《クロノジェット・ドラゴン》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《クロノジェット・ドラゴン/Chronojet Dragon》 [編集]

　覚醒の時空竜で収録されたグレード３のギアクロニクル。

　１つ目の能力は、ヴァンガードにアタックした時にパワー＋5000を得て、相手はグレード１以上のカードを手札からコールできなくなるジェネレーションブレイク(2)の自動能力。

　《蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム》の自動能力と同じ能力をコスト消費なしで使えるのは強力であるが、ジェネレーションブレイク(2)の制限があるのでこれを利用できるタイミングやや遅い。

　積極的に利用するのであれば単にＧユニットを超越するだけでなく、Ｇガーディアンを利用してＧユニットをコールする他、《時空獣 メタリカ・フェニックス》や《時空竜 ワープドライブ・ドラゴン》等の能力のコストや効果を利用してＧゾーンの表のカードの枚数を稼ぎ、８～９ターン目辺りから利用可能な状態にしたいところ。

　ただ、相手の守護者の使用を封じるだけなら、別途コストが必要となるとはいえ《烈火進撃の時空巨神》を超越して相手のグレード１のリアガードをデッキボトム送りにしてグレード１のカードのコールを封じるだけでも十分に行える。
　基本的には何らかの理由でＧユニットを超越しなかった場合や《クロノドラゴン・ネクステージ》の能力とのコンボを狙う場合に利用するものと割り切りたい。

　２つ目の能力は、Ｇユニットが超越した時にカウンターブラスト(1)で、相手のリアガード１枚をデッキボトムに置く自動能力。

　デッキボトムに置かせるという形は、退却と比べてシークメイトのコスト等に利用されないという利点がある反面、山札からのスペリオルコールなどで再利用される可能性を残す欠点がある。
　逆に、相手のデッキがドロップゾーンを利用する手段があり、尚且つ山札からカードを探すことに長けていなければ、ほぼ利点のみを享受できることになる。

• ストライドデッキセット クロノジェットの発売に伴う、スタンダード（国家ファイト）での超越に関するルールへの配慮か、スタンダードにおいては「ダークステイツを選んだファイターは、《クロノジェット・ドラゴン》を使用することができ、それらは《クロノジェット・ドラゴン》（Dシリーズ）‎と同様の能力を持つカードとして扱います。」という特例が存在する。
  これにより、ライドデッキに《クロノ・ドラン》（Dシリーズ）と《メーザーギア・ドラゴン》（Dシリーズ）を含んでいる場合なら、Ｇデッキを用意することができる。
  • ただし、スタンダードデッキに入れられるだけで本来の構築条件である、「表側の左下に[D]アイコンが入っているカードを使うことができる」を完全に無視できるわけではないので留意しておきたい。

• アニメ「カードファイト!! ヴァンガードＧ」では新導クロノが使用するカード。
  オープニングやエンディング映像など様々な点で存在が強調されており、クロノの象徴的なカードと言える。

• １つ目の能力が初めて描写されたのは第44話（VS明日川タイヨウ〈３戦目〉）。
  １０ターン目に《クロノドラゴン・ネクステージ》の能力でスタンドして《旭光の騎士 グルグウィント》にアタックし、グレード１以上のカードの手札からのコールを封じてフィニッシャーとなった。
  • 同時に得るパワー＋5000については特に言及されなかったが、そちらは第45-46話（VS神崎ユウイチロウ〈２戦目〉）にて描写された。

• ２つ目の能力が初めて描写されたのは第28話（VS馬場タケル〈２戦目〉）。
  ６ターン目で《時空竜 エポックメイカー・ドラゴン》が、１０ターン目で《時空竜 フェイトライダー・ドラゴン》が超越したことでそれぞれ能力を使用し、どちらも《不滅の抹消者 シューブ》をデッキボトム送りにしている。

• カード名が彼の名前を冠していることについては作中でも言及されており、多度ツネトらトリニティ・ドラゴンにその点でからかわれたりしていた。
• 第46話(VS神崎ユウイチロウ)ではフィニッシャーを飾りエピソードを締めくくる大役を担ったが、決着直後にギアースの暴走に引きずられ実体化、アタックの勢いで神崎を殴り飛ばしている。これは神崎が過去に明神リューズの実験で目撃した「実体としてのユニットの召喚」と同じ現象であり、続く2エピソード、そして「G Z」の伏線となっている。

