《仮面の幻術師 ハリー》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《仮面の幻術師(マスク・ファントム) ハリー/Masked Phantom, Harri》 [編集]

　月夜のラミーラビリンスで収録されたグレード３のペイルムーン。

　１つ目の能力は、１ターンに１回、リアガードがソウルに置かれた時にカウンターブラスト(1)で、ソウルからグレード３の奇術能力を持つカードを１枚まで手札に加えるジェネレーションブレイク(2)の自動能力。

　ソウルからグレード３の奇術能力を持つカードを手札に加えることで、シールドを稼ぐ用途には使えないが、超越スキルのコストを確保する手段になる。
　《獣花の大奇術 プラーナ》や《仮面の奇術王 ハリー》等の奇術能力なら、コストを利用して有効化を早めつつ、６ターン目のエンドフェイズに時限誘発を起点に利用が狙える。
　効果に対応するカードの内、《礼賛の悪霊使い ミレイユ》や《ミステリアス・クリエイター》等は下手に手札に加えるよりもソウルからスペリオルコールした方が良い場合があるのでその点には注意しておきたい。

　効果やコストでソウルに置かれたものを手札に加えて純粋なアドバンテージを得る使い方が基本であるが、このカードを再ライドした場合のカード消費を補う使い方もある。

　２つ目の能力は、ヴァンガードサークルに登場した時にデッキトップ２枚から１枚をソウルに置き、１枚をデッキボトムに置く自動能力。

　あまり自由度はないとはいえソウルに置くカードを選べるので、単純にソウルからスペリオルコールしたいカード、このカードがソウルに要求する奇術能力を持つカードを確保する補助手段になる。

　３つ目の能力は、Ｇユニットが超越した時にソウルブラスト(1)で、ソウルから奇術能力を持つカード１枚をスペリオルコールし、そのターンの終了時にそのユニットをソウルに置く自動能力。

　効果に対応するカードは奇術能力を持つカードに限定されるが時限誘発付きのスペリオルコールによるリアガード１枚の確保をソウルブラスト(1)で行うことができる。

　コストは軽く、比較的効率の良いスペリオルコールを行える。
　奇術能力を持つカードしかスペリオルコールできないものの、《キューティ・パラトルーパー》や《フライング・ペリュトン》等をスペリオルコールすれば、間接的に奇術能力を持たないカードのスペリオルコールにも繋げられる。

　ソウルの質や量が十分に整った段階では安定した働きが期待できるが、自身のリアガードがソウルが置かれた時の能力等でもソウルを消費する場合があるため、ソウルの質や量が不十分だと利用が難しくなる。
　そのため、山札の消費にも注意する必要はあるが、《絵札の奇術師 ラッピン》や《短剣の奇術師 エティ》等のソウルチャージ手段で上手く調整しておきたい。

　《仮面の奇術師 ハリー》と比較するとスペリオルコールできるカードに制限があり、パワーの増加やソウルチャージが無いので、やや見劣りする部分もあるが、終盤で残りが少なくなった山札の消費を抑えられる点や他のコストでカウンターブラストを使う能力との併用しやすいといった利点もあるので一長一短といったところである。

• アニメ「カードファイト!! ヴァンガードＧ ＮＥＸＴ」では第21話（VS東海林カズマ）にて弓月ルーナが使用。
  ６ターン目で《絵札の奇術師 ラッピン》にライドし、２つ目の能力の効果で、《キューティ・パラトルーパー》をソウルに置いた。その後、《冷徹の神竜使い ジャネット》が超越した時にはソウルから《ラブリー・コンパニオン》を左列の前列にスペリオルコールした。
  ８ターン目では《異界の大奇術 フェアフィールド》が超越した時に、ソウルから《キューティ・パラトルーパー》を左列の後列にスペリオルコールし、ターンの終了時にソウルに置いた。

関連カード [編集]

• 「ハリー」
• ジェネレーションブレイク
• 奇術
• ストライドスキル

ユニット設定 [編集]

魔道サーカス“ペイルムーン”の団員にして、早熟の天才と謳われる優秀な奇術師。少し前までは誰に対しても傍若無人に接し、サーカス団員であるにも関わらず、客に横柄な態度を取るような問題児だった。しかし、とある幼竜との出会いをきっかけに成長の兆しを見せ、「自分の技を見せつけるのではなく、人を楽しませるために出し物をする」という想いを持つようになったという。心境の変化が視野を広げたのか、昨今は奇術以外のさまざまな出し物に手を出しており、幻術や魔術、果ては暗殺術の研究にも余念が無い。今は大がかりな幻術を使ったイリュージョンの考案に力を入れているらしく、すでに並の幻術師では見破れないほどの領域に達しているとのこと。とはいえ、根っこの部分は今も「俺様至上主義」。他の団員に子供扱いされて、暴走することも珍しくはない。

FAQ [編集]

• Q2143 （2017-03-02）
  Q. ターン終了時に発動する能力を持つユニットから超越し、そのターンの終わりに超越したＧユニットがＧゾーンに戻った後にも、ターン終了時に発動する能力は発動しますか？
  A. はい、発動します。
• Q2152 （2017-03-02）
  Q. 奇術でコールされたユニットがターンの終了時にドロップゾーン等に移動していた場合はどうなりますか？
  A. ソウルには移動せず、そのままとなります。コールされたカードがフィールド以外の場所に移動した場合、それは別のカードとして扱われます。
• Q4011 （2018-10-05）
  Q. “あなたのリアガードがソウルに置かれた時”の能力は、相手ターン中に「愛満ちる幻道化 マーヤ」等の効果でコールされたユニットがソウルに置かれた場合でも発動しますか？
  A. はい、発動します。「仮面の幻術師 ハリー」のGB2の自動能力には、ターンの指定はありません。相手ターン中でも、“あなたのリアガードがソウルに置かれた時”であれば、能力は発動します。

収録情報 [編集]