#author("2024-03-23T13:49:50+09:00","","")
#author("2024-04-06T12:16:48+09:00","","")
*《ドラゴニック・オーバーロード “&ruby(ザ){The}; &ruby(デスティニー){Destiny};”/Dragonic Overlord "The Destiny"》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[かげろう]] - [[フレイムドラゴン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(green){【自】};【(V)】:[【ソウルブラスト】(1)] このユニットが手札から(V)に登場した時か、あなたのライドフェイズ開始時、コストを払ってよい。払ったら、いずれかの(V)以外のサークルを1つ選び、そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く。&br;&color(green){【自】};【(V)】:[【カウンターブラスト】(1)] あなたのGユニットが【超越】した時、コストを払ってよい。払ったら、相手のリアガードを1枚選び、退却させ、あなたの山札の上から7枚見て、「オーバーロード」を含むカードを1枚まで公開し、手札に加え、山札をシャッフルする。|

 [[究極超越]]で収録された[[グレード]]3の[[かげろう]]。

 1つ目の[[能力]]は、[[手札]]から[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時か、[[ライドフェイズ]]開始時に[[ソウルブラスト]](1)でいずれかの[[ヴァンガードサークル]]以外の[[サークル]]を1つ選び、その[[サークル]]の[[カード]]すべてを[[ドロップゾーン]]に置く[[自動能力]]。

 [[ソウルブラスト]](1)という低[[コスト]]でいずれかの[[ヴァンガードサークル]]以外の[[サークル]]の[[カード]]を[[ドロップゾーン]]に置ける。

 [[ユニット]]を[[目標]]にする処理を介さないことから[[抵抗]]等で[[効果]]の[[目標]]にできない[[相手]]の[[リアガード]]、[[退却]]させること自体ができない[[相手]]の[[呪縛カード>呪縛]]でも確実に[[ドロップゾーン]]送りにできる他、[[ディスアドバンテージ]]は負うがこちらの[[フィールド]]を圧迫している[[呪縛カード>呪縛]]を処理する手段にとなる。
 [[ユニット]]を[[目標]]にする処理を介さないことから[[抵抗]]等で[[効果]]の[[目標]]にできない[[相手]]の[[リアガード]]、[[退却]]させること自体ができない[[相手]]の[[呪縛カード>呪縛]]でも確実に[[ドロップゾーン]]送りにできる他、[[ディスアドバンテージ]]は負うがこちらの[[フィールド]]を圧迫している[[呪縛カード>呪縛]]を処理する手段となる。

 2種類の[[誘発条件]]により、この[[カード]]を[[ライド]]した[[ターン]]から継続的に利用し続けることができる[[能力]]であるが、[[《スフィリカルロード・ドラゴン》]]の[[能力]]等で[[手札]]以外の[[領域]]から[[スペリオルライド]]した場合は[[誘発条件]]を満たせない点には注意しておきたい。
 2種類の[[誘発条件]]により[[登場]]した[[ターン]]から継続的に使える[[能力]]であるが、[[ファーストヴァンガード]]が[[《リザードソルジャー コンロー》]]のように[[ソウル]]を増やさない[[カード]]だと2回しか使えず、[[《バーニングホーン・エヴォリュート》]]や[[《炎熱機竜 ズィーゲンブルク》]]等の他の[[ソウルブラスト]]を使う[[能力]]と併用すると[[登場]]時の1度切りになる場合もある。
 利用回数を確保したり他の[[ソウルブラスト]]を使う[[カード]]と併用しやすくするなら、[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Purge”》]]や[[《封竜 アートピケ》]]等の[[ソウル]]の補充手段を利用したり[[ファーストヴァンガード]]に[[《リザードアタッカー コンロー》]]のように[[ソウル]]を増やせる[[カード]]を使うとよい。

