#author("2024-01-24T17:51:44+09:00","","")
#author("2024-01-25T22:47:30+09:00","","")
*《&ruby(さいきょうじゅうしん){最強獣神}; エシックス・バスター・エクストリーム/Strongest Beast Deity, Ethics Buster Extreme》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ノヴァグラップラー]] - [[バトロイド]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:このユニットのドライブチェックでカード名に「獣神」を含むグレード1以上のカードがでた時、あなたの《ノヴァグラップラー》のリアガードを1枚選び、【スタンド】する。&br;&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルに「獣神 エシックス・バスター」があるなら、このユニットのパワー+2000。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};|

 [[絶禍繚乱]]で収録された[[グレード]]3の[[ノヴァグラップラー]]。

 1つ目の[[能力]]は、[[ドライブチェック]]で「[[獣神]]」の[[グレード]]1以上の[[カード]]がでた時に[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]1枚を[[スタンド]]する[[リミットブレイク]]の[[自動能力]]。

 簡単に言えば「[[ドライブチェック]]で出た「[[獣神]]」の[[グレード]]1以上の[[カード]]を疑似的な[[スタンドトリガー]]にする」というもの。
 [[スタンド]][[効果]]の[[目標]]は[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]でありさえすれば「[[獣神]]」の[[ユニット]]でなくとも問題ないが、[[山札]]のあらゆる[[カード]]が参照される可能性があるため、やはり純粋な[[【獣神】]]での運用が望ましい。
 また、[[Gユニット]]を[[超越]]できる状況では、[[《究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ》]]を利用した方が[[パワー]]や[[誘発]]回数の稼ぎ易さの面で優位となるため、[[《獣神 エシックス・バスター》]]や[[《獣神 フロッグマスター》]]とのコンボで早期に使える利点を意識した上で利用したい。
 また、[[Gユニット]]を[[超越]]できる状況では、[[《究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ》]]を利用した方が[[パワー]]や[[誘発]]回数の稼ぎ易さの面で優位となるため、[[《獣神 フロッグマスター》]]とのコンボで早期に使える利点を意識した上で利用したい。

 [[《アシュラ・カイザー》]]とよく似た[[能力]]であるが、[[山札]]内における「当たり」となり得る[[カード]]が圧倒的に多く、構築次第では[[山札]]の中にある[[カード]]のほとんどが[[スタンドトリガー]]という驚異的な状態となる。
 [[リアガード]]を[[スタンド]]する[[能力]]の宿命である単独[[アタック]]による[[パワー]]不足のリスクはあるが、[[《獣神 ライオット・ホーン》]]や[[《獣神 マックスビート》]]がいれば一度に[[前列]]と[[後列]]を丸ごと[[スタンド]]できるため、ある程度軽減される。

 [[ダメージチェック]]における[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]発動の心配が少ない[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が5枚となった[[ゲーム]]終盤ではもちろんの事、[[相手]]の[[前列]][[リアガード]]さえいれば「[[ドライブチェック]]の回数が[[相手]]に与える[[ディスアドバンテージ]]の量」となる為、長期戦になればなるほど[[相手]]を追い込むことができる。
 [[カウンターブラスト]]も必要としないため、[[《獣神 フロッグマスター》]]の[[能力]]で[[リミットブレイク]]を有効化できれば、5[[ターン]]目から猛烈な勢いで攻め立てることができる点も強みである。

 弱点は[[リアガード]]への依存度が非常に強く、それでいて「[[獣神]]」の[[カード]]に[[カード]]・[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[カード]]が無いため、「有用な[[スタンド]][[効果]]の[[目標]]となる[[前列]]要員の確保」にやや不安が残ってしまう点。
 特に[[前列]]にいる[[リアガード]]の[[退却]]手段が豊富な[[【なるかみ】]]等と相対した場合に至っては、[[リミットブレイク]]が有効になっても[[前列]]が揃えられず性能を発揮できなくなる事態に陥りやすく、[[相手]]を追い込む前にこちらが追い込まれてしまう可能性がある。
 一度攻勢に入る事ができれば活躍する事は間違いない為、いかに攻勢を掴めるかが、この[[カード]]を使う上での肝要と言えるだろう。

 また、[[スタンドトリガー]]以外の[[トリガーユニット]]している限りは確実な[[スタンド]]手段にはならないので、[[スタンド]]ありきの行動を取った際に上手くいかないリスクが生じるのも注意点である。
 一挙に2枚を[[スタンド]]することができる態勢を整えている場合、[[トリガーユニット]]が出た方が要求[[シールド]]が少なくなる、などという事態も起こる。

 [[《獣神 エシックス・バスター》]]に[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]することが可能であるが、性質は合致するものの複数枚の[[スタンド]]が可能な場合は最終的に[[スタンド]][[目標]]が足りなくなって[[効果]]が無駄になってしまう可能性があるので、如何に[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]枚数を揃えるかが課題となってくる。

-[[クロスライド]]元を共有する[[カード]]として[[《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》]]が存在している。この[[カード]]とは逆に[[リアガード]]を犠牲にして自身を[[スタンド]]する[[能力]]を得る[[能力]]を持ち、自身を最大限活かすあちらに対し、こちらは[[リアガード]]を[[スタンド]]して活かすことに特化しており、対照的な関係と言えるだろう。

