【ジェネシス】 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

【ジェネシス】 [編集]

概要 [編集]

　ソウルチャージとソウルブラストを繰り返し、アドバンテージに変換するデッキ。
　ブースターパック「騎士王凱旋」より、クラン統一でのデッキ構築が可能となっている。

　ドローや退却等、目に見えるカード・アドバンテージを発生させるカードが多い。

　能力のコストで要求されるソウルブラストの量はいずれも(3)、(6)、(9)である為、ソウルチャージを行うカードを採用する際はこれらを基準にすると良いだろう。
　ソウルが規定数あればアドバンテージを稼げる為、如何にして効率良くソウルブラスト(3)刻みのコストを確保できるかが鍵となる。

構築について [編集]

―Ｇユニット

• 《大天使 ドゥームブレイス》
  パワー15000＋。
  １ターンに１回、ソウルブラスト(3)でリアガード２枚までにパワー＋5000を与え、ソウルが２枚以下ならソウルチャージ(3)を行う。
  ソウルが５枚以下である際に使用することで、実質コストなしでリアガード２枚にパワー＋5000の付与が行える。

• 《天空の女神 ディオネ》
  パワー15000＋。
  アタックがヴァンガードにヒットした時にソウルブラスト(3)でデッキトップ３枚から１枚を手札に加え、残りのカードをソウルインする。

• 《破壊神獣 ヴァナルガンド》
  パワー15000＋。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルブラスト(6)で『ドライブステップ開始時にデッキトップ４枚から２枚をデッキトップに置き、残りのカードをデッキボトムに置く自動能力』を得るジェネレーションブレイク(2)の自動能力を持つ。

―グレード３

• 《叡智の神器 アンジェリカ》
  パワー11000の盟主。
  ソウルブラスト(3)で２枚ドローしヴァンガード１枚にパワー＋10000を与えるブレイクライドを持つ。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルチャージ(1)しパワー＋1000を得る。
  ブレイクライドを使うとソウルが減ってしまうが、１：２交換のアドバンテージを稼ぎつつ《幸運の女神 フォルトナ》や《永久の女神 イワナガヒメ》のようにバトルフェイズ前に《烏の魔女 カモミール》や《葡萄の魔女 グラッパ》等の能力の誘発を狙える。
  ２枚目以降の《叡智の神器 アンジェリカ》を利用してブレイクライドを重ねる場合でもアドバンテージを稼げるので十分に狙っていける。

• 《英知の守り手 メーティス》
  パワー11000の盟主。
  カウンターブラスト(1)でヴァンガード１枚にパワー＋10000を与え、１ドローし、ソウルチャージ(3)を行うブレイクライドを持つ。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルチャージ(1)しパワー＋1000を得る。
  ブレイクライドはカウンターブラスト(1)を要求されるが、ディスアドバンテージなしで多量のソウルチャージが行える。
  ２つの自動能力によって、大量にソウルを消費するリミットブレイクのコスト稼ぎができ、それらのパワー＋5000の起動能力との併用も視野にいれることができる。
  注意点としてソウルチャージに特化した能力であるため別の《英知の守り手 メーティス》を使ってのブレイクライドに不向きであり、ソウルブラスト持ちへの繋げることを前提とした運用が要求される。

• 《掟の女神 ユースティティア》
  パワー11000の盟主。
  １ターンに１回、ソウルブラスト(6)でリアガード３枚までにパワー＋5000を与えるリミットブレイクの起動能力を持つ。
  カウンターブラスト(1)で呪縛カード１枚の解呪ができる。
  パワーラインの大幅な増強を狙うことができるがコストがそれなりに重く、《永久の女神 イワナガヒメ》のような使用する能力の使い分けもできないので融通を効かせにくい。
  しかし、使うすることさえできれば《葡萄の魔女 グラッパ》や《オレンジの魔女 バレンシア》でソウルを再補充でき、《戦巫女 サホヒメ》等のソウルチャージ能力の誘発させやすくなるので２回目の使用を狙いやすくできる。
  また起動能力による呪縛カードの解呪ができるので、相手が【リンクジョーカー】であってもそれによる妨害の影響を受けにくい。

