#author("2018-11-21T23:01:04+09:00","","")
#author("2022-05-30T09:02:15+09:00","","")
*《&ruby(ここう){孤高};の&ruby(きし){騎士}; ガンスロッド/Solitary Knight, Gancelot》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[ロイヤルパラディン]] - [[エルフ]] パワー9000 / シールドなし / ☆1|
|&color(blue){【起】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(2)] あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」があるなら、そのターン中、このユニットのパワー+5000/クリティカル+1。&br;&color(blue){【起】};【手札】:[このカードを相手に見せ、山札の上に置く] あなたの山札から「ブラスター・ブレード」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。|

 [[聖域の光剣士]]で収録された[[グレード]]3の[[ロイヤルパラディン]]。

 [[パワー]]が極端に低く、単体では[[グレード]]3以上の[[ユニット]]に[[アタック]]の[[ヒット]]を狙うことは難しく、防御面でも心許ない。

 1つ目の[[起動能力]]は[[パワー]]と[[クリティカル]]の行える。
 5[[ターン]]目の時点で[[クリティカル]]の増加による[[ガード]]強要力の高い[[アタック]]を行えるのは強力だが、[[コスト]]が重く、[[守護者]]等の強力な[[ガーディアン]]で容易に処理されると[[コスト]]が無駄になりやすい。
 [[起動能力]]であるため、[[コスト]]が払えるなら同一[[ターン]]に2回以上使用することができるものの、現実的には難しいだろう。

 また、[[ソウル]]に[[《ブラスター・ブレード》]]を要求している為、[[《ブラスター・ブレード》]]に[[ライド]]し損ねると[[起動能力]]自体が利用できないので注意したい。

 2つ目の[[起動能力]]は、1:1交換で[[《ブラスター・ブレード》]]を[[手札]]に加えられる。
 多様なサポート[[カード]]を持つ[[《ブラスター・ブレード》]]を[[手札]]に加えられるだけでも優秀だが、[[グレード]]2の[[カード]]に換えられるということは、[[シールド]]がないという[[グレード]]3の[[カード]]の弱点を補えるということでもある。
 [[リアガード]]として使う場合も、同等以上の[[パワー]]に加えて[[インターセプト]]と有益な[[能力]]を持つ事が多い各種[[《ブラスター・ブレード》]]の方が優秀なので、不要であれば積極的に変換してしまいたい。
 ただし、実質的に[[グレード]]2の[[カード]]の割合を増やしつつ、単独で[[超越スキル]]の[[コスト]]としても利用できるという特性から、状況によっては変換しない方が良い場合もあるので、タイミングの見極めは重要となる。

 こちらの[[起動能力]]の運用を目的とする場合は、[[ライド]]を避けたいので、[[ライド]]用の[[グレード]]3を確保する手段と併用したい。
 [[《ブラスター・ブレード》]]がキーカードとなり、[[《ういんがる・ぶれいぶ》]]で「[[ブラスター]]」の[[カード]]を[[手札]]に加えられる[[【ブラスター・ブレード】]]や[[【マジェスティ・ロードブラスター】]]では、活躍を期待しやすい。

 [[山札]]に戻るという特性から、[[《紅蓮の蝶 ブリジッド》]]や[[《竪琴の騎士 トリスタン》]]とはそこそこのシナジーを形成する。
 なお[[コスト]]の空撃ちをして[[ディスアドバンテージ]]を負うことになるが、[[《ブラスター・ブレード》]]が[[山札]]に無い場合でも利用はできる。

--[[《ブラスター・ブレード》]]を[[手札]]に加える場合、[[ライドフェイズ]]では使えない。つまり、1~2[[ターン]]目の[[ドライブチェック]]、または3~4[[ターン]]目の[[ドロー]]でこの[[カード]]を[[手札]]に加えてもそこから[[《ブラスター・ブレード》]]を[[ライド]]することは不可能である。