-[[《暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ》]]と並び、他の[[クロスライド]][[カード]]と同じ[[カード]]を[[要件]]として参照する初の[[クロスライド]][[カード]]。
--この[[カード]]の場合は同一の[[エクスパンション]]に両方が収録されているという一際異例の展開となった。

-アニメでは第141-142話(VS[[大文字ゴウキ]])、第145話(VS[[立凪レッカ]])、第146話(VS[[立凪コーリン]])で[[葛木カムイ]]が使用。

--第141-142話では直接[[ライド]]し、1回目の[[ドライブチェック]]で[[能力]]で[[《獣神 ヘイトレッド・ケイオス》]]を[[スタンド]]した。ファイナルターンでは2回目の[[ドライブチェック]]で[[能力]]を[[誘発]]させ、[[《獣神 ブレイニーパピオ》]]を[[スタンド]]し[[《獣神 ライオット・ホーン》]]の[[能力]]を[[誘発]]させた。

--第145話では[[《獣神 エシックス・バスター》]]より[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]したが凌ぎ切られてしまった。だが、次の[[ターン]]を凌ぎ切った後に、[[自動能力]]で[[《獣神 マックスビート》]]を2枚[[スタンド]]し、それらの[[能力]]の[[誘発]]させた。

--第146話では直接[[ライド]]し、その次の[[ターン]]に[[リミットブレイク]]が1回[[誘発]]して[[《獣神 マックスビート》]]を[[スタンド]]した(もう1枚は[[スタンドトリガー]]であり、[[リアガード]]4枚の[[スタンド]]に成功している)。

--[[ライド]]時の台詞は「これが噂のビーストゴッド! 絶対無敵のこの拳! 潰した相手は数知れず、最新・最大・最高潮! 《最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム》に俺様ライド!」

---クロスブレイクライド時の台詞は「いくぜ! 燃えろファイヤー! 轟けサンダー! 怒りの《最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム》に俺様最強ブレイクライド!」

--この[[カード]]を主体とした[[スタンド]]コンボを「ウォーロード・メガウルトラ・スーパー・デストラクション」と(第142話においてその場で考えながら)呼称した。第146話でも同じ台詞を用いており、コンボ名はこれで決定したようである。

--リミットブレイク使用時の台詞は「獣の宴は終わらねえ、エシックス・バスター・エクストリームのリミットブレイク!」

-アニメ「ギアースクライシス編」では第11話(VS[[新導クロノ]])にて[[葛木カムイ]]が使用。
6[[ターン]]目で[[ライド]]している。

**関連カード [#card]
-「[[獣神]]」
-[[リミットブレイク]]
-[[クロスライド]]
-[[盟主]]

-[[《獣神 エシックス・バスター》]]

-[[《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》]]

-[[《アシュラ・カイザー》]]

-[[《究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''「虚無(ヴォイド)」の侵蝕に打ち勝ち、新たなる力を得た「エシックスバスター」の姿。 望まぬ暴走を続けながらも、彼の意識はコアに根付く「虚無」と熾烈な戦いを繰り広げていた。 「エシックス・バスター“Я”」、勝利の為、全ての欲求と感情を捨て去った、心の底に眠るもう一人の自分。 その強烈な感情の波に慄き膝をつきそうになったその時、彼の耳に嘲るような、しかし何処か優しげな声が鳴り響いた。 「それでいいのか?」と。 その懐かしき声が、たった一言が、無に呑まれかけた彼を「戻した」。 やみくもに勝利をのぞんでいた訳では無い。 強者と戦い、競い、辛苦の果てに手にした勝利にこそ意味がある。 瞬間、輝きを放つボディから吐き出されるように分離したのは、物質化した心の闇「“Я”」。 呼び覚まされた正しき勝利への渇望。 誰よりも、己よりも強くあれ! 目醒めし獣は今、内なる禍と対峙する。'''

-一度は[[《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》]]に堕ちた[[《獣神 エシックス・バスター》]]が、正しき勝利への渇望に目醒め、心の闇「“Я”」を分離した姿。後の設定で分離した[[《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》]]が自我をもって活動していた事が判明した。
--これが“Я”化から脱した最初の例となる。

**FAQ [#faq]
-Q471 (2013-09-12)
Q. 「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」がソウルにある時、「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」や「最凶獣神 エシックス・バスター “Я”」のパワーは+2000されますか?
A. いいえ。「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」「最凶獣神エシックス・バスター “Я”」のパワー+2000の条件は、「「獣神 エシックス・バスター」がソウルにある時」で、「名前に「獣神 エシックス・バスター」を含むカードがソウルにある時」ではないためです。
-Q472 (2013-09-12)
Q. ダメージをうけた時のチェックでカード名に「獣神」を含むグレード1以上のカードがでた時も、リアガードをスタンドできますか?
A. いいえ、できません。ドライブチェックはヴァンガードがアタックした時にめくるトリガーチェックのことです。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[絶禍繚乱]]|BT13/003 [[RRR]] イラスト/[[汐山このむ]]|'''簡単だ。誰よりも強え奴が最強なんだよ。'''|
|~|~|BT13/S03 [[SP]] イラスト/[[汐山このむ]]|'''最・強・獣・神! エシックス・バスター・エクストリーム!'''|
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&tag(《最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム》,ノーマルユニット,グレード3,ノヴァグラップラー,バトロイド,「獣神」,【リミットブレイク】(4),盟主);