩のバンシー》]]を[[スペリオルコール]]し、更なる[[アドバンテージ]]を稼ぐ運用も考えられる。
 ただし、この場合は[[呪縛]]分の[[パワー]]低下を補えないため、攻めきれないまま[[ゲーム]]が長引いてしまい[[デッキアウト]]を起こす危険性がさらに高まるので、なるべく3回くらいまでの使用で抑えておきたいところではある。

 応用としては、[[呪縛]]という[[コスト]]を逆手に取って、[[《七海覇王 ナイトミスト》]]の[[ブレイクライド]][[能力]]によって[[スペリオルコール]]された[[グランブルー]]の[[リアガード]]を[[呪縛]]してしまうことで、あちらの[[パワー]]増加[[効果]]は無駄になるものの[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時に[[退却]]させる[[時限誘発]]を回避してしまうことも可能。

 また、状況は限られるが[[左列]]か[[右列]]のいずれかにいる[[リアガード]]を2枚とも[[呪縛]]し、もう一方の[[縦列]]に[[《腐蝕竜 コラプトドラゴン》]]と[[《伊達男 ロマリオ》]]、または[[《大幹部 ブルーブラッド》]]と[[《甲板長 アルマン》]]を[[スペリオルコール]]することで、[[パワー]]26000[[ライン]]の大台に乗せることも可能。
 [[起動能力]]を使用するタイミングで[[ユニット]]のいない[[リアガードサークル]]が[[縦列]]1つ分残っていることは少ないだろうが、直前に[[コスト]]にするなどして空ける手もあり、要求[[シールド]]値を落とさずに[[リアガードサークル]]を一気に2つ埋められるため、覚えておいて損はない。

 [[クロスライド]]に成功すれば、[[【グランブルー】]]の特性と自身の[[起動能力]]を合わせた、非常に堅牢な防御力が期待できる。
 しかし、[[クロスライド]]補助となる[[カード]]は[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》]]を[[ドロップゾーン]]から[[スペリオルライド]]する[[《スケルトンの魔界騎士》]]程度しかなく、安定して[[要件]]を満たすのは難しい。
 ただ、[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》]]を[[ライド]]することさえできれば、[[《レインエレメント マデュー》]]の存在もあり、スムーズに[[クロスライド]]できるだろう。

-アニメでは第141話(VS[[葛木カムイ]])で[[大文字ゴウキ]]が使用。5[[ターン]]目で[[《スケルトンの切り込み隊長》]]の[[起動能力]]で[[手札]]に加わり、7[[ターン]]目で[[《七海覇王 ナイトミスト》]]に[[ブレイクライド]]し、[[起動能力]]で[[《ダンシング・カットラス》]]を[[呪縛]]、[[《ルイン・シェイド》]]を[[スペリオルコール]]した。
--[[ブレイクライド]]時の台詞は「深淵に眠る魔導師が、更なる呪われし力を得た…… 生きとし生けるものすべての命を、この地上から絶つために! 《氷獄の冥王 コキュートス “Я”》! ブレイクライドォ!」
--なお、月刊ブシロード2013年12月号に掲載されたヴァンガ塾出張版によるとこの時のゴウキの[[デッキ]]に[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》]]は入っていないことが確認できる。
--第156話(VS[[立凪タクト]])では[[立凪タクト]]([[リンクジョーカー]])が使用。[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]の[[起動能力]]の[[手札]][[コスト]]にされた。

-3DS版「ロックオンビクトリー」では[[大文字ゴウキ]]が使用。アニメでは実現しなかった[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》]]を用いた[[クロスライド]]を主軸とする[[デッキ]]である。

**関連カード [#card]
-「[[コキュートス]]」
-「[[Я]]」
-[[リミットブレイク]]
-[[クロスライド]]
-[[盟主]]

-[[《氷獄の死霊術師 コキュートス》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''「虚無(ヴォイド)」の化身“リンクジョーカー”の力を取り込み、更なる闇の底へと堕ちた「コキュートス」の姿。 「ナイトミスト」からの召集に不本意ながら応じるべく海面へ向っていた「コキュートス」は、侵略者の奇襲を受けながらも撃退に成功していた。 闇とは本質的に違う謎の力に興味を持った彼は、襲撃者の亡骸を解析しようと試みる。 解析は不毛な結果となったが、亡骸に残されていた僅かな「虚無(ヴォイド)」の残滓は死霊術師の内にある強力な負の感情に惹かれ、彼の魂と無意識の内に融合してしまう。 朽ちる事の無い身体と魂魄を闇へと堕とした冥海の王。 枯れぬ憎悪に突き動かされる彼が見つけたのは、闇すら呑み込む虚無という圧倒的な力。 世界という名の許されざる罪人を、何者も存在し得ない空白の牢獄へ誘う――今宵、暗く冷たい氷獄の門が、無数の怨嗟と狂気を引き連れし主を送り出す。'''

**FAQ [#faq]
-Q491 (2013-09-12)
Q. このユニットのコストとして、「七海覇王ナイトミスト」でコールしたユニットを呪縛しました。ターン終了時にそのユニットは表になりますが、退却しますか。
A. いいえ、退却しません。呪縛されたカードは、呪縛される前に受けていた効果を失うからです。
-Q492 (2013-09-12)
Q. このカードの【リミットブレイク】能力のコストの支払う時、コストで山札からドロップゾーンに置いた3枚のカードの内容を確認してから、呪縛するカードを選べるでしょうか。
A. いいえ、確認する前に呪縛するカードを選んでください。コストは支払い方を決定した後に、同時に支払われるからです。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[絶禍繚乱]]|BT13/017 [[RR]] イラスト/[[NINNIN]]|'''氷獄の罪人よ、&ruby(ロック){呪縛};……これが新たなる牢獄の名だ。'''|
|~|~|BT13/S10 [[SP]] イラスト/[[NINNIN]]|'''お前の肉体は役に立つぞ、生死を問わず……な。 捕えよ、&ruby(テンポラリー・ロック){仮初の牢獄};!'''|
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&tag(《氷獄の冥王 コキュートス “Я”》,ノーマルユニット,グレード3,グランブルー,スケルトン,「コキュートス」,「Я」,【リミットブレイク】(4),盟主);