• 《幸運の女神 フォルトナ》
  パワー11000の盟主。
  ドライブチェックでグレード１以上のジェネシスが出た時にソウルブラスト(3)で、追加のドライブチェックを１回行うリミットブレイクの自動能力を持つ。
  ソウルブラスト(3)でパワー＋5000を得る。
  トリガー効果が２枚分発動する確率を格段に高められるがどうしても運が絡む上にコストにも限りがあるため、堅実さを求めるならもう一つの起動能力を使うのも有効となる。

• 《神界獣 フェンリル》
  パワー11000。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルブラスト(6)でクリティカル＋１を得て、相手はグレード１以上のカードをコールできなくなるジェネレーションブレイク(2)の自動能力を持つ。
  Ｇユニットが超越した時にソウルチャージ(3)し、ヴァンガード１枚に『１ターンに１回、カードがソウルからドロップゾーンに置かれた時にカウンターブラスト(1)でそのカードをスペリオルコールする自動能力』を与える。

• 《神託の女王 ヒミコ》
  パワー11000の盟主。
  リアガード２枚までにパワー＋5000、ヴァンガード１枚にパワー＋10000と『アタック時にソウルブラスト(3)で１ドローできる能力』を与えるブレイクライドを持つ。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルチャージ(1)し、パワー＋1000を得る。
  ブレイクライド自体はコストであるが、付与するドロー能力がソウルブラスト(3)を要求することからブレイクライド先がソウルブラストを使う場合コスト競合が起こってしまう可能性がある。
  また、リアガード２枚までにパワー＋5000を与えられるのは優秀であり、自身のもう一つ能力でソウルチャージでソウルブラストのコストを稼げるので別の《神託の女王 ヒミコ》でのブレイクライドにも向いている。

• 《全知の神器 ミネルヴァ》
  パワー11000の盟主
  １ターンに１回、アタックしたバトルの終了時にカウンターブラスト(1)とソウルブラスト(3)と手札のジェネシス３枚のドロップで、自身をスタンドし、パワー＋5000を得るリミットブレイクの自動能力を持つ。
  ソウルに《叡智の神器 アンジェリカ》があるなら常時パワー＋2000を得る。

• 《永久の女神 イワナガヒメ》
  パワー11000の盟主。
  ソウルブラスト(6)で相手の前列のリアガードを全て退却させるリミットブレイクの起動能力を持つ。
  ソウルブラスト(3)でパワー＋5000を得る。
  相手の前列のリアガードすべてを退却させることで、相手に２枚分のディスアドバンテージを与えた上でインターセプトを潰すことができる。
  最速でライドした場合、先駆でソウルが１枚減ることを考えると溜まっているソウルは２枚であり、使用するためには何らかの手段でソウルを４枚以上を増やす必要がある。
  それに加えてもう一方の起動能力も併用して使う場合はさらにソウルが必要となるため、ソウルチャージ手段はきっちり確保しておきたい。

• 《陽光の女神 ヤタガラス》
  パワー11000の盟主。
  ヴァンガードにアタックした時にソウルブラスト(9)で２枚ドローしリアガードを２枚までスタンドするリミットブレイクの自動能力を持つ。
  １バトルに１回、自身がアタックされたバトル中、ジェネシスのガーディアンが退却した時にそのカードをソウルインする。
  コストが圧倒的に重いが、幸いにも自力でソウルを増やす手段を持っているので時間はかかりやすいが十分に狙っていける。
  コストさえ揃えることができれば、手札を増強しつつリアガード２枚のスタンドと良質なアドバンテージを得られる。
  ガーディアンをソウルインする能力は効率良く《烏の魔女 カモミール》や《葡萄の魔女 グラッパ》等をソウルインできるが、コストが揃うまではそれらの誘発を狙えないことには注意しておきたい。

• 《エンジェリック・ワイズマン》
  パワー10000。
  アタックした時にソウルブラスト(3)でパワー＋4000を得る。
  リアガードサークル上でもソウルブラストが行えるカード。
  コストがソウルブラスト(3)なので使い過ぎには注意が必要となるが、《烏の魔女 カモミール》や《葡萄の魔女 グラッパ》の誘発を狙える利点がある。
  特に《葡萄の魔女 グラッパ》や《オレンジの魔女 バレンシア》を複数枚コストにすることができればソウルの枚数が稼げるため多少強引ではあるもののコスト稼ぎに利用することができる。