• 「ギアースクライシス編」、「ストライドゲート編」でも引き続き使用している。
  • 第35話で《クロノ・ドラン》が明神リューズに奪われた後、《クロノドラゴン・ネクステージ》と共にカードが白くなり、ファイトに使えなくなってしまう。
    伊吹コウジは「十二支刻獣がリューズの手に渡ったことによる影響だろう」と推測しており、事実《クロノ・ドラン》が再びクロノの手に戻ったことによって、カードは元に戻っている。

• ライド時の台詞は「導くぜ未来、切り開け世界！ ライド！ 《クロノジェット・ドラゴン》！」
  第3話（VS伊吹コウジ）のみ「魂を震わせる、新世界へ導け！ ライド！ 《クロノジェット・ドラゴン》！」

• アタック名は「疾風魂撃」。
  《クロノドラゴン・ネクステージ》の能力でスタンドした際のアタック名は「疾風魂撃・連衝破」。

• 月刊ブシロードにて特別集中連載された漫画「カードファイト!! ヴァンガードＧ」でもクロノが使用する。

• 漫画「カードファイト!! ヴァンガードＧ　ストライドジェネレーション」でもクロノが使用し、綾戸リクの【ギアクロニクル】にもメインカードとして採用されたことがあった。

関連カード [編集]

• 「クロノジェット」
• 「クロノジェット・ドラゴン」
• ジェネレーションブレイク
• ストライドスキル

• 《スチームファイター バリフ》

• 《蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム》

• 《ドラゴニック・ブレードマスター》

• 《クロノジェット・ドラゴン》（フォース）
• 《クロノジェット・ドラゴン》（Dシリーズ）‎

• 《スモークギア・ドラゴン》（Dシリーズ）
• 《メーザーギア・ドラゴン》（Dシリーズ）
• 《クロノ・ドラン》（Dシリーズ）

ユニット設定 [編集]

「アルトマイル」が遺跡の中で出会った未知の存在。門のような装置を任意の空間に造り出し、仲間と見られる戦士達を召喚する他、「超越」を自在に引き起こす事ができるという。見た事も無い武装や、謎の力を行使する事から、少なくともこの世界の住人では無い事が予想されるが……。

時間と空間を操る未知の存在、“ギアクロニクル”の一員。クレイの時空間を修復する為に派遣された部隊のリーダーを務める。直属の部下達と共に、様々な世界の時空間を修復してきた立役者であり、今なお活動を続ける数少ない高位存在。部下の失態が発端となった此度の事件を重く受け止めており、自身の手で事態を収め、クレイの時空をあるべき姿に戻す事を誓っている。クレイの時空に負荷を与えないように力を抑えた結果、今の姿になったらしいが、「超越」の制御、ゲートの生成など、この状態でも人智を超えた力を行使している為、その真の力は計り知れない。

• 小説「クレイ群雄譚」では、過去のビジョンとして、聖竜紀に眠りについた《ハーモニクス・メサイア》を根絶者の残党から守るべく十二支刻獣を率いて抗戦している様子が描かれている。
  根絶者の猛攻を逃れるべく過去と未来を駆け巡って逃走を続け、元の時代に帰還したところで追い詰められ窮地に陥ったものの、天輪聖紀から《魔宝竜 ドラジュエルド》が同志を通じて送った運命力の塊がメサイアに届き、《ネオンメサイア》の覚醒に至ったことで根絶者を駆逐、勝利を収めた。
  • なお、天輪聖紀ではその名前自体が力を持つ言葉となっており、軽々に呼ぶことを憚られている。

FAQ [編集]

• Q3791（2018-10-05）
  Q. このユニットがデリートされている時、超越しました。「あなたのターン中、あなたのGユニットが【超越】した時」の能力は使えますか？
  A. いいえ、効果は発動しません。デリートされているカードがハーツとなる場合はGユニットは場に出てから表向きになるので、超越された時の能力は発動しません。

収録情報 [編集]