 また、[[《スフィリカルロード・ドラゴン》]]の[[能力]]等で[[手札]]以外の[[領域]]から[[スペリオルライド]]した場合は[[誘発条件]]を満たせない点には注意しておきたい。

 2つ目の[[能力]]は、[[Gユニット]]が[[超越]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で、[[相手]]の[[リアガード]]1枚を[[退却]]させ、[[デッキトップ]]7枚から「[[オーバーロード]]」の[[カード]]を1枚まで[[手札]]に加える[[自動能力]]。

 [[《ドラゴニック・ブレードマスター》]]の[[退却]][[能力]]に、不確実ながら「[[オーバーロード]]」の[[カード]]1枚を[[手札]]に加える[[単発効果]]を足した設計の[[能力]]となっている。
 1つ目の[[能力]]と合わせて[[相手]]の[[リアガード]]を2枚削れるため、追加[[効果]]は無視しても[[《炎熱機竜 ズィーゲンブルク》]]等との十分なシナジーが見込めるが、追加[[効果]]で獲得に成功すれば[[超越スキル]]の[[コスト]]による[[手札]]消費の相殺が狙える。
 [[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Purge”》]]や[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]]の[[コスト]]確保の手段にもなるが、それらの[[コスト]]確保を確実性に欠けるこの[[効果]]を前提にするのは失敗した場合に機能不全という大きなリスクを負うことになる。
 [[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Purge”》]]や[[《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”》]]の[[コスト]]確保の手段にもなるが、それらの[[コスト]]確保を確実性に欠けるこの[[効果]]を前提にするのは失敗した場合に機能不全に陥るリスクを負うことになる。

 [[メインデッキ]]に入れる「[[オーバーロード]]」を含む[[カード]]を8枚以上にするにしても、[[山札]]の「[[オーバーロード]]」を含む[[カード]]の枚数を増やせる[[《ドゥームブリンガー・ハイフレイム》]]を活用したり、逆に減らしてしまう[[《リザードジェネラル コンロー》]]の[[自動能力]]の乱用を避けるといった成功確率を高める工夫を行うことも考慮しておきたい。

 それでも安定性に不安があるなら[[《炎熱機竜 ズィーゲンブルク》]]等の失敗しても影響が少ない別の[[カード]]を[[超越]]しておくのが無難だが、失敗した場合を見越して[[《リザードヒーロー アンドゥー》]]のような予備の確保手段を用意しておくのも手である。

**関連カード [#card]
-「[[オーバーロード]]」
-[[ストライドスキル]]

-[[《リザードアタッカー コンロー》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''自身の専用兵装として試作された特殊装甲「Destiny(デスティニー)」を身に纏った、帝国の暴竜「ドラゴニック・オーバーロード」の姿。「Destiny」は、神聖国家の主力兵装「ブラスター」に対抗する形で開発されたものであり、ブラスター同様に装着した者の感情を力に変える機構を備えている。ただし、求められる感情はブラスターの「勇気」「覚悟」などではなく、「力への渇望」。それ以外の感情が混じると、途端に機能不全を起こして動けなくなるため、飽くなき武の探究を生きがいとする求道者でなければその力を発揮することはできない。それが可能なのはただ1人、帝国の暴竜のみといえるだろう。なお、同兵装はいくつかの試験量産も為されたが、最後まで汎用性と機能のバランス調整が上手くいかず、ついには研究そのものが凍結されてしまった。「ヴォイド・レリクス」に出現した「ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny”」はこの時空におけるオーバーロードではなく、あらゆる魂を引き寄せるヴォイド・レリクスが、別の時空から誘った存在。ヴォイド・レリクスに閉じ込められた後、ある者の手引きで仮初の肉体を得て、かつての宿敵「ブラスター・ブレード」と協力し、「カオスブレイカー・ドラゴン」と死闘を演じた。互いに大きく損耗したところでカオスブレイカーが「ギーゼ」に連れ去られてしまったため、決着をつけることは叶わなかった。その後、ヴォイド・レリクスが崩壊したことで解き放たれ、その魂は元の時空へと帰還した。'''

