《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《撃退者(リベンジャー) ファントム・ブラスター “Abyss(アビス)”/Revenger, Phantom Blaster "Abyss"》 [編集]

　宵闇の鎮魂歌で収録されたグレード３のシャドウパラディン。

　シークメイトの指定カードは相手のグレード１以下のリアガードの退却が行える《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》。

　双闘状態での能力は、１ターンに１回、双闘したターン中、ヴァンガードにアタックしたバトルの終了時にカウンターブラスト(2)と「撃退者」のリアガード３枚の退却でヴァンガードをすべてスタンドする自動能力。

　コストの都合から【撃退者】専用に近いが、ブーストがなくとも自身のもう１つの自動能力と双闘状態の《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》からパワー＋11000を得られるため、再スタンド前後のどちらでも安定して十分な数値に達することができる。

　《撃退者 レイジングフォーム・ドラゴン》と同等以上の、高パワーのヴァンガードの再スタンドという単純に極めて有効な能力だが、詰めの局面で有効な能力であるにもかかわらず双闘したターンにしか使えない。
　発生するディスアドバンテージは１枚分なのでコスト効率自体は悪くないが、カウンターブラストの圧迫が「撃退者」のリアガードにとって都合が悪い、といったやや融通のきかない側面もある。

　コストがさらに嵩むことになるが、《軽妙の撃退者 テイルノン》を併用して能力を与えることで、相手のリアガード１枚の退却を２度に渡って強要することができ、相手のカード消費を加速させることができる。

• 《ファントム・ブラスター・オーバーロード》等と同様に３つのカード群に属するカードであり、その全てのサポートを同クランのカードの能力で参照できるという特徴的なカードである。
  • ただし、３つのカード群によるサポートは受けられても、このカードが退却コストとして「撃退者」を指定するため、これらの中で「撃退者」に属するものが存在しない「ブラスター」のサポートカードの活用は多少難しい。
  • 《ファントム・ブラスター・ドラゴン》（ブレイクライド）の能力で山札から手札に加えることができるので、「撃退者」が減ってコストの確保は難しくなるリスクを承知で利用する構築も視野に入る。
  • 発売当時のクランファイトレギュレーションでは、「ロイヤルパラディンを選択したファイターはシャドウパラディンを１０枚まで入れることができる」という特殊構築条件が存在していたため、プレイングに左右されるがクランファイトでも使用可能な構築自体も可能だった。このカードと《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》、その他の「撃退者」に属するシャドウパラディンを合計１０枚程度採用し、その繋ぎとして「ブラスター」のサポートカードを採用した《探索者 シングセイバー・ドラゴン》との両立型の混合クランデッキを生んでいる。
    • ただし、2014年9月29日での特殊構築条件の変更（対象ユニットが「シャドウパラディン10枚まで」から、「《ブラスター・ダーク》4枚まで」に変更）により、上記の混合クランデッキはクランファイトでの使用はできなくなった。具体的な理由は表記されていないが、「《マジェスティ・ロードブラスター》と、そのカードの能力の要件である《ブラスター・ダーク》を採用したデッキがロイヤルパラディン単一クランデッキ扱いとしてクランファイト参加可能」というロイヤルパラディンの特殊構築条件の本来の意図とは違った形として悪用され続けていたことを考慮しての変更と思われる。
• アニメでは第175話（VS櫂トシキ）で雀ヶ森レンが使用。６ターン目でライドし、８ターン目でシークメイトで《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》を双闘し、自動能力で《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》と共に再スタンドしたが、《護法の探索者 シロン》によって防がれてしまっている。
  • ライド時の台詞は「混沌なる静寂に叫びし絶望。 幻すら見れぬ闇より、暗き闇の力を我に！ ライド、《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》！」
    • このフレーズは《ファントム・ブラスター・オーバーロード》がクロスライドした時に使われたものとほぼ同じである。
  • シークメイト時の台詞は「光無き世界で互いを知る者達よ、漆黒の世界で生まれた魂と魂を繋ぐその力を我が手に！ シーク・ザ・メイト！」
  • 自動能力使用時の台詞は「戦友の血に染まった剣で、戦場に君臨する悲劇の王に付き従え！ 漆黒の騎士、ファントム・ブラスター・ライジング！」

関連カード [編集]

• 「撃退者」
• 「ファントム」
• 「ブラスター」
• シークメイト

• 《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》

• 《ファントム・ブラスター・オーバーロード》

ユニット設定 [編集]

歴史改変が行われた世界の「ファントム・ブラスター・ドラゴン」。戦いに破れ、ただ消滅を待つのみの魔力塊となっていたところを、「ブラスター・ダーク」によって救われている。その際、魂を共有した影響で、互いの表層意識を読み取る事が可能となった。姿こそ変わらないが、その魂はかつての高潔なものに戻っている。それ故に、自身がもう二度と光の側へ戻るべきではない事を熟知しており。恩人に同じ業を背負わせてしまった事を悔いている。

• 「ブラスター・ブレード」が消滅した世界線で「アルフレッド」との戦いで討たれた《ファントム・ブラスター・オーバーロード》がかつての高潔の魂を取り戻し、《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》と共生関係となった姿。《ガスト・ブラスター・ドラゴン》や《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》とは別の進化を歩んだ存在でもある。

FAQ [編集]

• Q785 （2014-06-19）
  Q. このカードの2番目の能力で、このユニットと双闘している「ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”」もスタンドしますか？
  A. はい、スタンドします。

収録情報 [編集]