-[[ファイターズルール]]により[[《ばーくがる》]]の[[ファーストヴァンガード]]が禁止されたことで[[《ブラスター・ブレード》]]の[[ライド]]の確実性が薄れたため、このカードを切り札とする場合の安定感は若干下がったが、[[《ばーくがる》]]の利用が難しくなった今、[[【ロイヤルパラディン】]]での[[グレード]]2の[[カード]]の[[ライド]]の安定性を高めるために投入する意義は増した。弱体化したにも関わらず利用価値は増すという、なんとも不思議な[[カード]]である。
-[[ファイターズルール]]により[[《ばーくがる》]]の[[ファーストヴァンガード]]が禁止されたことで[[《ブラスター・ブレード》]]の[[ライド]]の確実性が薄れたため、このカードを切り札とする場合の安定感は若干下がったが、[[《ばーくがる》]]の利用が難しくなった今、[[【ロイヤルパラディン】]]での[[グレード]]2の[[カード]]の[[ライド]]の安定性を高めるために投入する意義は増した。弱体化したにもかかわらず利用価値は増すという、なんとも不思議な[[カード]]である。
--さらに[[【マジェスティ・ロードブラスター】]]においては、キーカードとなる[[《ブラスター・ブレード》]]を確保する手段の1つとして採用される場合もある。

-[[騎士王降臨]]において[[RR]]/[[SP]]という比較的高[[レアリティ]]で収録されているが、先がけて発売された[[聖域の光剣士]]には2枚収録されていた。そのためガッカリレア、ハズレカードと揶揄される事が多い。とはいえ、[[騎士王降臨]]封入版は[[RR]]/[[SP]]だけある。鎧の紋章・ライン部分や馬の武具に至るまで細かくキラ抜き加工されており、光をあてると抜き加工されている部分が美しく光る。低レートで取引されている[[カード]]ではあるものの、[[萩谷薫]]氏のイラストと繊細なキラ加工が合わさり、コレクターアイテムとしては悪くない仕上がりになっている。[[騎士王降臨]]発売直後から、熾烈な最低価格[[RR]]/[[SP]]争いを繰り広げハズレ[[RR]]/[[SP]]御三家の一角を担う一方、自身が属する[[ロイヤルパラディン]]のサポートカードには恵まれており他の[[カード]]とシナジーを形成している事、また下記の通りアニメでの出番もある事もあり、[[カード]]としては全く使えないわけではない。[[パワー]]と[[クリティカル]]を増やす1つ目の[[能力]]よりも[[《ブラスター・ブレード》]]を[[手札]]に加える2つ目の能力が有用という事から遊戯王OCGからなぞらえて「魔法カード」と揶揄される事もあるものの、それも重要な使い方であり、価格が安い=使えないという訳ではない事を身をもって証明している。

-アニメでは第5話にて[[先導アイチ]]の使用カードとして登場。アイチが初めて入手し、初めて[[ライド]]した[[グレード]]3の[[カード]]。第5話時点では1枚しか持っていなかったが、第6話からはデッキに最低2枚、さらに第22話では3枚以上積まれていることが確認できる。
--ライド時の台詞は「僕に力を、気高き誇りの白き翼! ライド! 《孤高の騎士 ガンスロッド》!」
--初登場からその能力を遺憾なく発揮するものの(もう1つの[[能力]]も第6話で使用)、ライドしたファイトでは2連敗といまいち戦果は上がらず、その後も[[《騎士王 アルフレッド》]]が登場したりして、こちらは(たまにコールされたことはあるが)ダメージゾーンに置かれる、[[《閃光の盾 イゾルデ》]]や[[《薔薇の騎士 モルガーナ》]]のコストにされる、第22話(VS[[大文字ゴウキ]])のファイトにいたっては、[[《騎士王 アルフレッド》]]のパワーを上昇させるため後列にコールされるも、次のターンでブーストを受けられる[[《ソウルセイバー・ドラゴン》]]にライドされたため、何をする事もなく[[ユニットの重複処理]]で[[退却]]させられたりと、とにかく不遇な扱いが多い。これはアニメスタッフの「活躍してないカードに悪いイメージを与えない。なぜなら子供たちが使わなくなるから」という趣旨の意向によるものだと思われる。つまりこのカードはアニメで充分に活躍したということになるが…。
--第34話の[[臼井ユリ]]とのファイトにて実に28話ぶりに[[ライド]]したが、特に見せ場もなく敗北してしまった。[[ダメージゾーン]]の[[カード]]が全て表だったため、[[《ブラスター・ブレード》]]に[[ライド]]し損ねていたのかもしれない。
--第38話の[[三和"大納言"タイシ>三和タイシ]]とのファイトにて[[ヴァンガード]]として登場。能力を1回使い[[クリティカルトリガー]]を引くも[[パワー]]の関係でフィニッシャーになれず、次の[[ターン]]に[[《ソウルセイバー・ドラゴン》]]に[[ライド]]された。なお、このとき[[ライド]]時の台詞は言われなかった。
--第39話でアイチがこのカードの声を聞いているような描写があり、続く第40話(VSパルファン)でも[[ヴァンガード]]として登場。[[《騎士王 アルフレッド》]]を[[ライド]]することできたが、上記のことや、場に[[リアガード]]が出揃っていなかった事もあり、この[[カード]]が[[ライド]]に使われた。最初の[[起動能力]]を使っての[[アタック]]は[[《バトルシスター しょこら》]]で防がれたが、2度目は自身の[[能力]]と[[クリティカルトリガー]]で3[[ダメージ]]を与えて、ついに初のフィニッシャーとなった。
--第49話ではアイチのデッキを使った[[櫂トシキ]]によって久しぶりに2つ目の[[能力]]が使用された。「アイチが[[《ブラスター・ダーク》]]を[[手札]]に加えたのに対し、[[《ブラスター・ブレード》]]を[[手札]]に加える」という形で演出に貢献した。
--その後、再び[[ロイヤルパラディン]]を手にしたアイチがそのまま[[デッキ]]に採用しており、第63話(VS[[雀ヶ森レン]])では第49話と対になるようなシチュエーションで2つ目の[[能力]]を使った。
---冷遇された時期もあったが、何だかんだで長らくアニメで姿を見せ続けたカードである。
--ちなみに第32話では当時のアイチの[[デッキ]]に投入されている[[ユニット]]がイメージ上に勢揃いするシーンがあったが、なぜかこの[[カード]]はいなかった。

