#author("2021-10-29T00:14:49+09:00","","")
#author("2023-12-25T22:00:03+09:00","","")
*《&ruby(さいきょうじゅうしん){最凶獣神}; エシックス・バスター “&ruby(リバース){Я};”/Deadliest Beast Deity, Ethics Buster "Яeverse"》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ノヴァグラップラー]] - [[バトロイド]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(blue){【起】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[【カウンターブラスト】(2),あなたの手札からカード名に「獣神」を含むカードを2枚選び、捨てる、あなたの《ノヴァグラップラー》のリアガードを2枚選び、呪縛する] そのターン中、このユニットは&color(red){『&color(green){【自】};【&color(black){(V)};】:このユニットがヴァンガードにアタックしたバトルの終了時、このユニットを&color(black){【スタンド】};する。そのターン中、この能力は使えなくなる。』};を得る。&br;&size(11){(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)};&br;&color(red){【永】};【(V)】:あなたのソウルに「獣神 エシックス・バスター」があるなら、このユニットのパワー+2000。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};|

 [[絶禍繚乱]]で収録された[[グレード]]3の[[ノヴァグラップラー]]。

 1つ目の[[能力]]は、[[カウンターブラスト]](2)と[[手札]]の「[[獣神]]」の[[カード]]2枚の[[ドロップ]]と[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]2枚の[[呪縛]]で、『1[[ターン]]に1回、[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に自身を[[スタンド]]する[[自動能力]]』を得る[[リミットブレイク]]の[[起動能力]]。

 [[手札]]消費自体は2:2交換で済ませることができる反面、[[呪縛]][[コスト]]の存在から総合的な要求[[シールド]]値が大きく下がってしまう。
 [[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]が上手く発動しないと、使わなかった場合と要求[[シールド]]が変わらないといった事態も起こり得るため、性質が似ている[[能力]]の中でも扱いにくい部類である。
 [[リアガード]]の[[スタンド]]が全く行えず、それどころか[[呪縛]][[コスト]]で[[リアガード]]の数を減らしてしまうことから、基本的にその他の「[[獣神]]」の[[カード]]との相性があまり良くない点も問題である。

 しかし、この[[カード]]の真価は[[《獣神 エシックス・バスター》]]に[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]した場合に発揮される。
 それによって与えられる[[前列]]の[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]すべてを[[スタンド]]する[[能力]]を2回[[誘発]]できるため、[[リアガード]]6回、[[ヴァンガード]]2回で最大で8回もの[[バトル]]を可能となる。
 [[ドライブチェック]]も相まって[[《バッドエンド・ドラッガー》]]と[[《魔王 ダッドリー・エンペラー》]]にすら迫るほどの凄まじい攻撃力を発揮することができる。

 [[能力]]の性質上、[[《獣神 ライオット・ホーン》]]との相性が良い。
 [[中央列]]の[[後列]]に置くことで[[スタンド]]前後で[[パワー]]16000[[ライン]]を維持したり、[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]して付加した2つの[[能力]]を利用して[[右列]]か[[左列]]の[[後列]]で複数回[[スタンド]]することで、[[パワー]]不足で[[相手]]の[[ユニット]]に[[アタック]]の[[ヒット]]が狙えない事態も回避しやすくなる。

 ただし[[呪縛]][[コスト]]によって[[ブースト]]役を減らしてしまう都合上、少なくとも[[右列]]か[[左列]]の[[前列]]の片方は[[スタンド]]する前の時点から単独で[[アタック]]の[[ヒット]]を狙う必要がある。
 適切な[[リアガード]]を用意できたとしても[[相手]]の[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]や何らかの[[能力]]で[[相手]]の[[ユニット]]の[[パワー]]が増え、[[パワー]]不足に陥ってしまった場合、[[スタンド]]によって得た追加の[[アタック]]の機会が活かせなくなってしまう。
 [[《メテオカイザー ドガンティタン》]]や[[《獣神 ホーンドハルク》]]等を併用することである程度は補える。