**FAQ [#faq]
-Q3566 (2017-11-17)
Q. 見たカードの中に、当てはまるカードや見つけたいカードがなかった場合はどうしますか?
A. 置く場所を指定されている場合はその指示に従い、そのままシャッフル等その後に指示されている処理を実行してください。
-Q4205 (2018-10-05)
Q. “いずれかの(V)以外のサークルを1つ選び、そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果により、呪縛カードが置かれているサークルを選択することは可能ですか?
A. はい、可能です。呪縛カードが置かれている「呪縛サークル」も「サークル」です。そのため、「呪縛サークル」を“(V)以外のサークル”として選ぶことは可能です。
-Q4206 (2018-10-05)
Q. “ライドフェイズ開始時”を条件とする自動能力は、【超越】が行われるよりも前に発動しますか?
A. はい、【超越】するよりも前に“ライドフェイズ開始時”を条件とする自動能力は発動し、解決されます。「ライドフェイズ」は、「ライドステップ」→「ストライドステップ」と進行します。また、“ライドフェイズ開始時”を条件とする自動能力は、「ライドステップ」にて発動し、解決されます。そのため、“ライドフェイズ開始時”を条件とする自動能力は、【超越】するよりも前に発動し、解決されます。
-Q4207 (2018-10-05)
Q. “そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果により、“このユニットが(R)から退却した時”という条件の自動能力を持つリアガードを退却させました。そのリアガードの自動能力は発動しますか?
A. はい、発動します。「退却する」とはフィールドからドロップゾーンにカードを移動させる行動です。そのため、“このユニットが(R)から退却した時”を条件とする自動能力を持つリアガードが、“そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果でドロップゾーンに置かれた場合でも、退却はしているため、“このユニットが(R)から退却した時”という条件を満たし、発動します。
-Q4208 (2018-10-05)
Q. “そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果により、“このユニットはカードの効果で退却しない”という永続能力を持つリアガードが存在するリアガードサークルを選択しました。そのリアガードは退却しますか?
A. いいえ、退却しません。「退却する」とはフィールドからドロップゾーンにカードを移動させる行動です。そのため、“そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果も、退却させる効果であるため、“このユニットはカードの効果で退却しない”という永続能力を持つリアガードは退却しません。
-Q4209 (2018-10-05)
Q. “そのサークルのカードすべてをドロップゾーンに置く”という効果により、『抵抗』を持つリアガードを退却させることは可能ですか?
A. はい、可能です。『抵抗』は、「選び」や「選ぶ」とあるカードの効果で、『抵抗』を持つユニットが選択されないという能力です。また、選択されないのは『抵抗』を持つユニットのため、そのユニットが存在するサークルは選択可能です。そのため、ユニットを選択していない、“いずれかの(V)以外のサークルを1つ選び”という効果により『抵抗』を持つユニットが存在するリアガードサークルを選択し、その『抵抗』を持つユニットを退却させることは可能です。
-Q4210 (2018-10-05)
Q. 「ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”」の“あなたの山札の上から7枚見て”以降の効果は、“相手のリアガードを1枚選び、退却させ”という効果で1枚も退却できていない場合には解決できませんか?
A. いいえ、解決することは可能です。コストを支払い解決した能力の効果は可能な限り解決されます。そのため、“相手のリアガードを1枚選び、退却させ”という効果により、リアガードを1枚も退却できない場合でも、“あなたの山札の上から7枚見て”以降の効果は可能な限り解決されます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[究極超越]]|G-BT13/008 [[RRR]] イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''運命を背負う覚悟が、その身に新たな力を宿す。'''|
|~|~|G-BT13/S04 [[SP]] イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny”》,ノーマルユニット,グレード3,かげろう,フレイムドラゴン,「オーバーロード」);