-3DS版「ライド トゥ ビクトリー」では、[[先導アイチ]]やミルキィホームズのシャロがこのカードを使用する事がある。
--シャロのライド時の台詞は「探偵として負けるわけにはいきません!」

-初期のTVCMにおいて[[DAIGO]]が「なんすかそのレアカード!?」と驚いているのもこのカード。現実やアニメでの扱いを踏まえると相当シュールな光景である。

**関連カード [#card]
-「[[ガンスロッド]]」

-[[《ブラスター・ブレード》]]

-[[《エーデル・ローゼ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''エルフの王族と人間の騎士との間に生まれた禁忌の子。&br;人を寄せ付けない空気をまとうために誤解を受けがちだが、騎士王への忠誠心は本物である。&br;どんな危険な戦場でも、ただ一人で切り込むその姿から、いつしか畏怖と称賛を込めて「孤高の騎士」と謳われるようになる。'''

**FAQ [#faq]
-Q43 (2011-03-12)
Q. 2つ目の能力で、このカードを山札の上に置くのは、「ブラスター・ブレード」を探して、山札をシャッフルした後ですか?
A. いいえ、先に置かれます。
-Q49 (2011-08-22)
Q. 山札からカードを探した時、山札に当てはまるカードがなかった場合はどうしますか?
A. 何も行いません。手札に何も加えず、ライドをせず、次に書かれていることを行います。この場合、山札を見たので、山札をシャッフルします。

**収録情報 [#pack]
|[[トライアルデッキ>カードリスト#td]]|[[聖域の光剣士]]|TD01/003 イラスト/[[萩谷薫]]|'''気高き誇りの白き翼。孤高の騎士は、勇気を受け継ぐ。'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[騎士王降臨]]|BT01/010 [[RR]] イラスト/[[萩谷薫]]|'''気高き誇りの白き翼。孤高の騎士は、戦場に舞う。'''|
|~|~|BT01/S08 [[SP]] イラスト/[[萩谷薫]]|'''気高き誇りの白き翼。孤高の騎士は、戦場に舞う。'''|
|[[はじめようセット>カードリスト#hs]]|[[はじめようセット ブルー]]|TD01/003 イラスト/[[萩谷薫]]|'''気高き誇りの白き翼。孤高の騎士は、勇気を受け継ぐ。'''|
|[[付属デッキ>カードリスト#pr_deck]]|[[「0オリジナル構築済みロイヤルパラディンデッキ」]]|VZ/004 イラスト/[[萩谷薫]]|'''気高き誇りの白き翼。孤高の騎士は、勇気を受け継ぐ。'''|
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&tag(《孤高の騎士 ガンスロッド》,ノーマルユニット,グレード3,ロイヤルパラディン,エルフ,「ガンスロッド」);