―グレード２

• 《戦巫女 イヅナヒメ》・《美の神器 ヴィーナス》
  パワー10000のバニラ。

• 《戦巫女 サホヒメ》
  パワー9000。
  アタックがヴァンガードにヒットした時にカウンターブラスト(1)でソウルチャージ(3)ができる。
  コストがカウンターブラスト(1)と軽く、他のソウルチャージ(3)が行えるユニットに比べ扱いやすい。

• 《烏の魔女 カモミール》
  パワー9000。
  ソウルからドロップゾーンに置かれた時にカウンターブラスト(1)で自身をスペリオルコールする。
  ソウルブラストのコストにされることでスペリオルコールでき、パワー9000でインターセプトも可能と性能的にも悪くない。
  ただ、下準備となるソウルイン手段が基本的にライドするか不確定なソウルチャージ頼みであるのが欠点。
  またコストにカウンターブラスト(1)を必要とするため、《箒の魔女 キャラウェイ》や等のカウンターブラストがやや重めの能力とコスト競合が起きる可能性もある。

• 《神界蛇 ヨルムンガンド》
  パワー9000。
  カードがソウルからドロップゾーンに置かれた時にパワー＋1000を得るジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

• 《葡萄の魔女 グラッパ》
  パワー9000。
  ソウルからドロップゾーンに置かれた時にソウルチャージ(2)できる。
  山札の消費は加速するがこのカードをソウルブラストのコストにすることで、ソウルの再補充ができる。
  これによりコストにソウルブラストを含む能力の再使用の敷居を大きく下げることができる。
  しかしソウルからドロップゾーンに置かれなければ誘発しないため、ライドやソウルチャージ等の手段で予めソウルに置いておく必要がある。

• 《貪り喰うもの グレイプニル》
  パワー9000。
  ヴァンガードにアタックした時にブーストされているならカウンターブラスト(1)でソウルチャージ(3)し、さらに、そのターン中、カードがソウルからドロップゾーンに置かれているなら１枚ドローするジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

• 《フライング・ケリー》
  パワー8000。
  リアガードサークルに登場した時にカウンターブラスト(1)でソウルチャージ(3)し、さらにソウルに《フライング・ケリー》があるなら１枚ドローし、カウンターチャージ(1)するジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

―グレード１

• 《戦巫女 ミヒカリヒメ》・《筋の戒め ドローミ》
  パワー8000のバニラ。

• 《映しの神器 ミラー・エンジェル》
  パワー7000。
  ダメージゾーンが３枚以下でもヴァンガードのリミットブレイクを有効にする永続能力を持つ。

• 《エクセステンス・エンジェル》
  パワー7000。
  ジェネシスをブーストしたバトル中、アタックがヴァンガードにヒットした時にソウルチャージ(1)する。

• 《オレンジの魔女 バレンシア》
  パワー7000。
  ソウルからのドロップゾーンに置かれた時にソウルチャージ(2)できる。
  主な運用法は《葡萄の魔女 グラッパ》と同様。
  どちらをどれだけ採用するかはグレード１とグレード２の採用枠によって適宜決めると良いだろう。

• 《蛙の魔女 メリッサ》
  パワー7000。
  ソウルからドロップゾーンに置かれた時にカウンターブラスト(1)で自身をスペリオルコールする。
  ソウルブラストのコストにされることでスペリオルコールができ、パワー7000とブースト役として及第点の数値であり優秀。
  またコストにカウンターブラスト(1)を必要とするため、《戦巫女 タツタヒメ》等のカウンターブラストがやや重めの能力とコスト競合が起きる可能性もある。

• 《鍛冶の神 ヘパイストス》
  パワー7000。
  ブーストした時にソウルチャージ(1)するジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

• 《神界獣 スコル》
  パワー7000。
  手札からリアガードサークルに登場した時に手札のグレード３のカード１枚の公開で、山札から「フェンリル」のグレード３のカードを１枚まで手札に加え、手札から１枚をドロップする。
  超越スキルのコストを払う際にグレード＋２を得る。
  超越スキルのコスト要員になる他、《神界獣 フェンリル》のライドの補助に役立つ。

• 《神界獣 ハティ》
  パワー7000。
  カードがソウルからドロップゾーンに置かれた時にパワー＋1000を得るジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

• 「守護者」
  いずれもパワー6000/シールド0。
  以下のカードは合計で４枚までしか入れることができない。

• 《苺の魔女 フランボワーズ》
  ガーディアンサークルに登場した時に手札１枚のドロップで、アタックされているユニット１枚はヒットされない。

• 《シークレット・エルシー》
  天啓持ち。
  手札からガーディアンサークルに登場した時にソウルから好きな枚数をドロップゾーンに置き、山札からこの効果でドロップゾーンに置いたカードと同じ枚数をスペリオルコールする。