-[[クロスライド]]元を共有する[[カード]]として[[《最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム》]]が存在している。
この[[カード]]とは逆に[[リアガード]]を[[スタンド]]する[[能力]]を持ち、[[リアガード]]の[[能力]]を最大限活用するあちらに対し、こちらは単独で力を発揮し、[[《獣神 エシックス・バスター》]]との相性も格段に良く、対照的とも言える[[カード]]である。

-[[《暗黒次元ロボ “Я” ダイユーシャ》]]と並び、他の[[クロスライド]][[カード]]と同じ[[カード]]を[[要件]]で参照する初の[[クロスライド]][[カード]]。
--この[[カード]]の場合は同一[[エクスパンション]]に両方が収録されているという一際異例の展開となっている。

-[[起動能力]]の[[コスト]]で[[呪縛]]するのは[[ノヴァグラップラー]]の[[リアガード]]であれば問題なく、それぞれの[[能力]]の[[コスト]]で[[レスト]]した[[《叫んで踊れる実況 シャウト》]]や[[《ロケットハンマーマン》]]等でも無駄なくこの[[カード]]の[[起動能力]]の[[コスト]]に利用することができる。ただし、[[手札]][[コスト]]は「[[獣神]]」の[[カード]]2枚である必要があるので、その採用枚数を慎重に検討する必要がある。
-[[呪縛]][[コスト]]を要する[[能力]]の定番として、[[メインフェイズ]]に[[起動能力]]で付加する点は利点でも欠点でもある。[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に[[誘発]]するものと異なり、[[ドライブチェック]]で[[ヒールトリガー]]の[[回復]][[効果]]が発動して[[ダメージゾーン]]が3枚以下になっても[[スタンド]]できなくなってしまうことがないが、[[ドライブチェック]]前に支払わなければならない[[手札]][[コスト]]の選択肢は従来より大きく狭まる。

-総合ルール ver.2.0の更新により、[[起動能力]]を同一[[ターン]]に[[コスト]]を払って複数回[[プレイ]]した場合、この[[カード]]はそれによって得た[[能力]]1つにつき1回の[[スタンド]]が可能となっている。
--総合ルール ver.2.0以前のルールにおいては、この[[カード]]がその[[ターン]]で初めて[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時に得た[[能力]]すべてが同時に[[誘発]]、1つを残してそれ以外の全ては無意味に[[プレイ]]されるだけで両方に「その[[ターン]]中、この[[能力]]は使えなくなる」が適用されてしまうため、同一[[ターン]]中に複数回[[プレイ]]する意義はなかった。類似事例は[[《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]](旧テキスト)を参照。

-アニメでは第143話(VS[[忍者マスターNEO>マーク・ホワイティング]])でリバースファイターとなった[[大文字ナギサ]]が、第151話(VS[[先導アイチ]])で同様にリバースファイターとなった[[葛木カムイ]]が使用。
--共に7[[ターン]]目に[[《獣神 エシックス・バスター》]]に[[クロス>クロスライド]][[ブレイクライド]]して使用したが、ナギサは[[ヒールトリガー]]の発動で、カムイはアイチの2度の[[クインテットウォール]]使用もあって凌がれてしまった。
--[[ライド]]時の台詞は、ナギサが「カムイちゃんとの愛を邪魔した罪……償ってもらうわ! あたしの本能が叫んでいる……恋する思いは止まらない! ラブラブブレイクライド! 《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》!」
カムイが「史上最強! 不安も、悪も、苦しみも……全部オレ様にひれ伏せ! クロスブレイクライド! 《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》!」
--[[起動能力]]と[[《獣神 エシックス・バスター》]]の[[能力]]によって、付加された2つの[[能力]]のコンボ時の台詞は「獣の魂は眠らない。敵を滅ぼすまで止まらない。そう、これがインフィニット・ヘルよ!」
---カムイもこのコンボのことを「インフィニット・ヘル」と呼称している。
--第160話(VS[[先導アイチ]])では[[立凪タクト]]([[リンクジョーカー]])が[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]の[[起動能力]]の[[手札]][[コスト]]にした。
--「リンクジョーカー編」の第3オープニング映像ではリバースファイターとなったカムイのユニットとして描かれている。

