永久循環(えいきゅうじゅんかん)/Loop [編集]

 なんらかの処理を行う際に、ある行動を永久に実行し続けることができる、あるいは永久に実行せざるを得なくなること。

 永久循環の開始時点から元に戻るまでの一連の行動を「循環行動」と呼ばれ、以下のような処理を行う。

  • その行動の中で、いずれのファイターにもその永久循環を止める方法がない場合、ゲームは引き分けで終了する。
  • その行動の中に、いずれかのファイターにのみ永久循環を停止する選択肢が与えられている場合、この循環行動を何回繰り返すかを決定し、その回数だけ循環行動を実行し、そのファイターがその循環行動を止めることのできるいずれかの選択を行った状態で循環行動を停止する。その後、この永久循環が開始された状態とまったく同一の状態(すべての領域カードが同一)である状況下では、自動能力などにより強制される場合を除き、この循環行動を再び選択することはできない。
  • その行動の中に、複数のファイターに永久循環を停止する選択肢が与えられている場合、まずターンファイターがこの循環行動を何回繰り返すかを決定し、その後非ターンファイターがこの循環行動を何回繰り返すかを決定する。その後、両者の回数のうち、より小さい方の回数だけ循環行動を実行し、そのファイターがその循環行動を停止することのできるいずれかの選択を行った状態で循環行動を停止する。その後、この永久循環が開始された状態とまったく同一の状態(すべての領域カードが同一)である状況下では、自動能力などにより強制される場合を除き、より大きい方の回数を選んだファイターはこの循環行動を再び選択することはできない。

 循環行動及び、それによって発生する処理は、一つ一つの行動を行うのではなく、すべてを行ったことによる処理を一度に適用し、各々の手順を省略する。
 ただし、手順の省略を行った場合でも省略された行動は行われているものとして扱われる。

 永久循環の認定、運用には大きな裁量の範囲が存在しており、総合ルール上では、各ファイターの同意、もしくはジャッジの判断で認定されるとされている。

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