• 《衰微の女神 ヘル》
  手札からガーディアンサークルに登場した時に手札１枚のドロップで、アタックされているヴァンガード１枚はヒットされず、ドロップゾーンに《衰微の女神 ヘル》があるならカウンターチャージ(1)する。

• 《凍気の神器 スヴェル》
  手札からガーディアンサークルに登場した時にカウンターブラスト(1)でデッキトップから５枚をスペリオルコールする。

• 《ライトエレメンタル サニー》
  Ｇアシストで手札から離れた時にすべてのファイターは１枚ドローする。
  手札からガーディアンサークルに登場した時に手札１枚のドロップで、アタックされているヴァンガード１枚はヒットされない。

• 《クレイマー・ハリー》
  パワー6000。
  １ターンに１回、カードがソウルからドロップゾーンに置かれた時にそのカードをデッキボトムに置き、カウンターチャージ(1)するジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

―グレード０

• 《戦巫女 アメノホアカリ》
  パワー5000。
  グレード３のジェネシスをブーストした時にソウルチャージ(1)ができる。
  ファーストヴァンガード候補。
  バトルの結果に依存することなく安定してソウルチャージを行うことができる。
  他のファーストヴァンガードと比べるとタイミングが遅くソウルチャージ枚数も少ないため、長期的に扱うことが前提となりやすい。

• 《革の戒め レージング》
  パワー5000。
  自身のソウルインでヴァンガード１枚に『１ターンに１回、《革の戒め レージング》以外のカードがソウルからドロップゾーンに置かれた時にそのカードをスペリオルコールする自動能力』を与えるジェネレーションブレイク(1)の起動能力を持つ。
  ファーストヴァンガード候補。

• 《禁書の魔女 シナモン》
  パワー5000。
  グレード３以上のジェネシスをブーストしたバトル中にヴァンガードにヒットした時に自身のソウルインで、ソウルチャージ(2)できる。
  ファーストヴァンガード候補。
  ソウルインで自主退場しつつソウルチャージ(2)を行えるが、誘発を狙えるタイミングが遅めである。
  カウンターブラストが不要なので、《烏の魔女 カモミール》や《蛙の魔女 メリッサ》等の他にカウンターブラストを回したい能力がいるならこちらも悪くない。

• 《ビビッド・ラビット》
  パワー4000。
  カウンターブラスト(1)と自身のソウルインで、デッキトップ５枚までからグレード３以上のジェネシスを１枚まで手札に加える。
  ファーストヴァンガード候補。

―トリガーユニット

• 《戦巫女 ククリヒメ》
  クリティカルトリガー
  自身のソウルインで、他のジェネシス１枚までにパワー＋3000を与える。

• 《吉凶の神器 ロット・エンジェル》
  ドロートリガー。
  ガーディアンサークルに登場した時にソウルチャージ(1)できる。

• 《ドリーミング・ドラゴン》
  スタンドトリガー。
  ターンの終了時に自身をデッキトップに置くことで、ドロップゾーンのカードすべてを山札に戻し、さらに１０枚以上戻したら１枚ドローするジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

派生軸 [編集]

• 【神器】
  「神器」のカードを中心としたデッキ。

• 【月夜の戦神 アルテミス】
  《月夜の戦神 アルテミス》を主軸としたデッキ。

• 【フェンリル】
  「フェンリル」や天啓能力関連のサポートを中心としたデッキ。

• 【マイスガード】
  「マイスガード」を中核としたデッキ。

• 【白魔女】
  ジェネシスの「魔女」を中心としたデッキ。

このデッキの弱点 [編集]

　リミットブレイクが有効となる前やシークメイトや超越スキルが利用できるまでの展開力はお世辞にも高いとは言えない。
　十分にリアガードを削った後ならリミットブレイクやジェネレーションブレイクの有効化を許してもその後の展開までに若干のタイムラグが発生する。
　そのタイムラグの間にアタックの量的アドバンテージ差を付けてしまうと効果的なので、前半の徹底的なリアガード潰しにやや弱い。

関連リンク [編集]

• ジェネシス

• デッキ集/旧シリーズ