**関連カード [#card]
-「[[獣神]]」
-「[[Я]]」
-[[リミットブレイク]]
-[[クロスライド]]
-[[盟主]]

-[[《獣神 エシックス・バスター》]]

-[[《最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム》]]

-[[《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》]]

-[[《究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''「虚無(ヴォイド)」の化身“リンクジョーカー”の力により、存在を歪められた「エシックスバスター」の姿。 ひたすらに勝利を求め戦い続ける獣の前に現れたのは、神でも悪魔でも無く不気味に笑う道化だった。 彼は唐突に「力を与えてやろう」と黒き炎を手に灯すが、獣は「力ってのは勝ち続けてりゃ、手前からついてくるもんだ」と、誘いを拒み拳を構える。 しかし、その言葉を聞きより一層笑みを深めた道化は、背後から彼のコアの奥底に「虚無」の塊を打ち込んだ。 打込まれた「虚無」は、意識の水底から力への執着のみを増幅、抵抗を試みる彼の理性を呑み込み、その存在を反転させてしまう。 「最強」の二文字を手にするべく、勝利を求め続けた愚直なる闘士は、溢れる「力」を唯々誇示する狂戦士へと成り果てた。 響き渡るは耐え難き苦痛と、狂おしい歓喜が渦巻く咆哮。 黒き凶神が今、リングを朱に染める。'''
'''「虚無(ヴォイド)」の化身“リンクジョーカー”の力により、存在を歪められた「エシックス・バスター」の姿。 ひたすらに勝利を求め戦い続ける獣の前に現れたのは、神でも悪魔でも無く不気味に笑う道化だった。 彼は唐突に「力を与えてやろう」と黒き炎を手に灯すが、獣は「力ってのは勝ち続けてりゃ、手前からついてくるもんだ」と、誘いを拒み拳を構える。 しかし、その言葉を聞きより一層笑みを深めた道化は、背後から彼のコアの奥底に「虚無」の塊を打ち込んだ。 打込まれた「虚無」は、意識の水底から力への執着のみを増幅、抵抗を試みる彼の理性を呑み込み、その存在を反転させてしまう。 「最強」の二文字を手にするべく、勝利を求め続けた愚直なる闘士は、溢れる「力」を唯々誇示する狂戦士へと成り果てた。 響き渡るは耐え難き苦痛と、狂おしい歓喜が渦巻く咆哮。 黒き凶神が今、リングを朱に染める。'''

-設定では「黒き凶神」とあり、イラストでもやや暗めの色合いで描かれているが、アニメでは[[《獣神 エシックス・バスター》]]と同様のカラーリングだった。

**FAQ [#faq]
-Q471 (2013-09-12)
Q. 「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」がソウルにある時、「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」や「最凶獣神 エシックス・バスター “Я”」のパワーは+2000されますか?
A. いいえ。「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」「最凶獣神エシックス・バスター “Я”」のパワー+2000の条件は、「「獣神 エシックス・バスター」がソウルにある時」で、「名前に「獣神 エシックス・バスター」を含むカードがソウルにある時」ではないためです。
-Q473 (2013-09-12)
Q. 「この能力は使えなくなる」という自動能力が誘発した時に、あえて能力を発動しなかった場合、同じターンにもう一度その能力の誘発条件を満たした時に、コストを払えば能力を発動できますか?
A. はい、できます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[絶禍繚乱]]|BT13/004 [[RRR]] イラスト/[[汐山このむ]]|'''決着がつくまで……何度でもだ !'''|
|~|~|BT13/S04 [[SP]] イラスト/[[汐山このむ]]|'''最・凶・獣・神 ! エシックス・バスター “&ruby(リバース){Я};”!'''|
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&tag(《最凶獣神 エシックス・バスター “Я”》,ノーマルユニット,グレード3,ノヴァグラップラー,バトロイド,「獣神」,「Я」,【リミットブレイク】(4),盟主);